面接ここが大事
安心感を与える対応を
セラピストはエステやアロママッサージ店などで、心身ともに癒しを与える仕事です。業界の認定資格はあるものの、特別な資格がなくても研修や実務経験を積みながらスキルを身に着けることが可能です。面接を受ける際は、人に安心感を与える態度と笑顔がポイントになります。癒しを与えるからとおっとり話すとか、はっきりしない受け答えではいけません。セラピストとしてお客様にどのようなサービスを提供したいかや、この職業に就いて将来自分がどうなりたいかなどのビジョンをしっかり語りましょう。経験者はその実績や経験を話すことも大切です。一方、未経験の方はスキルをしっかり覚えるための努力をすることをアピールしましょう。技術力とコミュニケーションスキル
疲れた方や、なんとなく調子が悪い方を施術で癒すのがセラピストの役割です。揉みほぐしやアロマ、リフレクソロジーなど多くのセラピーがありますが、やはりもっとも重要なのはセラピーの技術をしっかり習得しているという技術力です。技術力があれば、お客様が満足してリピーターとして再びサロンに来店してくださいますので、サロンにとって戦力となるでしょう。また技術力の他に求められることは、コミュニケーション能力です。お客様の中には、施術だけではなく話を聞いてもらいたい方が来店される方も多く、カウンセリング能力やコミュニケーション能力はセラピストにとって必須となります。大きな声でハキハキとする接客というよりも、お客様の心に寄り添いお話を伺うという姿勢があることをアピールすると良いでしょう。経験者は実績、未経験者は目的を伝える
セラピストは、今多くのサロンで求められている人材です。エステティシャンの資格やアロママッサージ検定などの国家資格は必要なく、民間の資格を取得した方が働くことができます。ただしサロンで即戦力として働くためには、それまでの実績をアピールすることが大事です。どのようなサロンでどれだけの人数を施術してきたかという実績は面接の際に大変有利になります。サロンでの勤務経験のない方は、資格取得の目的ややる気をアピールするのが良いでしょう。また、どのような時間帯のシフトにも入れる準備をしておくことで採用率が高くなります。土日や長期休暇中など、サロンの繁忙期にシフトに入れる方は採用率を上げることができます。