SILENT SIREN インタビュー - 激的アルバイトーーク!
日本最大級のアルバイト求人情報サイト「バイトル」とSkream!による「激的アルバイトーーク!」の第7弾は、SILENT SIRENが登場。キャッチー且つ疾走感溢れるサウンドで全国各地を沸かせるロング・ツアー、「5th ANNIVERSARY SILENT SIREN LIVE TOUR 2017 『新世界』」の真っ最中であるサイサイ。キュートなルックスとキャラクターで、それぞれが読者モデル出身ということは知られているが、その他にどんなアルバイト経験があるのか、4人に訊いた。また今回は、普段経験できないような非日常的なアルバイトが体験できる企画「ドリームバイト」で選ばれた大学4年生の「サイファミ」ことSILENT SIRENファン、加藤沙織さんも取材メンバーとして参加し、女子トークが炸裂したインタビューとなった。
Profile
すぅ(Vo/Gt) ゆかるん(Key) あいにゃん(Ba) ひなんちゅ(Dr)
目標に向かって頑張ってる人が多かったカフェでのアルバイトは、刺激になった(ひなんちゅ)
-この企画ではみなさんのアルバイトのお話をうかがっているのですが、それぞれ最初にしたアルバイトは、いつごろ、どんな仕事でしたか。
ゆかるん私は、高校生のときでスポーツ用品店でした。友達が働いていて、誘われて始めたんです。シーズン・スポーツのスノボとか、サッカー、バスケ、バドミントンとか、いろんなスポーツ用品を扱っていました。洋服をきれいに早くたためるようになりました。それくらいかもしれないな、できるようになったのは(笑)。
すぅ私は高1のときで、ファミリー・レストランが最初ですね。家から近かったのと、当時そこのメニューにバナナのパイがあって、それが好きでよく学校帰りに食べていたので、じゃあ、好きな食べ物があるところにしようと思って。飲食店だから大変だったんですけど、初めて自分で稼いだお給料が入ったときは大人になった気分になりましたね。
ひなんちゅ私は天下一品でバイトを始めました。高校のときにインドネシアからひとりで帰国して、ひとり暮らしをしながら高校に通っていたんですけど、高校がお弁当の学校で。毎日コンビニでお弁当を買ったりして、お金がなかったんです。天下一品は時給がよかったし、当時、日本に帰ってきたばかりで、センター街でバイトするってかっこいいなと思って(笑)。
-センター街のお店というので忙しそうですし、特にラーメン屋さんってきつかったりしないんですか。
ひなんちゅ比べるものがなかったので、そういうものだと思っていたんです。週に3、4日やってましたね。3年間やっていたんですけど、厨房もやったしホールもやったし、発注もやったり。外国人の店員の方も多かったので、若いわりに頼りにされていましたね(笑)。社会勉強させてもらいました。
あいにゃん私はいろいろバイトしすぎて、「最初はなんだったかな」と思い出していたんですけど。高校に入ってすぐに、自分の好きなメニューがあるカフェでバイトしてました。
-好きなものっていうのが、バイト先を決める理由だったりもしますね。
あいにゃんお寿司が好きでお寿司屋さんでバイトをしたり、お好み焼きが好きでお好み焼き屋さんでバイトをしたり、服が好きでアパレルをやったりとか、全部が「好き」という理由で始めましたね。
-では、一番長くやったアルバイトはなんでしたか。
ゆかるん私はそのスポーツ用品店です。1年ちょっとでしたけどね。あとは何をやったっけな? ティッシュ配りもやったことがあるし、居酒屋も1ヶ月くらいやったことがありました。居酒屋は大変でしたね。たくさんの飲み物をお盆に載せて運ぶのが、本当にイヤで。1回、ぶちまけちゃったりもしました(笑)。あとは、ブライダルのバイトもしていましたね。結婚式のときに食事を運んだり、並んで拍手したりするのをやってました。
-式場でのアルバイトはとても厳しいと聞きます。
ゆかるん服装や爪とか身だしなみはもちろん、あとはお皿を運んだり、シャンパンを注いだりもするんですけど、そういう講習も受けました。「絶対にお皿は落とさないでね」って言われるんですよ。食器を割ったりすると「縁起が悪い」、「不吉だ」って、なかには式の代金を払わないというお客様もいるらしくて。そのプレッシャーがすごすぎました。結婚式を見れる幸せな仕事だったんですけど、「絶対、割っちゃいけない……」っていう。
-すぅさんは一番長かったアルバイトはなんですか。
すぅ私は長かったのは電器屋さんで2年くらいですかね。
-電器屋さんの店員って、お客さんにいろいろ聞かれることが多くないですか。
すぅめっちゃ聞かれます。聞かれるんですけど、電器屋さんにはジャンルごとに詳しい担当がいるので、「担当者に代わりますね」ってご案内したりするんです。なので、私が答えることは電球の種類とか、簡単なことばかりでしたね。店内掃除では、品物を1回全部外に出して配置を変えるんですけど、機械なので丁寧に扱うのはもちろん、重いので、それをみんなで一生懸命運ぶのは大変でした。でも、みんないい人ばかりで。辞めてからも、お店に行くと「久しぶり」って声を掛けてくれましたね。
-ひなんちゅさんはどんなアルバイトを長くやりましたか。
ひなんちゅその天下一品ですね。焼き鳥屋さんも掛け持ちでやっていたんですけど。そのあと、原宿にある読者モデルが働くおしゃれなカフェでバイトを始めました。
-ラーメン屋さんとはまた全然違った雰囲気では。
ひなんちゅちょうど高校を卒業するタイミングで、「おしゃれにならなきゃな」って入ったんです。高校の3年間はお金を稼ぐために、みたいなところがあったし、賄いがあったのでありがたいな、と思いながらバイトしていました。カフェでは全然やることが違うし、それまでおしゃれしてメイクしてバイトをするっていう感覚がなかったので驚きましたね。読者モデルの人がたくさん働いていたので、雑誌で見たことある人がいたりとか、刺激があって。すごく楽しかったですね。あいにゃんも同じバイトだったんですけど、本当にいろんな人が働いていたんですよ、読者モデルやサロンモデルとか。
あいにゃん役者さんとかもいたね。
ひなんちゅ今活躍してるような人も、ちょっと在籍していたりとか。キラキラしている人が多かったんです。目標に向かって頑張ってる人が多かった。だから、舞台とかには興味がなかったけど、「舞台に来て」って言われて、「じゃあ行ってみよう」ってなったり。「アパレルやってるから来て」とか、「美容院に来て」とか、いろいろ繋がりが増えました。
-カフェでのアルバイトはどんなきっかけがあったんですか。
ひなんちゅ高校の同級生に流行に敏感な子がいて、「原宿に読モが働くおしゃれなカフェがオープンしたらしいから行こうよ」って誘われて、行ったんです。それがオープンした次の日くらいで、そのときに店長さんに「うちでバイトしない?」って声を掛けられて。当時はみんな読者モデルだったんですけど、私だけ読者モデルではなかったんですよ。だから、変な気持ちでしたね。でもそれがきっかけで、雑誌に出たりとか。変わりましたね。
-あいにゃんさんは一番長かったアルバイトはなんですか。
あいにゃん今言っていたカフェと、原宿のメンズのアパレルでショップ店員も並行してやっていました。カフェは、大学に入って読者モデルのお仕事をさせてもらっていたときに出演したイベントでそこのオーナーさんと知り合って、「バイトを探してる」って言ったら、「じゃあカフェで働く?」って紹介してもらったんです。接客業なのでいろいろ学ぶことも多かったですね。他のカフェよりもお客さんと長話することもあったし、オープンしたてのころは行列にもなってたよね。
ひなんちゅうんうん。
あいにゃん混んでいたので、かなりテンパりながらバイトしてました。オーダーを受けて、キッチンに戻るまでに声を掛けられると、全部忘れちゃうんですよ(笑)。毎回怒られて。ちゃんとメモを取ろうとか、勉強になりました。
すぅ大事だね(笑)。
あいにゃんアパレルの方も、私は大学がデザイン系だったので参考になることが多かったですね。少人数の会社だったので、いろんなことができたんです。発送の仕事から、Tシャツのデザインもやりたいと言ったらやらせてくれたりと、チャンスも与えてもらったので。好きな方向に少しでも繋がるバイトをしていてよかったなと思いますね。学校の友達よりもバイトでの友達の方が今でも繋がっていたりするし。貴重な経験だったなと思います。
-同じカフェで出会って、ひなんちゅさんとあいにゃんさんで、どうやってバンドをやろうという話になったんですか?
ひなんちゅ実は、あいにゃんとシフトが被ったことはほとんどなかったんです。お店のハロウィン・パーティーでみんな仮装して営業したことがあったんですけど、そのときにあいにゃんがいて、私から話し掛けて連絡先を交換したんです。スタッフが出勤するときに書くスタッフ・ブログがあるんですけど、そこであいにゃんのブログのリンクがあって、ベースをやっているのを知って。そのあと、すぅとバンドをやろうっていう話になったときに、「バイト先の山内さん(あいにゃん)がベースやっているから誘おう」って、知らないふりをして誘ったんです(笑)。
あいにゃん「もしかして、ベースできますか?」みたいな感じで来たんです(笑)。「なんでわかったの、すごい! できるよ。やるやる」って。
ひなんちゅ「なんかできるような気がしたんですよねー」とか言って。それで運命感じたらしく(笑)。そのときはゆかるんはまだメンバーじゃなかったんですけど、最初のバンドの打ち合わせはそこのカフェでやって。
あいにゃん初めてすぅに会ったのがそのカフェだ。
すぅオムライス食べました。
ひなんちゅ思い出の場所ですね。
-バンドを始めてからは、みなさんどんなアルバイトをしていたんですか。
ひなんちゅたぶんみんなそのころは、読者モデルだったかな。あいにゃんはアパレルやってたよね。
すぅ読者モデルがバイト感覚でしたね。
ひなんちゅバイトルだとあまり関係なくなっちゃいますね(笑)。
たとえ学生でもバイトや仕事を始めたら、守らなきゃいけないルールがある。ひと足早く、社会に出る感じはありますね(ゆかるん)
-では、それぞれアルバイトを通して学んだことや身についたことはありますか。
ゆかるん学校だと同年代の子としか関わらないけど、バイト先や職場には年上の人もいるし、大人の人がたくさんいる場所なので、ひと足早く社会に出た感じはありますよね。大学に入ってからは、読者モデルがバイトだったんですけど、撮影のスケジュールも自分で管理するので、さらに社会に出たような感じはありました。絶対に時間に遅れてはいけないのは当たり前のことだけど、自分が遅れたら、撮影が押しちゃったりしますし。他のバイトとも一緒で。たとえ学生でもバイトや仕事を始めたら、守らなきゃいけないルールがあるし。「ちょっと遅れちゃいました」、じゃ済まないですよね、仕事って。そういうことを学んだ気がします。
すぅお金の大事さもそうですし、やっぱりコミュニケーションかな。私は人と接するのが苦手というか、初めての人だとどうしても距離を置いてしまうので。バイトでは友達が一緒に働いていたからよかったんですけど、最初は先輩やお客さんと話すのも緊張しましたね。でも、笑顔で対応したら、笑顔で返ってきたりして。こっちから心を開いていかないとダメなんだなって。お仕事だけども、人として人と関わることは勉強になりました。
ひなんちゅ読者モデルをしていたときは、事務所にも入っていなかったから、自分でいろんな人と仲良くなって、そこから仕事をもらったりすることもありましたね。人付き合いが仕事に繋がるものなんだなって思ったり。あとは、平面じゃないというか。思わぬところで思わぬ人が動いていたりするんです。例えば、私はCUTiEという雑誌で読者モデルをしていたんですけど、広告会社からタイアップの仕事が来て、編集の人以外にも、いろんな人が携わるんですよね。クライアントさんや店舗の店長さんとか、いろんな人が携わってページができて。いろんなスタッフさんが頑張っているから、私も適当にやってはいけないなというのは、思いました。かわいければできるとか、そういう仕事でもないなと思うんです。
あいにゃんアルバイトって、就職する一歩手前じゃないですか。すぐに辞める人もいるし、社会人より責任がないのかなとも思われるんですけど、そのなかで、人付き合いが大事だなと思うことは多かったですね。こうしてバンド・メンバーと出会ったりとか、自分の将来に発展する何かを得るというか。ファッションに興味があると言っても、ショップ店員だったり、デザインする人だったり、いろんな職種があるので。そういうのを、バイトするうえでいろいろ経験して自分にはこれが合うかなとか、そういうこともできたし。勉強になることは多かったですね。
-新作のお話もお訊きしたいのですが、10月にはニュー・シングル『ジャストミート』がリリースされます。こちらはどんな曲になっていますか。
すぅスピーディで、サイサイっぽい曲調でノリやすい曲になってます。リフとかがかっこいいんですよ。各々がやってることが結構難しくて。テンポが速いぶんフレーズを詰め込むのが大変ですけど、なんとなく歌えるフレーズだったり、リフやフィルがある印象的な曲になったんじゃないかな。野球のワードに絡めて、女の子の恋心を歌った曲で、サイサイっぽいラヴ・ソング、応援ソングになりました。
-「5th ANNIVERSARY SILENT SIREN LIVE TOUR 2017 『新世界』」も、前半が終わって、9月18日から後半がスタートしますね。後半はホール公演が中心ですが、どうなりそうですか。
すぅ前半はホールもありつつ、ライヴハウスがメインだったんですけど。毎回メンバーと話し合って、今までのツアーよりもセットリストも少しずつ変えていったんです。今日のお客さんはこうだったから、次の地域はこんな感じかなとか、その土地ごとにいろいろと挑戦をしましたね。後半も軸としては一緒ですが、ホールなのでいろんな表現ができると思いますし、視覚的にも楽しめるライヴにしたいと思います。
-武道館公演での2デイズ(※2017年11月13日、14日に開催)は、それぞれ「軌跡」と「奇跡」というタイトルが付いているのが気になります。
すぅ1日目が集大成的というか、バンドを結成しての7年間、デビューしてからの5年間で作り上げてきたものという感じで。2日目は、どちらかというとこれからのサイサイという感じで、最新のものをやっていきたいと考えてます。
-新しいヴィジョンに向かって走り出しているところでもあるんですね。それではここからドリームバイトの加藤さんがインタビュアーとなりますので、よろしくお願いします。
加藤よくSILENT SIRENのライヴを観に行くのですが、みなさんはライヴ前に緊張することはありますか。
すぅそのライヴによりますね。かしこまったライヴというか、例えばテーマがあるイベントでのライヴだと、そのテーマに触れた方がいいし、緊張したりもします。あとは新曲をやるときとか、関係者がたくさんいるときとか(笑)。でも、基本的にみんなそんなに緊張しないかな。直前まで全然違う話をしてるしね。
あいにゃんもうすぐ本番だね、緊張するねっていう会話はほとんどないかな。
すぅいいテンションを保ってる感じがあるかも。
加藤もし緊張してしまったときに、和らげる方法はありますか。
すぅその緊張もきっといい緊張なのかな。緊張をほぐすには……私はエナジー・ドリンクを飲む!
あいにゃん私は直前にコーヒーを飲むって決めてるから、場所によってなかったりするとめっちゃテンパっちゃうんですけど(笑)。あとは円陣かな。舞台袖で、出る直前に「GO! サイレンGO!」って掛け声でスイッチが入って。それが、いい緊張感になるんです。
加藤ありがとうございます。みなさんはもともとかわいいのに、「どんどんかわいくなっていくなぁ」と思うんですけど、日ごろ気をつけていることや美容法はありますか?
ゆかるん夏は日焼け止めを塗るとかかな。基本的なことになってしまうんですけどね(笑)。でも、健康には気を遣っていますね。バンドだから、ひとりでも風邪をひいてしまったらライヴができなくなるし、ツアーは長期間になるので。みんなで健康には気をつけようと意識はしてますね。身体にいいものを食べたりとか、初歩的なことだけど手洗い、うがいをちゃんとするとか。そういうことはしてますね。
すぅ美容というより、健康法だね。
ゆかるんあとは、新しいものを試してみるのも大事だと思う。女の子って新しい化粧品を買ったりすると、それだけでもテンションが上がるから。シーズンごとに、新しいリップやアイシャドウが出たら試してみたりとか。ライヴでも自分たちでヘアメイクをすることが多いので、自分なりにメイクを変えてみようとか、ヘアアレンジを変えてみようとかはしてますね。
すぅ私は乾燥肌なので、超しっとりの保湿を使っても乾燥しちゃうんです。だから、クリームとかで蓋をして、蓋をしてっていう感じで。週に2回ナイトパックもするんですけど、テッカテカの状態で寝るみたいな(笑)。それはヘアメイクさんに教えてもらいました。ヘアメイクさんに聞くことは多いですね。「肌荒れしたり、乾燥したりするんです」って言うと、いろいろ教えてくれるので。そういう身近な人の口コミが多いかな。あとは、最近はお水をよく飲むように頑張っていて。程よく運動をして、むくまないようにしてます。
ひなんちゅ私も、プライベートで仲がいい人は美容関係で働いている人が多いので、マニアックな情報が多いんです。例えば歯磨き粉とかでも、「舌下吸収」と言って、舌から身体の中に吸収されて肌の調子が悪くなるとか。頭皮吸収でシャンプーの悪い成分やカラー剤が身体の中に蓄積されてしまうとか。そういうところまで気をつけ始めると、水にも気をつけるようになって。今はシリカ水とか酵素とか、身体にいいものを摂ってますね。ゆかるんも言っていたけど、健康と美容は一緒だから、そういう専門的な知識を身につけると変わるかなって。自分で考えて勉強をして、実践してみるのがいいんですよ。
あいにゃんこういうメンバーがいるので(笑)、私はそこから情報を得てますね。結構、メンバー同士で共有しているんですよ。「これは好きそうだよ」とか、「すぅが使ってるやつが気になるから買ってみた」とか、自分のお気に入りのグロスをメンバーにあげたりとか。そういう情報を共有して、試しています。各々合う合わないがあるから、それは自分で判断して、楽しみながらやってます。あと私は、パックを爆買いするくらいかな(笑)。他には美顔器を買ったり、腹筋に効くEMS腹筋ベルトを買ったりとか。お酒はやめられないから、これでどうにかっていう(笑)。楽しみながら、無理せずやってます。
加藤イベントなどに行ったときも、いつもみなさんいい香りがするんですが(笑)。香りも気を遣っていますか。
ひなんちゅみんなと会う前に香水を振ってるからね。いつもいい匂いがするわけじゃないですよ(笑)。
すぅ香水とかボディ・スプレーですよ。あとは、柔軟剤とかも好きだから。身の回りはいい香りにしておきたいですよね。
ゆかるん私は気分でいろいろ変えて使ってます。嬉しいですよね、いい香りがすると。
加藤この間ロッキン(「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」)に行って、SILENT SIRENのライヴを観たんですが、すごくたくさんの人がいて、観ている方も盛り上がりを感じました。あいにゃんもブログに「クラクラした」って書いていましたが、ステージ側から見た景色は、普段のライヴとは違うものでしたか。
あいにゃんブログも見てくれたんだ、ありがとう。
すぅ今年は例年よりも涼しかったんだけど、それにしても酸素が薄かった(笑)。テンションが上がりすぎちゃって。フェス自体が、みんなすごく好きなんですよね。今ではこうして出させていただいているけど、バンドを始めたてのときはみんなで必死にチケットを取って、「いつかあのステージに立とうぜ」って言っていたんです。今そのステージに立たせてもらっているから、ありがたみもあるし、超嬉しいんです。でも、フェスでサイサイを知って、楽しかったからワンマンに行きたいなって思ってもらえなきゃ意味がないので。そういう気持ちで、楽しみながら戦ってます。でもやっぱり、人が多いとテンションが上がりますね。フェスってノリがいいから。
ひなんちゅそう、ノリがいい。サイサイのワンマンではみんなサイサイだけを観に来ているけど、フェスは色々なバンドや音楽を聴きに来ているから、それが違うかもしれない。サイサイのことを知らない人も、「なんか楽しいかも」って素直にタオルを回してくれる感じが一番嬉しい。
あいにゃんお客さんの出入りもステージからよく見えるんですよ。会場に入ってくる様子も見えるから、テンションが上がるしね。タオルを回す場面も、いつもはサイサイカラーのピンクだけど、ロッキンではいろんなバンドの、いろんな色のタオルが一斉に回るから。そこは頭が吹っ飛ぶくらい、楽しかった。
すぅ「こういう曲を聴きたい」とかがあれば、参考にしたいんだけど。サイサイの曲で何が好き?
加藤最近また、インディーズのころの曲をよく聴いているんです。「初恋記念日」(2012年リリースのミニ・アルバム『ラブシル』収録曲)とか「escape」(『ラブシル』収録曲)とか。
すぅ意外にいい曲があるんだよね、インディーズ時代も。
ゆかるんやってないね、全然。
-武道館の2デイズでは、集大成ということでインディーズ時代の曲も?
ひなんちゅ「軌跡」ですからね。そのころの思い出ってやっぱり一番強いですよ。
加藤「サイサイフェス」も武道館も2デイズ行くので、楽しみにしています。
すぅ嬉しい! 模範的サイファミ(笑)。
ひなんちゅじゃあインディーズ時代の曲もやりましょう!
インタビュアー:吉羽 さおり Photo by 結城 さやか
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