どの媒体で求人を出すにせよ、やはり掲載料金は気になるところです。そのうえで本記事では、ハローワークにフォーカスします。加えて、民間のサービスにかかる費用についてもピックアップ。そのほかハローワークに求人を掲載するメリット・デメリットや流れ・出し方もお伝えします。

ハローワークに求人を出す際の掲載料金は?出し方、費用まとめて解説

  • 2024.09.04
  • 2024.09.04

どの媒体で求人を出すにせよ、やはり掲載料金は気になるところです。そのうえで本記事では、ハローワークにフォーカスします。加えて、民間のサービスにかかる費用についてもピックアップ。そのほかハローワークに求人を掲載するメリット・デメリットや流れ・出し方もお伝えします。

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ハローワークとは

赤い屋根が印象的なハローワークの建物

ハローワーク(公共職業安定所)は、求職者や求人を出したい企業に対して、国(厚生労働省)が運営する総合的な雇用サービス機関です。本章ではまず、ハローワークにはどのようなサービスがあるのか、そしてその存在意義とは何か、簡単に説明します。

ハローワークの主なサービス

ハローワークのサービスは多岐に渡ります。たとえば、求職者向けには、職業相談や職業訓練の案内、求人情報の提供、失業手当の手続きなどです。特に職業訓練では、求職者が新しいスキルを習得しやすいようにさまざまなコースが提供されています。また、企業向けにも、求人票の受理や人材紹介、採用に関するアドバイス、助成金制度の案内といった具合に、幅広いラインナップです。

ハローワークがある意義

公共の職業紹介機関としてハローワークは、求職者と企業の橋渡しをする点にその意義があります。たとえば、経済状況や地域格差によっては仕事を見つけにくい人もいらっしゃるでしょう。そうした方々にも平等に機会を提供するのがハローワークの役割です。また企業に対しては、必要な人材の確保、あるいはコストの負担が軽減されるよう情報提供から手続きの案内まで行っています。こうした取り組みを通じて、社会全体の雇用環境改善を図っているわけです。

ハローワークの求人掲載料金

ハローワークの入り口

さて、冒頭でもお伝えしたとおり、求人媒体を使うにあたっては、どうしても費用が気になるものと思われます。では、ハローワークに求人を掲載する場合はいくらかかるのでしょうか。ずばり、その額は無料です。企業にとってはやはり、ありがたい対応に思います。しかしながら、なぜ無料なのかもまた、知っておきたいところです。本章ではその理由、そしていわゆる世に流通している求人サービスの料金についても言及します。

ハローワークはなぜ無料?

ハローワークが無料で利用できるのは、公共の職業紹介機関として、政府が雇用促進と労働市場の安定を図るために運営しているからです。求職者や企業が平等に雇用機会を得られるよう、ハローワークは税金で運営され、サービスの利用に費用をかけずに提供しています。これにより、(特に中小企業や地方の求職者は)経済的負担を感じることなく、必要な支援を受けられます。

民間のサービスだと費用はいくら?

ハローワークは無料とはいえ、サポートは最低限に制約されます。一方で民間の求人サービスは費用がかかるものの、それなりに効果が期待できるものも少なくありません。そのため、両者を天秤にかけたとき、後者を選択する企業が多いことは何ら不思議なことではないのです。もちろん、併用することもできます。いずれにせよ、有料の求人サービスを使う場合は、当然、料金を考慮していくことが必要です。 

▶関連記事:求人広告媒体(求人サイト)を有料掲載の場合で比較!

というわけで本章では、dipが提供するサービスを例に取り上げます。ハローワーク以外の媒体だといくら程度かかるのか。以下、ご参照ください。

バイトルに求人を出す場合にかかる費用

認知度の高さからも多くの求職者が利用しているアルバイト・パート向け求人サイト『バイトル』の場合、1週間当たりの掲載料金は下表のとおりです。

プラン首都圏北関東・関西東海・関西その他その他の地域
Pプラン・Pプラン(EX)100,000円~80,000円~70,000円~60,000円~
PLプラン85,000円~68,000円~59,500円~51,000円~
Dプラン35,000円~28,000円~24,500円~21,000円~
Cプラン25,000円~20,000円~17,500円~15,000円~
Bプラン13,000円~10,250円~9,000円~7,750円~
Aプラン4,100円~3,275円~2,875円~2,450円~

料金表付きの資料も用意しています。無料でダウンロード可能です。 
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料金についてより詳細に確認されたい方はこちらのページからお問い合わせください。
『バイトル』の料金について相談する(無料)

バイトルNEXTに求人を出す場合にかかる費用

ドライバー不足の問題解消に大いに役立てられる(ドライバー採用に強い)正社員・契約社員向け求人サイト『バイトルNEXT』の場合、1週間当たりの掲載料金は下表のとおりです。

プラン首都圏北関東・関西東海・関西その他その他の地域
Pプラン100,000円~80,000円~70,000円~60,000円~
PLプラン85,000円~68,000円~59,500円~51,000円~
Dプラン35,500円~28,500円~24,500円~21,250円~
Cプラン23,750円~19,000円~16,750円~14,250円~
Bプラン14,250円~11,500円~10,000円~8,500円~
Aプラン9,500円~7,500円~6,750円~5,750円~

料金表付きの資料も用意しています。無料でダウンロード可能です。
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料金についてより詳細に確認されたい方はこちらのページからお問い合わせください。
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バイトルPROに求人を出す場合にかかる費用

各業界のプロフェッショナルからの応募が多い求人サイト『バイトルPRO』の場合、料金プランが特殊です。「成果報酬型」の用意もあるなど、業種・職種・雇用形態・勤務期間の組み合わせで異なります(バリエーションが多いため、詳細はお問い合わせいただいた後にご案内します。何卒ご了承くださいませ)。

なお、一例を挙げると次のとおりです。お得なセット価格をお伝えします。

●新宿区内で初めてのご利用。 Cプラン3週間 スカウトメール10通の場合
『バイトル』『面接コボット』のサービスもついて120,000円(特価)

料金についてくわしく知りたい方はこちらからお問い合わせください。
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サービス内容について知りたい方はこちらからダウンロードしてください。
『バイトルPRO』の資料をダウンロード(無料)

はたらこねっとに求人を出す場合にかかる費用

アルバイト・パート、正社員、契約社員、派遣社員と幅広くアプローチできる求人サイト『はたらこねっと』の場合、1週間当たりの掲載料金は下表のとおりです。

プラン首都圏北関東・関西東海福岡
HPプラン100,000円~80,000円~70,000円~60,000円~
HPLプラン70,000円~56,000円~49,000円~42,000円~
HDプラン61,000円~49,000円~43,000円~37,000円~
HCプラン35,000円~28,000円~25,000円~21,000円~
HBプラン8,750円~7,000円~6,150円~5,250円~
HAプラン4,400円~3,500円~3,050円~2,650円~

料金表付きの資料も用意しています。無料でダウンロード可能です。
『はたらこねっと』の料金表付きサービス紹介資料

料金についてより詳細に確認されたい方はこちらのページからお問い合わせください。
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費用面以外でハローワークに求人を出すメリット

青空とハローワーク

ハローワークは無料だからこそ使う価値があると思われがちですが、意外とそのほかのメリットについて見過ごされているかもしれません。具体的には次のとおりです。

求職者で利用される方が多い

ハローワークは公共の職業紹介機関ゆえに、働く人ほぼすべての方から認知されているといっても過言ではありません。以前ほどではないにしろ、仕事を探す際にまず訪れる方も多いでしょう。そのため、求人情報を多くの人に見てもらえる期待が持てます。人材獲得のチャンスが広がることは、まさにメリットです。

掲載期間の延長が可能

ハローワークでは、無料であっても掲載期間の延長が可能です。手続きは、オンライン上でも行えます。ハローワークインターネットサービスにログインし、求人情報編集の画面で対象の求人について有効期間の延長を申込みましょう。内容はハローワークの職員が確認し、問題なければ最大1ヶ月まで引き延ばせます。

助成金を活用できるケースがある

ハローワークを通じて求人を出すことで、条件次第では助成金を活用できる場合があります。たとえば、若年者や障害者の雇用に際してなどです。助成金があれば採用にかけられるコストが増えます。その余地は大なり小なりメリットといえるでしょう。

求人掲載がハローワーク頼みになることのデメリット

雨に打たれるハローワークの建物

ハローワークで求人を出すことには、いわずもがなメリット以外にデメリットも存在します。具体的には次のとおりです。

以下、それぞれ簡単に説明します。

制約されたなかでの訴求が難しい

ハローワークに求人を出す場合、求人票のフォーマットや内容には一定の制約があります。表現や内容に関して法律上の規定が設けられていることはもちろん、情報自体も自社の採用メディアや求人情報サイトに比べて多くを打ち出すのは難しいでしょう。そのため、強みや魅力を十分に訴求しきれないかもしれません。

掲載までに時間を要する

ハローワークに求人が掲載されるまでには、ハローワークの担当者による検閲が入ります。そのあいだ、時間がかかることも考えられるでしょう。仮に欠員補充などで急に募集することになった場合は、別の媒体を(別の媒体も)検討した方がよいかもしれません。

欲しい人材からの応募が集まりにくい

ハローワークは多くの求職者に利用される一方で、有象無象が集まる傾向にあります。特定のスキルや経験を持つ人材が欲しい場合は、有効な応募がなかなか来ないかもしれません。したがって、ある程度優秀な人材を求めるなら、有料の求人媒体の方が成果にはつながりやすいでしょう。

ハローワークへの求人の出し方

木々に囲まれるRecruitの文字

掲載料金、メリット・デメリットを踏まえて、最後にハローワークに求人を出す方法を確認しましょう。基本的に、6つのステップに分けることができます。ずばり、次のとおりです。

以下、それぞれ詳述します。

登録方法の選択

ハローワークに求人を出す際、まずは登録方法から決めていきます。具体的には、直接ハローワークに出向くか、求人者マイページを開設するかのどちらかです。

前者の場合、担当者とともに登録手続きを進めることができます。直接アドバイスを受けられるため、初めての方にも安心です。また、必要書類の不備や記入ミスをその場で確認・修正できるため、手続きをスムーズに進められます。

一方で後者の場合は、自分のペースで手続きを進めることが可能です。オンライン上で完結できるため、時間や場所に縛られずに済みます。

必要書類の入手

求人票を作成するには、後述する事業所登録シートや申込書に情報を記入し、提出しなければなりません。そのため、あらかじめそれらの書類が必要です。入手方法は、ハローワークの窓口で受け取るか、もしくは厚生労働省のサイトからダウンロードできます。

事業所情報の記入

必要書類の一つに当たる事業所登録シートには、文字どおり事業所情報を記入します。会社名、所在地、連絡先、事業内容などの基本的なものから社風や地域貢献活動などアピールできること(の有無や詳細)まで、案外多くの項目が用意されています。

求人申込書の作成

もう一つの必要書類、求人申込書には、「求人区分」「仕事内容」「賃金・手当」「労働時間」「保険・年金・定年等」「求人PR情報」「選考方法」について記入する欄が設けられています。これらの労働条件は、その後できあがる求人票にダイレクトに反映されていくものです。

求人票の受領

必要書類に記入した内容は、ハローワークの担当者が確認します。特に問題がなければ求人は受理され、手続きは終了です。初めて求人を出した場合は、完成後の求人票とあわせて事業所確認票も受領します。

求人情報の公開

前述までの手順を無事終えたなら、求人情報が公開されます。実際にその内容を確認したい場合は、ハローワークの求人情報検索や求人者マイページからアクセス可能です。

無料掲載は魅力的でもハローワーク一択で求人を進めるのは要注意!

まとめの章でおさらいすることをCHECKの文字で示唆

ハローワークの場合、無料で求人を掲載できる点は確かに魅力的です。が、それだけに頼るのはやはりリスクがあります。本記事でお伝えしたように、費用を抑えて広範囲にアプローチできても、果たして欲しい人材が応募してくれるかは甚だ懐疑的です。とりわけ特定のスキルや資格を持ち、経験値の高いを人材を獲得したければ、そうした方々が集まりにくいことも含めて、ハローワークの掲載だけでは厳しいと考えます。他方、そうしたターゲットにアプローチしやすいのが求人情報サイトや採用ホームページです。有料とはいえ、それなりに結果は期待できるでしょう。とどのつまりいえることは、ハローワークに固執せず、複数のチャネルをうまく活用できるかがカギを握ります。いずれにせよ、採用の目的を見失わず、費用対効果を考慮し、適切な戦略のもと進めることが肝要です。 

▶関連記事:ハローワークに求人を出すには?掲載条件、登録方法などくわしく解説


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