埼玉県所沢市のジモバイに迫る!│バイトル

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【ジモバイ!Happy Life】Case4:埼玉県所沢市

ジモバイ!Happy Life case4 埼玉県所沢市

『ジモバイ』。
それは地元を愛するがあまりに、住まいだけでなく、バイトですら地元にこだわって探す、こだわりの生き方。
つかみはハードボイルドに決めてみました。どーも!バイトル編集部村田です。

人の数だけ地元がある。地元の店の数だけバイトもある。今回、ダーツの矢が刺さったのは(これはウソ)、埼玉県所沢市。西武ドームもあるし、西武園ゆうえんちもある、言わずと知れた西武グループのおひざ元です。ちなみに『となりのトトロ』の舞台にもなった狭山丘陵(トトロの森)もあるよ。トトロだけじゃなくて、ゆるキャラの「トコろん」だっているよ。気になる人はググってね。

というわけで、西武新宿駅から黄色い電車に乗って一路、所沢へ。レッツゴー!

ジモバイ!Happy Life case3 千葉県木更津市

愛されエリア、「しんとこ」とは何処?

編集部が降り立った駅が「所沢」だと思ったそこのアナタ、甘いわ。これまで数々の『ジモバイ』を取材してきた我々の嗅覚が反応したのは所沢から二駅向こうの「新所沢」。だって愛称は「しんとこ」ですよ。地元愛なくして呼べない名前です。

しかも今日は「しんとこ」を愛するバイト女子たちと会う約束をしてきたんだあ! 改札を出る足取りも、自然と軽くなるというものです。スキップは自重しています。

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西口駅前にはパルコもあるよ。なんか僕の知っているパルコよりおしゃれなたたずまいな気がする。

この大店感が薄いパルコが物語るように、新所沢駅周辺はチェーン店がどどーん、というよりも、オーナーさんが個性を活かして経営している個店が多い印象です。今回、待ち合わせをしている女の子たちがバイトしているのもそんなお店のひとつ。

新所沢駅西口から歩くこと5分。今年で3周年を迎えた『トリトコ』と、系列店で2015年4月にオープンしたばかりの 『30(サンマル)』というお店です。こんにちはー。

廣田山川「こんにちはー!」

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写真は、左側が山川美南さん(19歳)、右側が廣田芽生さん(左:19歳)。

『30』のオープニングスタッフの募集に応募して採用された2人。偶然にも中学校時代からのオトモダチでした! 地元愛がもたらしたキセキの出会い。しかもバイトル見て応募してくれたっていうじゃない!うれしいねえ。くぅっ!

そして僕はというと、のっけからまぶしい笑顔×2にノックアウト。しかし、今日の取材は僕への愛を聞くのではなく、「しんとこ」への愛を聞くのが目的。落ち着け自分。

「しんとこ」の魅力を語りつくせ!

では早速、“関東平野の西側で「しんとこ」愛を叫ぶ”、スタートいたします。よろしくお願いします。

●程よく都会、程よく田舎の安心感

「しんとこ」ってどんな街なんでしょう? ざっくりと教えていただきましょう。

廣田「田舎過ぎず、都会過ぎず。大規模マンションが大量にあるわけでもなく(笑)。しかも都内に出ようと思えばすぐ出られる。住みやすくて安心感がある街です」

山川「遊べるところもけっこうあるんですよ。航空記念公園は桜もきれいだし、ドッグランもあります。スポーツ施設も充実していて人気。学校時代はテニスコートを取るのが大変でした」

二人とも中学生時代はソフトテニス部。部活にまつわる熱い思い出も、この土地にめいっぱい沁みこんでいるんですね。

そして航空記念公園へは我々も行ってきました! なんで「航空記念」なのかというと、ここは日本で初めて飛行場が建設された場所なのです。飛行機マニアのみなさんにとっては聖地ですな! 取材当日はあいにくの曇り空だったんですけど、週末ということもあって公園内は大にぎわい。親子連れだけでなく、模型飛行機を飛ばしている無邪気なオジサマたちも多数。仲間に入りたくなった少年の心を忘れない僕。

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でも、それなりに便利で大きな公園のある街なんていっぱいあるよね。もうちょっと突っ込ませていただきます。
彼女たちの口から次に出てきたキーワードはなんと「お祭り」。わっしょい!

●お囃子を聞けば地元っ子の血が騒ぐ!

聞けば、所沢は町内ごとに夏祭りがあるんだそうです。わっしょい!

廣田「夏には「天王祭」という小さなお祭りがあって、地元の山車も出るし、お囃子もにぎやか。小さいころからこのお祭りに行くのが定番でした」

子ども神輿も大人神輿もあるぜ! 出店もいっぱいだぜ! わっしょい!

廣田「あと、所澤神明社でやる盆踊りにはもちろん参加です」

このあたりを見守ってくださる氏神様ですね。街中とは思えない静謐な境内。緑いっぱいマイナスイオン!

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廣田「それから秋は「ところざわまつり」!」

各町の山車が集まって所沢市民総出で盛り上がるのが「ところざわまつり」。よさこいあり、サンバあり、パレードありで、テンションUPは必至です。いつもは1日だけなのが、4年に1回、2日間になるそうで、その年は「めっちゃ盛り上がる!」とのこと。いぇーい!わっしょい!(しつこい)

廣田「私は「ところざわまつり」のお囃子を小学1年から中学3年までやっていたんですよ!」

廣田さんは、根っからのお祭りっ子とみた! ねじり鉢巻き、似合いそうだなあ。(褒め言葉です)

●幅広い世代の人たちと触れ合えるのがうれしい

お祭りって伝統です。地域の人の力がないとできないよね。

廣田「お囃子の練習をしていると地域のお年寄りの方とお話する機会も多くなるんですよね。小さいころからずっと住んでいるから、孫みたいにかわいがってもらっています」

山川「私自身も祖父母と一緒に暮らしているんですけど、所沢は元気なお年寄りが多い街。私たち若い世代をあたたかく見守ってくれている気がします」

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廣田「地域のつながりが深いよね。昔ながらの付き合いの良さが残っているのを感じます。うち、以前に隣の入間に引っ越す話があったんですけど、親に「所沢にいたい!」って言って、市内に家を建てて残ってもらいました(笑)」

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ちなみに廣田家はお兄さんも所沢LOVE。地元を離れたくないということで、仕事も所沢で見つけたそうです。所沢って愛されているんだなあ。(なぜかジェラシー)

地元×バイトのいいところ

二人は都内の専門学校へ通っています。でもバイトは地元「しんとこ」で見つけている。地元バイトのいいところってなんだろう?

山川「自宅が近い(笑)。電車だと2、3分です。だから家族にも遠慮なくバイト先まで送ってもらえます!」

廣田「私の家は駅の反対側なので原付で通っています。で、『30』には、ときどき母親がお客で来る(笑)」

山川「ウチはおじいちゃんが様子を見に来て、『トリトコ』でご飯を食べて帰る(笑)」

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廣田「地元の常連さんがいて、すごくフレンドリーに接してくれるのもうれしいですね」

山川「私は初めてのバイトで、緊張感もあったんですけどお客さんがすごくやさしくて。常連さんとお話もできたりして楽しい。居心地がよくて、バイトがない日にもついご飯食べに行っちゃってます(笑)」

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山川「友だちに「バイト始めたんだー!」って教えると、みんな「行くねー!」と言ってくれる。これは地元バイトならではですよね」

おっしゃる通りです。来るほうも近いと終電とかも気にしなくていいしね。中学時代の友だちとは未だに仲が良いんだとか。みんなでブイブイ、青春を満喫しちゃってください!

所沢で咲かせたい将来の夢

廣田さんはホテル&ブライダルの専門学校生、山川さんは美容専門学校生です。卒業したら、地元を離れちゃうのかなあ…?

山川「将来的にはヘアメイクをやってみたいので、最初はやっぱり都内のほうがいろいろな経験が積めるかな、と。でも、もともとは私、自分でお店を持ちたいって思っていたんですよ。小さいころから漠然と。だからいつか所沢にお店を出せたらいいな、と思っています」

廣田「私はブライダル科で勉強しているので、いずれはブライダル・プランナーになりたいと思っています。ガチで地元が好きなので、就活も所沢に絞ってやっています!」

所沢のグリップ力、恐るべし。編集部一同、お二人の夢が実現するよう、所澤神明社にて、お祈りさせていただきます!

そして、もう一人、所沢の魅力にからめとられた一人の男性が。店長さーん!

店長は沖縄からの地元リターン組

高校時代は野球部の副キャプテン。坊主頭もお似合いだったに違いないさわやか笑顔のイケメン、トリトコ店長の夏井裕士さんです。

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もともとは小説家志望(実は今も)。大学に行っていろいろな人から刺激を受けたいと思っていたけど、だったら旅もいいんじゃね?と、急きょトラベラーになることに。降り立った沖縄でちょいとやってみた飲食店の仕事にやりがいを見出して、今に至ります。

夏井「沖縄で修業をしている時に、地元の友だち2人が来てくれたんです。で、店をやりたいと。僕はその頃結婚していて、奥さんも沖縄だし、仕事の人脈も沖縄にできていたから、自分の店を出すなら沖縄かな、と思っていたんですけどね」

そりゃそうだよね。でも他の2人は所沢へ戻ってやりたいと。所沢へ帰ることを決断した理由は何だったんだろう。

夏井「沖縄は個人店舗が多くて競争も激しいんですよ。だから料理の味はもちろん、お客さんを大事にするもてなしの心が大事になるんですよね。そういうことを活かしたお店を「しんとこ」でやれば当たるんじゃないかと思ったんです。新しい挑戦を別の場所でしてみようかと。それに所沢は僕ら全員の地元だしね」

そういえば、接客の楽しさ、大切さはバイトの廣田さんと山川さんも言ってたっけ。「自分が今やっていることより、お客さんのことを優先して考えるように、って言われている」。「お客さんへの愛があふれている接客が好き」。店長の気持ち、伝わっていますね♪

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ちなみに新所沢駅周辺にあるお店のオーナーは結束が固い!

「SHINPO」という新所沢駅前の飲食店や美容室などのマップガイドブックを作ったり、東日本大震災直後から「ツナゲル」というチャリティープロジェクトを運営したり、自分たちで街を盛り上げていこうという動きが活発です。

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夏井さん曰く、「完全にボランティアだけど、みんな楽しんでやっているのが伝わってくる」とのこと。「しんとこ」の魅力は、地元を愛する一人ひとりの力で作られているんですなあ!

最後に、夏井さんが考える『ジモバイ』の良さについて教えていただきました。

夏井「近くのほうがバイトの子も出勤しやすいというのはあると思うんですけど、それよりも、やっぱ仕事が楽しいのが一番だと思うんですよ。地元でバイトをすると地元の友だちが来てくれる。それって楽しいじゃないですか。楽しまないとバイトだって続かないですからね!」

夏井さんは「バイトの子も、どこか別の場所で働くことがあったとしても、いつかまた地元に戻ってきてくれたらうれしい」とおっしゃっていました。そういえば、ご自身もそうですもんね。

全員の地元愛をしかと感じた本日の取材も、そろそろお別れの時間です。

幼馴染。初恋。お祭り。部活。受験。バイト。失恋。青春。
生まれ育った街のことを考えると、鼻の奥がツーンとしてくるのはなんでだろう。
僕も次の休みは大阪に帰って、地元愛にどっぷり浸ってこようかなあ…。

取材協力

  • 『トリトコ』
  • TEL:04-2937-7767
  • 〒350-1111 埼玉県所沢市1-19-11 界仙洞ビル102
  • 『30(サンマル)』
  • TEL:04-2937-3065
  • 〒359-1111 埼玉県所沢市緑町1-1-6 グランドパレス102
記事の担当者
バイトル BOMS記事担当者
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  • バイトル編集部ディレクター/ライター。1981年大阪生まれ。カメラマン、土方、コピーライター、コラムニストを経てdipに漂着。現在も休み休み修行しています。

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