“年末年始”期間限定で働きたい約4割! 仕事探しは2週間以上前からが約4割、前日~1週間前も3割以上

調査概要

●調査主体:ディップ株式会社
●調査手法:インターネット調査(バイトル会員/バイトルTwitter閲覧者)
●対象者条件:47都道府県在住の男女
●調査実施時期:2019年10月28日(月)~2019年10月31日(木)
●有効回収数:5,116サンプル

今回の調査対象者の性別・年代ごと、居住地ごとのグラフ

 

調査背景

近年、コンビニエンスストアなどの小売業やファミリーレストランなどの外食業において、年末年始営業や24時間営業の見直しが行われています。
これは、消費者の購買行動の変化やインターネット販売・宅配サービスの拡大だけでなく、人手不足の要因も大きいと考えられます。

年末年始営業や24時間営業の見直しによる、従業員のワークライフバランス推進が重要事項であることは大前提ではありますが、
“年末年始”期間限定での就業意欲や希望を明らかにすることで、年末年始営業時の人材不足解消のヒントを探ります。

 

本レポートについて

“年末年始”期間限定での就業意欲や仕事探しのタイミングなどを属性別に明らかにしていきます。
ここでは、年末年始の期間を12/28~1/3と設定して調査しています。

【index】

“年末年始”期間限定の仕事で働きたい割合

まずはどのくらいの方が“年末年始”期間限定で働きたいと思っているかを属性別、経験別に見ていきましょう。

Q. “年末年始(12/28~1/3)”期間限定の仕事で働きたいですか。 n=5,116


“年末年始(12/28~1/3)”期間限定の仕事で働きたいかの回答グラフと表

“年末年始”期間限定で働きたいと思っている人の割合は「とても働きたい」「やや働きたい」合わせて4割弱となりました。
属性別に見ると、会社員、フリーター、高校生・高専の方々については、「とても働きたい」「やや働きたい」合わせて4割超と他属性よりも多少高い割合となっています。
また、主婦・主夫の回答を現在就業しているかいないかで分けて見てみると、「現在、働いていない」主婦・主夫も約25%が働きたいと回答しました。

これらを踏まえ、会社員、フリーター、高校生・高専など就業意向が高い層は、日中に自由な時間が少ないことが想定されるため面接・研修日程の配慮が必要です。
また、「現在、働いていない」主婦・主夫も一定数の就業意向があることから、就業にブランクがある層への研修体制の準備、応募のハードルを上げすぎないこともポイントとなるでしょう。


就業経験別の年末年始に働く意欲と働いたことがある割合のグラフ

直近3年間で年末年始に就業した経験別に見ると、働いたことがある人たちの5割近くが、また“年末年始”期間限定の仕事で「働きたい」と回答しています。
年末年始の就業者へ翌年以降の就業についてアプローチを工夫するとよいかもしれません。

次項では、“年末年始”期間限定の仕事をいつごろから探しているかを見ていきます。

【Pick Up】

“年末年始”期間限定の仕事で働きたい人の他期間の就業意向

“クリスマス(12/23~12/25)”“バレンタイン(2/14)”期間限定の仕事で働きたいですか。  n=1,950(“年末年始”期間限定の仕事で「とても働きたい」「やや働きたい」と回答した方)

年末年始の就業意向のグラフと、クリスマスの就業意向、バレンタインの就業意向のグラフ

年末年始の就業意向がある人たちは、8割前後という高い割合で“クリスマス(12/23~12/25)”“バレンタイン(2/14)”の期間も働きたいと回答しています。

 

“年末年始”期間限定の仕事で働きたい理由

Q.“年末年始(12/28~1/3)”期間限定に働きたい理由としてあてはまるものをすべて選択してください。(複数回答) n=1,950(“年末年始”期間限定の仕事で「とても働きたい」「やや働きたい」と回答した方)

 “年末年始(12/28~1/3)”期間限定に働きたい理由のグラフとフリーコメント

1位「空いている時間を有効に活用したいから」(52.7%)、2位「短期間で効率的に稼げるから」(51.4%)、3位「時給・日給が高いから」(48.8%)という結果で、この上位3項目についてはいずれの属性も高い割合になっています。

仕事探しをするタイミング

Q.“年末年始(12/28~1/3)”期間限定の仕事探しをする際の仕事探しのタイミングを教えてください。 n=1,950(“年末年始”期間限定の仕事で「とても働きたい」「やや働きたい」と回答した方)

“年末年始(12/28~1/3)”期間限定の仕事探しをする際の仕事探しのタイミングのグラフ(属性別)


“年末年始(12/28~1/3)”期間限定の仕事探しをする際の仕事探しのタイミングのグラフ(就業経験別)

 

年末年始に働きたいと思っている人のうち、4割以上は2週間以上前から探している一方、約3割は前日~1週間前に探しています。
また、就業経験別に見てみると、経験者の方が早めに仕事探しをしていることがわかりました。

経験者は、今回も年末年始に働くことを決めている、もしくは過去の経験から就業までに必要な日数のイメージを持っているからこそ前もって仕事探しをし、
未経験者は直前まで働くことを検討している、もしくは就業までのスケジュール感が持てていない可能性があります。

余裕を持った募集をしていくだけでなく、早い段階では未経験者へ就業までのフロー・スケジュールなどを明確に訴求する、直前になった場合は未経験者の許容拡大や経験者に対する就業までの研修・準備の緩和といった工夫があることで、応募意向を高められるかもしれません。

応募の最終きっかけになる条件・特典

Q.期間限定の仕事をするうえで、「応募の最終きっかけになる(就業意向が高まる)条件・特典」としてあてはまるものをすべて選択してください。
 また、上記以外に就業意向が高まる条件があれば教えてください。 (複数回答) n=1,950(“年末年始”期間限定の仕事で「とても働きたい」「やや働きたい」と回答した方)


就業意向が高まる条件の表とグラフ、フリーコメント

回答率の高い項目やフリーコメントに対応する募集条件が用意できる場合は、募集の際にアピールすることで就業意向を高められ、
これまで採用できていなかった層へのアプローチを検討する際には、属性別の結果を参考にしてください。

 
【参考】

平均時給

「応募の最終きっかけになる条件・特典」で1位「通常の時給・日給よりも高い」となりましたが、参考までに現在の職種別の「平均時給」のデータを紹介します。

バイトル平均時給(2019年10月度)
全国の掲載平均時給は1,177円。先月1,183円に対し99.5%。昨年1,148円に対し102.5%。
全国の応募平均時給は1,308円。先月1,300円に対し100.6%。昨年1,288円に対し101.6%。
<最新版はこちら>
同ページより都道府県別データもダウンロードしていただけます。
https://www.baitoru.com/dipsouken/jikyu/id=373&date=2019

さいごに

今回の調査では、“年末年始”期間限定での就業意欲や仕事探しのタイミングなどを属性別に明らかにしました。
年末年始に働きたいと思っている割合は「とても働きたい」「やや働きたい」合わせて4割弱となり、会社員、フリーター、高校生・高専の就業意向は他属性よりも高い結果となっています。
また、仕事探しのタイミングをうかがったところ、4割以上は2週間以上前から探している一方、約3割は前日~1週間前に探していることがわかりました。

就業意向が高い、会社員、フリーター、高校生・高専の方は、日中に自由な時間が少ないことが想定されるため、面接・研修日程を配慮すること、
また、就業にブランクがある層へは研修体制を準備すること、応募のハードルを上げすぎないことが大切です。

そして、「応募の最終きっかけになる条件・特典」の上位に挙げられているような「通常の時給・日給よりも高い」設定をする、「出勤日が自由に選べる」「履歴書が不要」といった対応をするほかにも、「“年末年始”期間限定の仕事で働きたい理由」(フリーコメント)から、「感謝を伝える」ことの重要性も見えてきます。

年末年始は、通常以上に人手不足となることが予想されますが、年末年始に働きたいと思っている方のニーズを踏まえ、訴求内容や条件を検討する際のご参考にされてください。

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執筆者:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 川上由加里

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