約7割が仕事探しにAI診断を希望!不安は「人柄を見てくれなさそう」

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調査概要

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  • 調査主体:ディップ株式会社
  • 調査手法:インターネット調査(バイトル会員)
  • 調査実施時期:2021年3月21日(日)~2021年3月25日(木)
  • 対象者条件:47都道府県在住の15~69歳の男女のうち、これまでに就業した経験がある人
  • 有効回収数:6,544サンプル
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AI診断の意向調査概要のグラフ

本レポートについて

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)(以下、新型コロナウイルス)の流行により、採用にも様々な変化が起きています。その1つは、オンラインWeb面接の普及です。会社経営者・役員もしくは人事担当者など採用に携わる人への調査では、2020年の計画に対して「オンラインWeb面接の導入」は計画比+3.5ポイントと、予定していた以上に取り組みが進んだという結果が出ています。
そこで、オンラインWeb面接の機会を活用した求職者の仕事探しをより便利にする方法を探っていきます。

※ ディップ総合研究所「2020年採用活動における実態調査」 (調査実施時期:2020年11月13日~2020年11月18日)
テレワーク、オンライン面接の導入増!機械化による業務削減、残業時間が課題(2020年の計画と実施状況)

「オンラインWeb面接」の経験と希望

まずは、これまでに経験した面接方法を見ていきましょう。

「オンラインWeb面接」を経験したことがある 27.8%

これまでに経験した面接方法のグラフ

「対面での面接」はほぼ全員が経験し、「オンラインWeb面接」についても27.8%が経験したことがあると回答しています。
会社経営者・役員もしくは人事担当者など採用に携わる人への調査によると、「オンラインWeb面接の導入」は15.7%に留まっていました。しかし、従業員数が1,000人以上の企業では29.0%と、全体平均より+13.3ポイント高く、今回の結果もうなずけます。

では、求職者はどの程度「オンラインWeb面接」を希望しているのでしょうか。

※ ディップ総合研究所「2020年採用活動における実態調査」 (調査実施時期:2020年11月13日~2020年11月18日)
テレワーク、オンライン面接の導入増!機械化による業務削減、残業時間が課題(2020年の計画と実施状況)

「オンラインWeb面接」を希望する 55.8%

オンライン面接の希望割合のグラフ-居住地別

「オンラインWeb面接」を55.8%が希望しています。日常生活でもオンラインで行う事柄は増えており、オンラインで面接を受けることに対する抵抗も小さくなっているでしょう。

仕事探しにおける「AI診断」の意向

では、「オンラインWeb面接」を活用した求職者の仕事探しをより便利にする方法として、「AI診断」について意向を探っていきます。

約7割がAIによる自分に合う仕事や企業の診断を希望する

仕事探しにおけるAI診断への希望割合のグラフ

「オンラインWeb面接」の動画を活用し、仕事探しの際にAIによる自分に合う仕事や企業の診断が受けられる場合、約7割がその診断を希望すると回答しています。
では、どのような理由で希望しているのでしょうか。

「AI診断」を希望する理由は「視野を広げて検討したい」「客観的に合う仕事が知りたい」

仕事探しにおけるAI診断への希望する理由のグラフ

「AI診断」を希望する理由として、「視野を広げて検討したい」「客観的に合う仕事が知りたい」は9割前後があてはまると回答しています。自分では気がついていない、実は向いている仕事も知りたいと思っているのでしょう。また、「合格率が高い仕事が知りたい」についても7割以上があてはまると回答しており、自身の意向だけで就業を決めたいという人は少ないことがうかがえます。
一方、「手間を省きたい」については5割程度に留まっており、仕事探しの質を上げるために「AI診断」を希望する人ほど多くありません。

では、仕事探し以外に「オンラインWeb面接」の動画を活用した「AI診断」はどの程度希望されているのでしょうか。

6割弱が入社後の配属先や職種の診断も希望

入社後のAI診断への希望割合のグラフ

「オンラインWeb面接」の動画を活用し、入社後の配属先や職種を診断することに対しても、半数以上が希望していることがわかりました。では、その理由を次項で見てみましょう。

「AI診断」を希望する理由は、人が選ぶよりも「不公平感がない」「データを基にしているため納得感がある」

入社後のAI診断を希望する理由のグラフ

「AI診断」を希望する理由として、4項目とも7~8割があてはまると回答しています。特に、人が選ぶよりも「不公平感がない」「納得感がある」と、データを基にした正確性を求めていることがうかがえます。「合っているものを選んでくれるので安心である」については、前述の「自分では気がついていない、実は向いている仕事も知りたい」という意向とも通ずる点がありそうです。
これらの結果から、配属の際にどういうポイントで配属先や職種を決めたかなどを本人へ伝えることの重要性を感じます。

ここまでは、「AI診断」への希望を見てきましたが、反対に、不安についてはどのようなことが挙げられているのでしょうか。

「AI診断」への不安は「人柄を見てくれなさそう」。特に40代以降の女性が懸念

AI診断へのグラフ

「AI診断」への不安は「人柄を見てくれなさそう」が6割以上と最も多く挙げられました。特に、40代以降の女性は7割前後が不安と回答しています。その他にも、「希望や長所が伝わっていなさそう」「人事など経験がある人の方が信頼できる」など、人間と比較して細かな点まで見ていなさそう、判断されていなさそうなことへの不安が多く見られます。
また、「AIに良い診断をされるポイントがわからない」「AIだと自身は良い診断にならなそう」など、AIの判断基準に対する不安も見られます。

仕事探しの「AI診断」を希望している人は約7割と多いことが明らかになりましたが、AIが向いていると診断した仕事を求人サイトから紹介されることを希望する人はどのくらいいるのでしょうか。

8割以上が「AI診断」で自分に合う仕事を紹介してほしいと回答

AI診断による仕事紹介の希望割合のグラフ

仕事紹介の希望は8割超と、「AI診断」とそれを用いた仕事紹介の需要は高そうです。

さいごに

本レポートでは、オンライン面接の機会を活用した求職者の仕事探しをより便利にする方法としてAI診断の意向について明らかにしました。

本レポートで明らかになったこと
======================
〇「オンラインWeb面接」の経験と希望
 「オンラインWeb面接」を経験したことがある 27.8%
 「オンラインWeb面接」を希望する 55.8%

〇仕事探しにおける「AI診断」の意向
 約7割がAIによる自分に合う仕事や企業の診断を希望する
 診断を希望する理由は「視野を広げて検討したい」「客観的に合う仕事が知りたい」
[PickUp]6割弱が入社後の配属先や職種の診断も希望
[PickUp]AI診断を希望する理由は、人が選ぶよりも「不公平感がない」「データを基にしているため納得感がある」
 AI診断への不安は「人柄を見てくれなさそう」 特に40代以降の女性が懸念
 8割以上がAI診断で自分に合う仕事を紹介してほしいと回答
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「AI診断」を希望する背景には、求職者が自分自身の意思だけでなく、幅広く客観的な意見を求めていることがうかがえます。一方で、人間と比べAIには「人柄を見てくれなさそう」などの不安も挙げられています。
「AI診断」の際には特に、なぜその仕事が合っていると診断されたのか、なぜその配属先や職種があっていると診断されたのかなど、結果に反映されたポイントを伝えると、不安の軽減につながるかもしれません。

執筆者:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 川上由加里

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