求職者の検索行動を知る重要性

求職者の検索行動は、採用戦略を組み立てるのに大きなヒントになり得ます。裏を返せば、トレンドや世相に対する目配りが疎かになってしまうと、的外れな求人になりかねません。
とりわけ、コロナ禍以前、以後の動きの違いは最たる例です。パンデミックを経て、リモートワークが当たり前のように浸透してきたなか、柔軟な勤務形態を重視する向きが増えているのは明らかでしょう。また、オンライン面接も多くの企業が実施してきたことで、選考の効率を上げるやり方として根付いている状況です。そのため、仕事終わりにわざわざ会社へと足を運ぶことを煩わしく感じる求職者が、いまなお少なからず見受けられます。そうなると、検索語句もおのずと働き方や採用プロセスに関するものが多いことは容易に想像できるはずです。 Web上で多くの求職者との接点を生むには、こうしたニーズに対する訴求が欠かせません。検索結果の上位表示とセットで取り組んでいくにも、まさしく重要なキーワードです。
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求職者の具体的な検索行動パターン

では、具体的に求職者はどのような検索行動を取っているのでしょうか。以下、Web検索とSNS検索の両方からくわしく紐解きます。
Web検索
Web上では多くの求職者が、GoogleやYahoo!といった代表的な検索エンジンを使い求人を探しています。地域や職種はもちろん、勤務形態や報酬範囲など希望条件で最初から絞り込んで検索される方も少なくありません。その職場で自身の力が発揮できるかどうかを確認すべく、持っている資格やスキルで検索をかける方もいらっしゃいます。エンゲージメントが高い企業やサービ求人サイトに直接アプローチすることも、いたってよくあるケースです。
エリアと職種の掛け合わせ
一般的に、求人サイトではエリアと職種を絞り込めます。が、特定の求人サービスにこだわらず、端からこの掛け合わせで検索エンジンの入力窓からお仕事を探す方も珍しくありません。さらには、通勤時間やライフスタイルの条件も含めて検索される求職者も多く見受けられます。
生かせるスキルで絞り込み
キャリアが十分な求職者のほとんどは、自身の経歴を高く買ってほしいと考えています。他方、過去の職場で自身の力が発揮できなかった場合は、その苦い経験を踏まえて保有する資格やスキルが果たして通用するのか、生かせるのか、慎重に吟味される方も多いようです。こうした背景もあってか、求人サイト内だけでなく検索エンジンで直接、スキルを入力し該当する業務の求人を絞り込むパターンもよく見られます。
興味のある企業を直接検索
興味を持っている企業を直接検索し採用ページから応募する方も多く見られます。これは、自社で求人メディアを作成する企業が増えてきていることも一因でしょうが、地道な発信でファンを増やしてきた賜物ともいえるかもしれません。ピンポイントで“ここで働きたい!”と思い応募してくるということは、志望度はそれなりに高いはずです。当然、採用につながる期待も高まります。
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興味のある求人サービスを直接検索
お気に入りあるいは気になっている求人サービスを直接検索するパターンは、従来からの典型であり、いまなお王道と呼んで差し支えないでしょう。前述した企業検索もそうですが、いわゆる指名検索と呼ばれるものです。 Web上には数多くの求人サイトがあります。そのなかから選ばれるには、どうしたって認知度が高くなくてはいけません。
なお、CMなどでもおなじみのdipのサービスもまた、多くの指名検索を獲得しています。まさしく、応募が集まる大きな理由の一つです。
SNS検索
求人を探す方法として、SNS検索も無視できません。日常と切り離せなくなった昨今、SNSを起点に採用が進むケースは多々見受けられます。求職者にとっては、求人情報をタイムリーに確認できるため、情報収集としても使い勝手がよいのかもしれません。SNS検索では主に次の4つのパターンが挙げられます。
- 求人募集関連のハッシュタグで検索
- 業界や職種に特化したグループに参加
- 興味のある企業アカウントをフォロー
- 興味のあるサービスアカウントをフォロー
以下、それぞれ詳述します。
求人募集関連のハッシュタグで検索
X(旧Twitter)やInstagram では、たとえば「#求人」「#採用情報」「#キャリアチャンス」など求人・採用に関するハッシュタグを用いて必要とする情報を探すことができます。ニーズが高いワードは埋もれやすいとはいえ、投稿が拡散されればその分、接点機会が増えるため、発信内容次第で想定以上に多くの応募が集められるかもしれません。
業界や職種に特化したグループに参加
SNS上で築かれている業界や職種に特化したグループに参加し、志向に合った求人情報を探す求職者の方も多く見られます。自身の経験やスキルを生かしたい方が、そうしたコミュニティから情報を得ていくわけです。
興味のある企業アカウントをフォロー
企業の公式アカウントを情報源とする方も多くいらっしゃいます。求人情報を受動的にチェックできるため、興味がある企業に対してはひとまず検索し、フォローするといったパターンが一般的です。
興味のあるサービスアカウントをフォロー
欲しい情報を効率よく得るために、求人サービスのアカウントをフォローする求職者も多く見られます。ここでもやはり、フォローが集まりやすいのは基本、認知度が高いサービスです。
企業も求職者を検索している

求職者が求人を探すように、企業もまた検索行動によって欲しい人材にアプローチしています。そう、スカウトです。漠然と応募を待っていては、なかなか成果に結びつけるのは難しいかもしれません。では、具体的にどのようなアクションが“企業による検索”を指すのでしょうか。以下、詳述します。
求人サイト上でスカウト
一つは求人サイト上でのスカウトが挙げられます。これは、企業が求人サイトのプロフィールを通じて、適合するスキルや経験を持つ求職者を特定し、直接メッセージを送って接触する方法です。
たとえば、dipが提供する『バイトル』でもスカウトメールのサービスはあります。バイトル自体、多くの応募者が集まるサイトです。条件を絞り、浮かび上がる候補者のなかには当然、理想的な人材もいることでしょう。効率よく採用ターゲットにアプローチするなら、もってこいの機能です。
SNS上でスカウト
SNSのプラットフォームでもスカウトは行われています。LinkedInなどはまさに代表例です。具体的には、プロフィール上の職歴やスキルセットに基づいた採用候補者に直接メッセージを送ります。スカウトの対象は、積極的にお仕事を探していないパッシブ求職者も含まれますが、こうした方々も、スカウトをきっかけに採用に至るケースは決して珍しくありません。
バイトルは検索機能が豊富なサービス

dipが提供する『バイトル』は、あらゆる機能が搭載されているため、活用法のバリエーションが実に豊富です。そしてそれは、検索機能一つをとってもいえます。
バイトルを利用すると、さまざまな形で求人情報を絞り込めます。エリアor沿線、職種、短期求人、新着求人……等々、実にさまざまです。検索履歴を引っ張り出すこともできます。極めつきはフリーワード検索です。「話題のお店の名前」や「好きな洋服のブランド名」「趣味関連」など、気になるキーワードを入力するだけでそれらを含むお仕事を検索できます。もちろん、「試験監督」や「データ入力」といった具体的な業務内容も検索すればヒットします。
この利便性で以て、掲載した求人は求職者にリーチしやすく、実際のところ多くの応募者が集まるサイトです。スピード採用が実現できているのも、単に即日掲載のアドバンテージだけでなく、こうした機能面の充実が理由に挙げられます。
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そのほか求職者と出会えるdipのサービス

dipが提供するサービスは『バイトル』だけではありません。さまざまなニーズに応じて採用支援を展開しています。雇用形態別に使い分けられる点はまさにその好例です。正社員、プロフェッショナル人材、派遣社員それぞれに特化したプラットフォームが用意されているため、求職者との出会いを効果的にサポートできます。
社員採用ならバイトルNEXT(ネクスト)
『バイトルNEXT』は、正社員・契約社員向けの求人サイトです。導入するとバイトルが無料で付いてきます。そのため、幅広くアプローチしたい場合には特に有効です。ドライバー採用に強い点も特長。2024年問題などで人手不足にお困りなら、状況を打開するのにぜひご活用ください。
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求職者が検索した先に自社求人を掲載するなら

たとえば、Googleで「バイト 掲載」や「パート 掲載」と検索してみてください。上位のサービスに『バイトル』が表示されるのが分かるはずです。これは、いわゆるSEO(検索エンジン最適化)の結果が反映されています。同様に、もしも求職者が検索した先に自社サイトや求人情報があればどうでしょう。大なり小なり目に留めてもらえる期待が持てるのではないでしょうか。
上記も一つの効果的な採用戦略です。その際、当然ながらキーワードの選定もカギを握ります。検索ニーズを捉え、検索行動を読めたなら、あとは求人広告に落とし込むだけです。とはいえ、伝え方一つで受け手の反応は変わります。どの情報をどのように見せるべきか。絶対的な答えは無いにしろ、どこまでもユーザー、求職者目線を持ち続けることが肝要です。
求人掲載・採用業務のサポートや料金についてなど、ぜひ気軽にお問い合わせください。
また、貴社に合わせたデータが必要な場合や、賃金設定のご相談も無料で承っております!