音が、匂いが、作る姿が。 料理をもっとおいしくする。
料理を作る母の後ろ姿。部屋に漂うおいしそうな匂いと食欲をそそる音。仕事で忙しくても必ずひと手間加えてくれた気持ち。料理は味だけではありません。食べるまでの工程で、もっとおいしくなる。私の原体験は幼い頃の思い出の中にありました。
今の時代、誰もが忙しくなり家庭料理は失われつつあります。コンビニ弁当や冷凍食品のクオリティもすごく高い。それでも誰かが誰かのために腕を振るった料理に勝るものはない。私たちはそう考え、「焼肉 やる気」をはじめ、様々なブランドを作ってきました。こだわっている部分はふたつあります。ひとつはオープンキッチン。調理している姿をお客様に見てもらうことで、期待感を高める。作る側も、お客様が見えることで食べてもらう相手を意識できるのです。
もうひとつは手間と効率のバランス。店舗数が増えるほど、手作りのひと手間はコストになってきます。ただブランドの根幹にかかわるこの部分をなくすわけにはいきません。そのためセントラルキッチンを始動させ、手作りかつ効率的な料理を提供し続けてきました。これらの取り組みから、「焼肉やる気」をはじめ、「カルビ丼とスン豆腐専門店 韓丼」「フレンチ酒場 銀次郎」など、さまざまなブランドを展開するに至りました。
メニューが変わっても、時代が変わっても、常に手作りにこだわること。そこだけはブレることはありません。ときには失敗することもあるでしょう。大切なのは起き上がり方です。素直に受け入れ、前に進んでいける。そんな人と一緒に働けることを願っています。






