千葉県木更津市のジモバイに迫る!│バイトル

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【ジモバイ!Happy Life】Case3:千葉県木更津市

ジモバイ!Happy Life case3 千葉県木更津市

ジモバイ(地元バイト)の素晴らしさを伝えるべく、毎回一つの街をフィーチャーし、そこで働く地元出身者たちのHAPPYな生活ぶりを紹介する新企画。今回は、千葉県木更津市在住、県内の大学に通っている2人の大学生にご登場願いました。この2名、バイトの内容は主に建設や解体の補助で、仕事があるときにだけ色々な現場で働くのだとか。

東京の隣にありながら、独自の地元文化を擁する千葉・木更津。家も学校も仲間も地元という彼らの日常や仕事内容を追ってみました!

木更津市イラストマップ

千葉県木更津市。都心から離れた郊外に付きものの、大型ショッピングセンターやアウトレットがあり、さらに海も近いという地元民には過ごしやすい街でもあります。今回の主役は、渡邊悟さん(20歳・左)と大田昇さん(20歳・右)。木更津生まれ、木更津育ちの2人は、現在両名とも実家暮らしをしながら、大学とバイトの生活を両立させています。高校で知り合ったという2人はそのまま志望大学も偶然一緒で、同じ大学に通っています。

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バイト先は地元のクラスメイトの実家。解体業を営む“友達のオヤジさん”に連れられて、千葉県内の現場を中心にさまざまな場所へ赴くそうです。ただ、地元を離れてあちらこちらの現場に行く割には、バイトも、友達も、住み処も、すべてが木更津をベースにしており“木更津バリヤー”から逃れられないとうれしそうに話す彼ら。その“地元が好きすぎる!”木更津ライフをじっくり聞いてきました!

――ではまず、このバイトをすることになった経緯を教えてください。

大田「元々、働いてお金を稼ぐことには興味がなくて…あ、すみません(笑)、友達の家でゲームをしたりマンガを読んだりしてだらだら過ごしていました。お金を使う必要があまりなかったのです。木更津というとちょっとヤンキーが多そうなイメージかも知れませんが、僕たちはそっち系じゃないのでインドアな遊びが多かったんですよね」

渡邊「ただ、大学生になってからはクルマを手に入れたこともあり、一気に金欠気味になってきました。こうなってくると、バイトしなきゃ…というモードに突入してきます」

そこで2人はバイト探しのために周囲に声を掛けることに。ああ、バイトルを使ってくれればいいのに!

大田「どうもアルバイト情報サイトなんかをみて応募するというのは緊張してしまって。バイト探しも地元の伝手なんですよね…」

大学生になり、クルマを日常の足として使い始めると、小中時代に一緒だった地元の友人たちとの交流が復活したそうです。クルマがあることで行動範囲が広まり、交友関係も広がっていきます。

渡邊「アルバイトを紹介してもらったのも、そんな友人たちから。僕たちは今まで徒歩圏での生活しかなかったんですが、彼らは違ってたんですよ。高校1年生からバイク、3年からはクルマという人たちですからね。大型店舗の駐車場で溜まってるんですよ、みんな。通りがかると「おーう!」って声がかかる」

大田「都心と違って、田舎こそドアツードアの生活が主流なんです。今では歩くことはほとんど無いですね。クルマがないとやっていけない。だから、クルマの維持のためにお金がかかる。それならバイトしなきゃーと」

渡邊「駐車場で話しながら「いいバイトない?」と聞いたら「ウチのオヤジのところでバイトする?」って。どんな仕事なんだ?って聞いたら解体工だっていうんです。ちょっとキツそうだなと思ったんですが、社長が友人のお父さんでしょ? それなら安心できるなあ、と」

バイトの通勤時間はその日の現場によってまちまちだとか。このバイトを始めて今年で3年目になる彼らは、毎週土日や空いてる日に仕事を入れ、夏休みなどの長期休暇のときは、週5でバイトを入れているそう。とはいえ、現場での業務がない日もあるため、バイト勤務がない週もあるそうです。

――仕事を始めてみてどうだった?

大田「正直、肉体的にはシンドイです!。バイトと言えばレジや皿洗いとかだと思っていましたから、ここまでガッツリな“労働”だとは思ってませんでした」

渡邊「ええ、初日は足腰が立たなくなるほど筋肉痛になりまして。僕たち、人見知りな上に、体も貧弱なんですよ! 自分たちがいかにヘタレかを実感しました。世の中キビシーなーと」

――ええっ、そんなんで学業との両立は大丈夫だったの?

渡邊「土日の休日を主にバイトを入れるようにしていますから、まず時間的には両立させられます。もちろん、授業が休みのときなどにもバイトを入れたりしますが、どのみち次の日がつらいですね(笑)。なので、バイトし始めのころは次の日の予定をじっくり考えてからにしていました。最近は慣れましたけどね」

――具体的な仕事の内容はどうなの? かなりハードそうだけど?

大田「主にトラックから機材を搬入する時の職人さんの手伝いですね」

――ほほう、どんな手伝い?

渡邊「大型の機械などは免許が必要だったり、本職の人じゃないとできないことが多い世界なので、足場を作成するのを手伝ったり、足場の上にいる職人さんに道具を渡したりと簡単な作業が多いです。」

――もう3年目だよね? 力仕事も慣れてきた?

大田「元々、あまり力がなかったので、最初は肉体的にはシンドイときもありました。ただ、慣れてくると楽しい仕事ですよ。職人のおじさんたちとも仲良くなったし」

――このバイトのやりがいは?

渡邊「僕は体力があったので楽だろっと思ってたんですが、いざやってみると、次の日は全身が筋肉痛で身体が動きませんでした。それで、自分は全然体力がないんだなってわかったんです。ただ、それから何回も仕事をやっていくにつれて筋肉痛にもならなくなり、筋肉が付いたのが目に見えてわかるようになりました(笑)。ほら、今は結構いい体格でしょ?」

大田「僕も同じですね。ただ、僕は彼ほど体力も力もないので、数日動けなくなりまして(笑)。でも、馴れてきてからは汗をかいて働くのっていいな、と思うようになりましたね。達成感があるんです」

――バイトの現場ってどの辺に行くの?

渡邊「主に千葉県内ですが、時々、神奈川や東京の方に行くこともありますよ」

車に乗り込む2人

――現場まで行くのって大変じゃない!? 遠かったりしたらどうするの?

渡邊「それが意外と大変じゃないんです! ある程度近い場所だったら、僕のクルマで迎えに行って現場まで向かいます。遠方の場合は、社長の家に泊めてもらえるんです! 社長の家といっても友人の実家ですが(笑)」

大田「現場の前日泊まらせてもらった時は3人でゲームしたりして、翌日、会社のトラックに乗って現場に向かいます。朝起きるのが一緒なので遅刻することもないですし、安心して寝起きできます」

――普段仕事がない時は何をしてるの?

渡邊「近くの海で釣りをするか、クルマでどこかに出かけるかですかね」

大田「近所に住む先輩たちや同級生と遊ぶときはドライブが中心ですね。仕事先の職人さんたちが合流することも。職人さんといっても20代中盤の人たちですから先輩たちと年齢はそんなに変わらないんですよ。地元の友人たちは結構やんちゃな人が多いので、夜、クルマで集合してたりします。海沿いの県道とかでブオンブオンやってます。あ、年齢が年齢なんで暴走族とかじゃないですよ! でも、みんなホイールを変えたり、ライトを改造したりしたカスタムを加えてて、結構カッコイイんですよ。働いて、稼いで、クルマに投資する…みたいな」

大田「みんなで『次はどこに行こうか』と決めといて、いつもに深夜に集まって行くんですよ。夜が明けた頃に目的地について、朝日を見て、意味のわからない会話して『じゃあ、帰るか! また来週末集まるべ!』と」

釣りをする2人

――ところで、地元にずっと住んでると良い事ってありますか?

大田「地元が近いってことで友達や先輩などから飲み会などに誘われて行くっていうのが多いです。僕たちのバイト先も友人の実家ですし、親同士が知り合いというのも多いですね。逆に友人たちがウチに集まることもあるし」

渡邊「木更津って行こうとすれば東京にも神奈川にも行きやすいんですよ。だからこそ、対抗心があって外に出て行かない。その分地元での結びつきが強いです。小中学校のクラスメートもみんな地元で就職しているし、地域全体が家族って感じですね。だから安心感があります」

――自分も東京に住みたい、と思ったことはないですか?

渡邊「高校の頃の友人が何人か東京で1人暮らししながら大学に通ってますがそれはそれで楽しそうで良いと思いますよ。新宿とか渋谷とか数回しか行ったことないんであんまりわかんないんですが、きらびやかで楽しそうですよね。こっちは夜になると暗くて楽しい場所がないので、夜遊ぶっていったら海で釣りをするかドライブに行くぐらいしかないんで」

大田「ただ、東京に行った友人の家に2人で泊まりに行ったことはあるんですが、夜の新宿や渋谷で遊ぶっていうのが、すっごい疲れるんですよね。だから、2人で『やっぱり、地元が1番!』ってことになりました(笑)」

――県内の他の地域に住みたいとは思ったことはないの?

渡邊「うーん、考えたことはなかったですね。今住んでる地域は便利だし、特に不満もないですからね。それと、仲間がいないとダメですね。暇でしかたがないと思います(笑)似たような施設や遊ぶ場所があれば良いんじゃなく、仲間がいなくちゃダメだなと思います。なので、住みたくはありませんね」

大田「僕も同じ意見です。高校の頃の奴らとゲームすると熱中して深夜までやってることとかあるんですよ。他の地域に住んだらみんないなくてゲームも生活も楽しくないですし、くだらないバカ話もできないですしね(笑)」

イオンの駐車場で車から降りる

――2人とも地元の人たちが大好きですね! でも、大学に行くと他の地域や他県から来た友達もいると思うんですけど、地元の友達とだけではなく、大学の友人や先輩との繋がりってどうですか?

渡邊「もちろんいますし、遊びますが、大学があるのが船橋なので、早く地元に帰ってきてしまうことが多いです。結果的に木更津で過ごす時間が長くなってますね。船橋には大学があるから行っているだけ、みたいな」

大田「同じ千葉県内ですが、仲間や友人がいないとどうも“外様”な感じがしてしまって。大学の友人たちを木更津に連れてきて遊ぶこともありますよ。海に連れて行って刺身定食食べさせてやったり」

木更津駅ビル

千葉といえば、ここ数年、多くの大型商業施設が完成しており、生活がしやすく、活気付いてきた街という印象がありますが、木更津市周辺もどんどん変わってきているとか。

渡邊「もともと海とちょっとしたスーパーしかなかったんですが、アウトレットができ、大型ショッピングセンターが去年オープンしたりと、どんどん街がにぎやかになってきています」

大田「これを機に駅前も大きくなれば、もっと人が来て他の市より有名になれそうなんだけどね」

木更津駅に向かう2人

――やっぱり、千葉県内の他の市には対抗意識があったりするの?

渡邊「そこまでじゃないですけど、少しはね(笑)」

大田「船橋市とかはゆるキャラの件もあり有名ですよね。大きな商業施設もたくさんあるしね」

――それでは、対抗するために木更津市のオススメスポットや良いところを教えてください

渡邊「最近ではアウトレットや大型ショッピングモール目当てに来る人たちが増えていますが、木更津といえば海産物じゃないですかね。鮮魚とか干ものとか。ちょっと裏道に入って地元の魚屋さんなんかを見て欲しいですね。安く買い物ができます。それと通り沿いにある定食屋さんもおすすめ。新鮮な刺身や、煮付けが安く食べられます」

大田「それと、人気スポットとしては、鳥居崎海浜公園と中の島大橋、その先にある中の島公園ですね。鳥居崎海浜公園は釣りもできるし、夜景もキレイで僕も大好きなところです。中の島大橋は日本で最も高い歩道橋として知られており(全長236m!)、『木更津キャッツアイ』に登場したことで有名な場所です。それと、良い所として、中の島公園は毎年、潮干狩りができます! シーズン中ならオススメです!僕たちも近所の仲間を引き連れて毎年潮干狩りしてます。楽しいんですよね(笑)」

中の島大橋と中の島

恋人の聖地

夕方の神奈川方面の工場地帯

自分の街が大好きな彼らの話を聞いているうちに、そろそろ陽が沈み始めました。明日はバイトとのことで、今日は早く家に帰らなければならないそう。最後にこれからも地元からは離れたくないという彼らに、将来について聞いてみました。

――ところで、この先もずっと、地元を離れない予定?

渡邊・大田「もちろん!」

渡邊「全然離れる気はしないです!ただ、就職とかの件もありますし、どうなるのかはわかりませんが、クルマで通える範囲であればこの地域がいいですね。仲間もいるし、休日は遊べますし」

大田「僕も同じです。ある程度のにぎやかさがあって、うるさくもなく、生活も十分にできる。このままここで暮らしたいですね。僕も将来就職でどうなるかわかりませんが、クルマで移動できる距離ならここに住んでいたいですね」

渡邊「このまま、バイト先に就職しちゃおうかな(笑) そうすればこのまま住んでられるし(笑)」

地元が大好き、将来の仕事のことを考えても、やはり地元で暮らしたいと考えている彼ら。特別な事情がなければ、このまま社会人になってからも地元で生活し続けるのかな、と思った1日でした。それにしても仲良いなあ、渡邊くんと大田くん。ちょっとうらやましいっ!

地元愛あふれるお話をたくさん聞かせてくれた彼ら、本日はありがとうございました。 当企画「ジモバイHAPPY LIFE」では、地元で働く若者を応援します。次回もお楽しみに!

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バイトル BOMS記事担当者
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  • バイトル編集部ディレクター/ライター。1981年大阪生まれ。カメラマン、土方、コピーライター、コラムニストを経てdipに漂着。現在も休み休み修行しています。

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