あの有名人のアルバイトにまつわるさまざまな話をお送りするこのコーナー。毎回、下積み時代の隠れた努力や、おもしろいエピソードをお届けします。
藤崎奈々子(ふじさきななこ)
1977年12月19日北海道生まれ。高校生の時に現在の事務所からスカウトされ、卒業後に芸能界デビュー。グラビアやCM、バラエティ、ドラマなど多方面で活躍中

―― 今までどんなアルバイトを経験しましたか?

高1か高2の頃に、近所のファーストフード店でレジカウンターのアルバイトをしました。
お客さんの注文を受けて、レジで会計をして、注文の品を揃えて出すという接客業です。
このアルバイトは1年弱くらい続けました。
それとほぼ同時期に、郵便局で、年賀状の仕分けのアルバイトもしました。
これは友人に誘われて始めましたが、年末年始の2週間くらいの短期でしたね。

その頃は両親からおこづかいをもらっていたので、友達と遊んだり洋服を買うお金はありました。
実を言うと、当時はとにかく食欲旺盛で、3度の食事をしっかり取りながら、さらにお菓子もたくさん食べていたんです。
でも、さすがにお菓子代まで欲しいとは両親に言えなかったので(笑)、『自分で稼ごう!』と思ったのがアルバイトを始めた理由です。

―― アルバイト経験を通じて、心に残っていることはありますか?

ファーストフード店で働いていた時は、とにかく周りの方が優しくしてくれました。
私は人見知りな性格なので、お客さんにからかわれたり、いじわるな態度をとられたりすると、うまくかわすことができずに、こちらも露骨に嫌な態度をとってしまっていたんです。
ある時も、『スマイルください』なんて、同じくらいの年齢のお客さんにからかわれて…。
頭に来たので知らん顔していたら、店長がすぐに飛んで来て『失礼な態度をとってしまい申し訳ございません』と代わりに頭を下げてくれたんです。
『あとですごく怒られるだろうな』と、その時は覚悟したんですが、お客さんが帰った後、店長は『嫌な思いをさせてごめんね。こういう場合の対処法をまだ教えていなかったね』と、叱るどころか謝ってくれて。
優しい上司に恵まれたと思いましたし、これからは店長に迷惑かけないように努力しようって思いました。

―― アルバイトを探している皆さんに、アドバイスをお願いします。

私は『家から近い』という理由でファーストフード店のアルバイトを選びました。
でも私の性格はとてものんびりしているので、今振り返ると、テキパキこなさなければならないこの仕事は向いていなかったと思います。
その点では、どちらかというと、マイペースにコツコツ進められる郵便局のアルバイトの方が合っていましたね。
でもファーストフード店では、一緒に働いていた先輩がとてもいい人たちばかりで。
私がレジのボタンの位置をなかなか覚えられずにまごついていると、すぐに助けに来て、『ここを押せばいいのよ』などとフォローしてくれました。
ただ、『その分足手まといになって、だいぶ迷惑をかけてしまったな』と反省しています。
私の経験からアドバイスするとしたら、アルバイトを選ぶ時、場所やお給料などの基本的な諸条件を検討することはもちろん大事ですが、自分の適性を見極めることも大切だと思います。
あなたの長所や能力を生かせる素敵なアルバイトを、ぜひ見つけてくださいね。

 
 
 

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