INTERVIEW01小さい店舗は、温もりを
早く伝えるため。お客様が
会いに来るお店を目指して。
麺屋はなびグループ 総大将
新山直人


今では全国に展開している麺屋はなびですが、どのお店でも共通する特徴として、10席強ほどの小規模な店舗であることが挙げられます。その理由は、小さいお店のほうが 「人が作る温度や臨場感、ぬくもり」が早く伝わるから。暖房と同じで、狭い空間であればあるほど温かさは伝播しやすいんです。「人は、きっと人が好き」僕は、そう思っています。だから、お客様と物理的に距離の近いカウンター席を中心としたお店にしているんです。
これは接客に関しても同じ。お客様に身近に感じてもらえることを意識しています。例えば、僕の場合「今あなたの台湾まぜそばをつくっています!もうすぐいきますよ~!」って厨房から声をかけるんです。すると、お客様はドキッとしますよね。自分の為だけにつくられている特別感はもちろん、声掛けによってお客様との心の距離もグッと近くなるような気がします。たぶんそうやって提供した台湾まぜそばって、同じ商品だけど、きっとより美味しく感じるはず。「ここに来たら元気になれるな」「居心地がいいな」お客様にそう感じてもらうことで、愛されるお店ができると思っています。台湾まぜそばを食べに来るのと同時に、スタッフに会いに来てくれる。そんなお店を目指して、麺屋はなびは、これからも進化し続けます。
INTERVIEW02いい意味でラーメン屋さん
っぽくない。だから5人も
紹介しちゃいました。
アルバイトスタッフ
AINE.I


高校生になって、ずっとやってみたかったアルバイト。「初バイトだから失敗したらイヤだな」と家族と話していたところ、母からよく食べに行く麺屋はなびをオススメされたんです。アルバイトをする上で「学校との両立」を家族と約束していたので、シフトに入れるのは基本的に週末のみ。1週間空くと、盛り付けの順番を忘れてしまうこともあったのですが、店長に怒られたことは1回もありません。シフトに入る度にやさしく何回でも教えてくれて、今ではわたしが周りのスタッフに教えられるまでに成長しました。
働きはじめて驚いたのは、接客の丁寧さ。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「またお越しください」どの場面でも、ながら作業でのお声掛けはせず、きちんとお客様に身体をむけて接することを最初に習いました。少しの気遣いかもしれませんが、お客様が受ける印象は大きく違うはず。そんな風に「自分がお客さんだったら、どうされたら嬉しいかな?」という目線を意識して接客をしています。
いい意味でラーメン屋さんっぽくないところが、わたしは好きなんです。このワイワイしている雰囲気なら、きっと友達も合うだろうなと、気付けば5人も紹介していました。どのお店もカウンター中心でコンパクトですし、わたしの働くお店は食券制なのでレジ業務もなし。あちこち走り回ったりしないので、初めてのアルバイトって人にこそ、オススメしたいです。
アルバイトスタッフの
ある1日(土日)
- 10:00
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出勤
「おはようございます~!」と、まずはみんなに挨拶。麺屋はなびは、基本ネイル・ピアス・髪色が自由なのも個人的にポイント高めです。
- 10:15
-
店内/店外の掃除・営業準備
Tシャツに着替えたら、カウンターテーブルのセッティングや床掃きなどを行い、オープンの準備をします。
- 11:00
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営業開始
暖簾と看板を出して、いざ営業開始。オープン前に並んでいるお客様もいるため、スムーズにご案内できるようにします。
- 12:00
-
営業中
お客様のご案内や台湾まぜそばのトッピング、配膳などを行います。基本的に食券制なので、レジ業務はありません◎
- 14:30
-
休憩
まかないを食べたり、おしゃべりしたり、外出したり、自由に過ごしています。
- 21:30
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営業終了
閉店後の締め作業。洗い場の掃除や翌日の準備などを、みんなでワイワイ話しながら楽しくやっています。