飲食アルバイト6割以上が経験者!‟勤務時間や退勤時間などのシフト”を事前に知りたかったと回答

調査概要

●調査主体:ディップ株式会社
●調査手法:インターネット調査(GMOリサーチモニター利用)
●調査実施時期:2019年12月26日(木)~2020年1月8日(水)
●対象者条件:47都道府県内で飲食業で就業している15~69歳の男女
●有効回収数:本調査3,629サンプル、SC調査93,425サンプル

本レポートについて

アルバイト・パートを含む非正規雇用社員が多く、人手不足感の強い飲食業界について就業実態を明らかにし、「就業に対して懸念していること」や「就業の事前に知りたかったこと」から、就業・定着のヒントを探ります。
本レポートでは、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”‟就業していない人”それぞれの声をお届けします。

 
【index】
〇就業者の実態
 現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”の経験割合
〇飲食業界での就業意向について
 現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”が「事前に知りたかったこと」、‟就業していない人”が「懸念していること」
 現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”の「長期就業につながる情報」、‟就業していない人”の「就業意向が高まる情報」

ダウンロード限定で、飲食業で働く魅力を業態(カフェチェーン・喫茶店、居酒屋、ファストフード、ファミリーレストラン)別にご覧いただけます。
また、記事内で取り上げた「長期就業につながる情報」「就業意向が高まる情報」について、「接客・調理」「店内・バックヤード」「スタッフ・店長の交流」「制服」「まかない」「社員割引」「配達」の回答も紹介しています。

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就業者の実態

現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”の経験割合

まずは、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”の経験について見ていきます。

Q.あなたは、現在のアルバイト・パートのお仕事に就く以前にも「飲食業のアルバイト・パートのお仕事」に就業していたことがありますか。 n=8,448

 

現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”、15~69歳の男女(8,448人)のうち、約6割が過去にも飲食業での就業経験があるということが明らかになりました。
別調査では、他の職種と比較して15ポイントも経験者割合が高い結果となっていました。

 
【Pick Up】

現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業していない人”の経験割合

Q.あなたは過去に「飲食業のアルバイト・パートのお仕事」に就業していたことがありますか。 n=84,977

 

現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業していない人”も5割近くが飲食業で就業経験があるということがわかりました。
前出の「現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”の経験割合」も6割と、少なくありません。

次項からは、これらの回答者のうち、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”‟就業していない人”それぞれの声から、就業意向を高めるためには、どういった情報を求職者に対し提供するのがよいか探っていきましょう。

飲食業界での就業意向について

現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”が「事前に知りたかったこと」、‟就業していない人”が「懸念していること」
 

Q.「飲食業のアルバイト・パートのお仕事」について、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”は「事前に知りたかったこと」、‟就業していない人”は「懸念していること」をそれぞれ教えてください。 n=3,629

現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”は「事前に知りたかったこと」として8割以上、‟就業していない人”は「懸念していること」として9割以上が、何かしらの項目を「事前に知りたかったこと」「懸念していること」として挙げました。

現在の就業の有無にかかわらず、どの属性も1位は「勤務時間や退勤時間などのシフト」となりました。
また、2位「体力的な面での業務量の負荷」以降についても、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業していない人”は複数の項目で3割以上「懸念していること」として挙げています。
特に、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業していない人”のうち、まったく飲食業で就業したことのない人は、ほとんどの項目において他属性よりも高い水準となっており、新たな業種・職種での就業への懸念が高いことがうかがえます。

次項からは、1位「勤務時間や退勤時間などのシフト」、2位「体力的な面での業務量の負荷」に対して応募意向を高めるために必要な情報を探っていきます。

※客層や禁煙などの職場環境について:2020年4月1日より「就業の場所における受動喫煙を防止するための措置に関する事項」の明示義務が課されます。

現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”の「長期就業につながる情報」、‟就業していない人”の「就業意向が高まる情報」
 

‟勤務時間のシフト”について
Q.「飲食業のアルバイト・パートのお仕事」における”勤務時間のシフト”について、事前に知ることができることで、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”は「長期就業につながる情報」、‟就業していない人”は「就業意向が高まる情報」をそれぞれ教えてください。 n=3,629

どの項目も、5割以上の人が情報があることで「長期就業につながる」、「就業意向が高まる」と回答しています。
「勤務時間・勤務時間帯を日によって選ぶことができる」については、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”‟就業していない人”のいずれも最も多くの回答を集めました。
特に、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業していない人”のうち、まったく飲食業で就業したことのない人は7割以上があてはまると回答しました。

 
‟退勤時間が深夜の場合”について
Q.「飲食業のアルバイト・パートのお仕事」における”退勤時間が深夜の場合”について、事前に知ることができることで、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”は「長期就業につながる情報」、‟就業していない人”は「就業意向が高まる情報」をそれぞれ教えてください。 n=3,629

「もし終電までに退勤できなかった場合には、自宅までの交通費を出してくれる」「終電までに必ず退勤できる」という情報は、「長期就業につながる情報」「就業意向が高まる情報」として、4~6割弱が回答しました。
退勤時間が遅い場合には、終電までに退勤できるか配慮があることや、退勤できなかった場合も交通費の支給があることなど、詳細を伝えることで就業意向は高められるようです。
また、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”へは、これからでも配慮・対応することで、長期就業につながるかもしれません。

次項は、‟体力的に大変な業務があった場合”についての「長期就業につながる情報」「就業意向が高まる情報」を見ていきます。

‟体力的に大変な業務があった場合”について
Q.「飲食業のアルバイト・パートのお仕事」における”体力的に大変な業務があった場合”について、事前に知ることができることで、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”は「長期就業につながる情報」、‟就業していない人”は「就業意向が高まる情報」をそれぞれ教えてください。 n=3,629

現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”‟就業していない人”ともに、「体力に配慮したシフトを組んでもらえる」という点を挙げました。
‟就業している人”にとっては、事前に知ることができなかったこと、事前に知っていたこととの相違による不満や、就業後の気づきの双方がありそうです。
いずれにしても、前出の現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”の「長期就業につながる情報」、‟就業していない人”の「就業意向が高まる情報」と同様に、詳細な情報を伝えることは重要でしょう。

 
【Pick Up】

‟業務に必要なスキルや知識を身につける必要がある場合”の就業意向が高まる情報

Q.「飲食業のアルバイト・パートのお仕事」における‟業務に必要なスキルや知識を身につける必要がある場合”について、事前に知ることができることで、現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業している人”は「長期就業につながる情報」、‟就業していない人”は「就業意向が高まる情報」をそれぞれ教えてください。 n=3,629

 

「勤務中、わからないときにすぐに教えてくれる」ということが圧倒的1位。特に、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業していない人”のうち、まったく飲食業で就業したことのない人は約75%が懸念点として挙げました。
また、‟就業している人”も5割が回答するなど、既に就業している人への対応についても見直しが必要かもしれません。

【筆者のコメント】

応募前の職場・店舗の下見

Q.仕事探しにおいて、応募前に職場・実際の店舗の下見※は必要ですか。 利用したことがある店舗/利用したことがない店舗の場合、それぞれについて教えてください。
※ここでの下見とは、「前もって店舗に行き、実際の様子を見て調べておくこと」とします。 n=74,815(現在、飲食業でアルバイト・パートとして‟就業していない人”のうち、これまでに1度も仕事探しをしたことがないn=18,610を除く)

 



本レポートでは、「長期就業につながる情報」「就業意向が高まる情報」について取り上げてきましたが、併せて、職場・店舗に今後就業を検討している人がいる、もしくは職場・店舗を見て就業をしたいと思う人がいることを、改めて働いているアルバイト・パートの方々へ周知しておく必要がありそうです。
直接下見ができない求職者へは、求人サイト・アプリで画像や動画を活用して職場・店舗の様子を訴求すること、また応募者に対して直接職場・店舗を見てもらう機会を作ることも有効でしょう。

さいごに

飲食アルバイト・パートの就業については、過去に飲食業で就業したことのある人、まったく就業したことのない人、そのどちらにも就業の可能性があります。
募集時の訴求の見直しによって、就業意向を高められることはもちろん、募集の時点の訴求が、就業者のその後の定着にも少なからず影響を与えられることが明らかになりました。
今後の採用のご参考にしてください。


調査担当者:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 野嵜愛
執筆者:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 川上由加里
 

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また、記事内で取り上げた「長期就業につながる情報」「就業意向が高まる情報」について、「接客・調理」「店内・バックヤード」「スタッフ・店長の交流」「制服」「まかない」「社員割引」「配達」の回答も紹介しています。
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