【6月/検索Vol.に見る仕事探しの傾向】緊急事態宣言解除以降に「仕事探し」ワードは上昇、“デリバリー”は昨対比200%超

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調査概要

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  • 調査主体:ディップ株式会社
  • データ取得サイト:Google社「Google Trends」
  • 調査実施時期:2020年6月29日(月)~7月2日(木)
  • 抽出時期:2019年:2月3日~6月29日、2020年:2月2日~6月27日
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【参考】新型コロナウイルス感染症_関連トピックス

新型コロナウイルス感染症の関連トピックスのグラフ
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※当調査結果を引用・転載が可能です。(出典表記をお願いいたします)

本レポートについて

本レポートでは、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)(以下、新型コロナウイルス)により求職・採用活動にまつわる検索ワードがどのように変化しているかを調査しました。
まずは、仕事探しの「軸」となるワード“アルバイト”(調査の際は“バイト”にて調査)について、エリア別、業種・職種別、属性別に分析しています。

【サマリ】

仕事探しの「軸」となる検索ワード

バイト掛け合わせの検索ワード

PickUp

まとめ

仕事探しの「軸」となる検索ワード

週ごとの指数推移 (2020年2月2日を100とした指数)

緊急事態宣言以降、最大50%を下回る

4月7日の7都府県への緊急事態宣言以降、全てのキーワードで大きく減少。2月2日を100とした指数と比較すると、最大で50%前後まで落ち込んだ。
特に「転職」ワードは、早い段階で下降し始め、3月中旬で約80%、4月7日時点で70%を下回った。

緊急事態宣言解除以降は上昇傾向、「派遣」ワードは6月中旬から急上昇<

5月を境に上昇に転じ、14日の39県への緊急事態宣言解除、25日の全国への緊急事態宣言解除以降さらに上昇傾向は続いている。
特に「派遣」ワードは6月中旬から急上昇し、2月2日を100とした指数と比較すると、114%になっている。

2020年6月の週次で見る仕事、バイト、パート、派遣、転職のワードのGoogle検索ボリュームのグラフ

月ごとの指数推移_昨年との比較 (2019年2月を100とした指数)

昨年同月比、全てのワードで5月に最大の落ち込み、6月は上昇傾向

緊急事態宣言の4月以降、全てのキーワードで大きく減少し、5月に最大の落ち込みになった。
6月は上昇傾向となり、昨年同月比80%~ほぼ同等の水準まで回復している。

2020年6月の月次で見る仕事、バイト、パート、派遣、転職のワードのGoogle検索ボリュームのグラフ

次項からは、「バイト」との掛け合わせワードについて調査していきます。

バイト掛け合わせの検索ワード エリア別での比較

週ごとの指数推移 (2020年2月2日を100とした指数)

緊急事態宣言以降、各エリア30~50pt前後減少

緊急事態宣言直前の4月5日から約1カ月で各エリア30~50pt減少し、2月2日を100とした指数と比較すると、「名古屋バイト」最大の減少となり、30%台まで落ち込んだ。

緊急事態宣言解除以降は上昇傾向

福岡、東京は90%台、大阪、名古屋は80%台まで回復している。

2020年6月のバイトワードのエリア別のGoogle検索ボリュームのグラフ

前週比

緊急事態宣言解除前から全てのエリアワードで上昇、宣言解除直前に全エリアで1カ月ぶりに前週比を上回る

4月以降ほとんどの期間で前週比を下回っていたが、解除直前の5月10日にすべてのエリアで前週を上回り、「名古屋」については大幅に上昇し前週比180%超となった。
また、「福岡」については他エリアワードよりも1週早いタイミングで上昇していた。

2020年6月前週比のバイトワードのエリア別のGoogle検索ボリュームのグラフ

バイト掛け合わせの検索ワード 職種別での比較

昨年同月比

緊急事態宣言以降、デリバリー、スーパーは急上昇

4月、多くの業種・職種で減少で転じるなか、外出自粛による巣ごもり需要がある業種・職種、エッセンシャルワーカーと言われる業種・職種は上昇。
また、5月、6月も昨年同月比で高い水準を推移している。

緊急事態宣言以降、アパレル、カフェなどは減少したが解除以降は上昇し昨対比超

4月、大幅に減少した業種・職種も、6月に入ると上昇傾向。
アパレル、スポーツジム、塾講師などは昨年同月比を上回る水準まで、カフェ、居酒屋などは80~90%まで上昇している。

緊急事態宣言以降、イベント、引っ越しなどは減少し、解除以降も低水準

4月、大幅に減少した業種・職種のなかでも、6月に入り上昇傾向ではあるもののいまだ低水準。
昨年同月比で、イベントは30%強、引っ越しは50%強と上昇傾向ではあるものの他業種・職種と比べても回復が遅れている。
緊急事態宣言から解除前までの方が増えたベビーシッターや4~6月継続して昨対比割れの海の家のような業種・職種も見受けられた。

2020年6月のバイトワードの職種別のGoogle検索ボリュームのグラフ

企業の採用活動が見えるワード

週ごとの指数推移 (2020年2月2日を100とした指数)

緊急事態宣言以降、「求人 募集」「バイト 募集」ワードは最大50%前半まで落ち込む

4月7日の7都府県への緊急事態宣言以降、大きく減少。2月2日を100とした指数と比較すると、最大で50%台まで落ち込んだ。

緊急事態宣言解除以降は上昇傾向、「バイト 募集」ワードは120%超まで回復

5月14日の39県への緊急事態宣言解除以降は上昇、5月25日の全国への緊急事態宣言解除以降はさらに上昇傾向は続いている。
特に「バイト」ワードは、2月2日を100とした指数と比較すると、120%超まで回復している。

2020年6月の週次で見る求人、バイトワードと募集掛け合わせのGoogle検索ボリュームのグラフ

月ごとの指数推移_昨年との比較 (2019年2月を100とした指数)

昨年同月比5月に最大の落ち込み、6月は上昇傾向

昨年同月比5月に最大の落ち込みとなったが、6月は上昇傾向。
6月には昨年同月比80%~ほぼ同等の水準まで回復している。

2020年6月の月次で見る求人、バイトワードと募集掛け合わせのGoogle検索ボリュームのグラフ

バイト掛け合わせの検索ワード 属性別での比較

週ごとの指数推移 (2020年2月2日を100とした指数)

緊急事態宣言解除以降も「主婦」掛け合わせは回復が遅い

宣言解除後、「バイト」掛け合わせワードすべて上昇傾向だったが、属性別で見ると傾向が異なる。
「主婦」掛け合わせは、2月2日を100とした指数と比較すると最大で20%台まで落ち込み、回復も遅く60%台である。

20200年6月の週次で見るバイトワードと高校生、大学生、主婦ワード掛け合わせのGoogle検索ボリュームのグラフ

検索データに見られる需要変化

今年の2月と4月を比較すると、「仕事探し」「休業補償」「働き方」「Web面接」が急上昇

新型コロナウイルスの影響が出始めたと思われる2月と比べ、4月には「仕事探し」「休業補償」「働き方」「Web面接」に関連するワードが上昇した。
関連ワードのなかでも「コロナ 影響 ない仕事」については、新たな仕事探しをする人が急増したことが想定できる。

2020年6月の新型コロナウイルス流行によるGoogle検索ボリュームの変化のグラフ

まとめ

求職・採用活動にまつわる検索ワードは、
新型コロナウイルスによる報道が増え始めた2月に一部影響が出始め、緊急事態宣言が発令された4月以降影響は大きくなりました。

本レポートで明らかになったこと
=================================
仕事探しの「軸」となるワードについては、
緊急事態宣言以降、全てのキーワードで大きく減少。
特に「転職」ワードは早い段階で下降し始め、2月2日を100とした指数と比較すると、3月中旬で約80%、4月7日時点で70%を下回った。
しかし、5月を境に上昇に転じ、緊急事態宣言解除以降はさらに上昇している。

「バイト」ワードについて、
エリア別に見ると、
緊急事態宣言以降約1カ月で各エリア30~50pt減少したが、緊急事態宣言解除以降は上昇し、福岡、東京は90%台、大阪、名古屋は80%台まで回復している。
業種・職種別では、
4月、多くの業種・職種で減少で転じるなか、デリバリー、スーパーなど外出自粛による巣ごもり需要がある業種・職種、エッセンシャルワーカーと言われる業種・職種は上昇し、5月、6月も昨年同月比で高い水準を推移している。
その他、緊急事態宣言から解除前までの方が増えたベビーシッターや4~6月継続して昨対比割れの海の家の業種・職種も見受けられた。
属性別では、
大学生、高校生、主婦の順に回復しており、大学生 バイトの掛け合わせは2月2日時点まで回復している。
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7月に入り感染者数が再度増え始めています。
これらのことが求職・採用活動にまつわる検索ワードに影響する可能性もあります。
今後も定期的に同調査を行い、レポートしていきます。


執筆者:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 川上由加里

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