おすすめの採用サイト【面白い編】

というわけで早速、おすすめの採用サイトを紹介します。まずフォーカスしたのは“面白い”サイトです。とりわけ、構成やデザインに目を引くポイントが詰まっているように思います。サイト単体丸ごと参考にしてもよし。あるいはそれぞれのユニークな部分を組み合わせてみるのも一興です。
羽田タートルサービス株式会社
メインビジュアルを動画で表現することで、社風やイメージの解像度が高まります。リアルな風景と描かれるストーリーが自然と求職者を惹きつけるでしょう。また、下層ページにインタビュー記事を置くことで、現場の声も伝えています。
吉良オイルセンター株式会社
全体的にはシンプルにまとまった印象とはいえ、配色など実はチャレンジングなデザインです。と、注目したいのはインタビュー動画。多くの情報を伝えるにはもってこいのフォーマットで、かつ人間味が随所に感じられます。面白さは細部に宿る典型です。
つな八
動きのある静止画を2カラムでつなぎ合わせる編集が秀逸。吹き出しを入れるひょうきんさにも面白みを覚えます。
店主紹介もユーモアたっぷり。親近感を抱く方も少なくないでしょう。と同時に、働くうえでのポイントや、働き始めるまでの流れといった親切なコンテンツも無視できません。その設計は、求職者が職場をイメージひいては応募しやすいように配慮されていることがわかります。
社会福祉法人奉優会
ファーストビューでスタッフを前面に打ち出す訴求が新鮮です。一緒に働く仲間はどうしたって気になるところ。そんな求職者のインサイトを、思い切ったアイデアでうまく捕まえたサイトだといえます。チームワークの良さも感じられ非常に面白い構成です。
デザイン的にも文字に動きを入れるなど活気や楽しいイメージを表現しています。
おすすめの採用サイト【かっこいい編】

続いては、“かっこいい”にフォーカス。ユーザビリティはもちろん大事ですが、見栄えもよければサイトの印象はさらに良くなるはずです。ぜひ、かっこいい採用サイトを作るのにお役立てください。
DKダイニング
パララックスデザインを用いて、サイトに立体感や遠近感をもたらしています。ギャラリーセクションも一つひとつが目を引くインパクト。華やかで麗しいお店の雰囲気を見事に表しています。テキストでしっかり説明しているところがあれば、余白もきちんと用意されているため、視認性がばっちり。全体的にメリハリのある採用サイトです。
株式会社平田タイル
メインビジュアルは動画+テキストでも煩わしさがない不思議。洗練さやブランディングを十分に意識させることに成功しています。
サイトの配色は白・赤・黒のみを使用。色をみだりに多く使わないことはデザインの基本です。そうしたマナーを守りつつスタイリッシュな風合いを表現できています。
株式会社ハートリフォーレ
3カラム構成のユニークな採用サイトです。それぞれの役割が明確な点もユーザーに親切だといえるでしょう。左カラムは働くスタッフ。少ない写真からでも職場の雰囲気が伝わってきます。真ん中の細いスペースにメインコンテンツを置くのは斬新。とはいえ、爽やかな配色と適度な余白がうまく視認性そして良好なUIを担保しています。
株式会社うかい
▼ファーストビューで動きをつけたメニューを設置
メインビジュアルでマウスを当てると、各カテゴリの画像がふわっと広がります。一見シンプルな印象を覚えるサイトですが、こうしたギミックをさりげなく用意していることに滋味深さ、そしてカッコよさがうかがえます。白を基調とした配色で、老舗の重厚感や清潔感を表現。お店の魅力をわかりやすく伝えている好例です。
リンツ&シュプルングリージャパン株式会社
リンツ&シュプルングリージャパン株式会社はチョコレートブランド「Lindt(リンツ)」を展開。商品に重ねるように、とはいえ自然な形で採用においてもブランディングできています。訴求力が高いわけは、一つひとつのセクションに無駄がない点も挙げられるでしょう。チョコレートカラーでの装飾も統一感があって、かつ視認性も高いデザインです。ほどよいコンテンツの量も最適解。ページ丸ごとかっこいい手触りだと思います。
コカ・コーラ ボトラーズジャパングループ
すでに認知度十分だからこそ、かっこいいサイトを作るのはハードルが高いのですが、特に奇をてらわずシンプルな構成や配色(真っ赤!)で以てコカ・コーラらしさを表現しています。必要最低限の情報だけでも伝わるマジック。その心意気も含めてスタイリッシュな採用サイトです。
ジー・フィールド
WINEバルの採用ページです。お店さながらカウンターの木目を随所にちりばめたデザインが特に印象的。自然とオシャレなイメージを覚えます。細かい部分を見ていくと、写真を囲む枠はざく切り、ざっくばらん。されどかっこいいのはなぜでしょう。無造作な装飾による軽やかさがむしろシャープさを醸し出し、趣深さを感じます。
おすすめしたくなる採用サイトの共通点

前項までにおすすめしてきた採用サイトには、実はいくつか共通点があります。具体的には次のとおりです。
- ファーストビューが印象的
- キャッチコピーがユーモラス
- 職場の様子がイメージしやすい
- サイトの雰囲気にワクワクする
ではなぜ、これらが大事なのでしょう。それぞれくわしく説明します。
ファーストビューが印象的
ユーザーはファーストビューでそのサイトに対するイメージを決定づける傾向にあります。これは(その採用サイトが)自分に必要か否かを瞬時に察知しているといっても過言ではありません。ただこれは裏を返すと、印象的であれば関心を引きつけやすいともいえます。拙稿でおすすめしてきたサイトも、まさにそうした要素が少なからず含まれているものです。
キャッチコピーがユーモラス
キャッチコピーを侮ってはいけません。たった一つのフレーズであってもユーザーの興味・関心を引くには十分すぎるほど大事な要素です。特に有効なのがユーモラスなそれ。自社の特徴をユーモアたっぷりに、時にコミカルに時に洒脱に時にアイロニックに表現している採用サイトは、いつのまにかその企業の顔として、職場のイメージにもつながっていきます。実際、そうしたキャッチコピーが企業の文化や価値観を反映しているケースは少なくありません。
職場の様子がイメージしやすい
採用サイトを訪れる求職者にとって、職場の雰囲気や環境は非常に重要です。自身が働くイメージができるかどうかがその会社に応募する決め手といっても過言ではありません。だからこそ、採用サイトには、オフィスの風景や従業員の日常を鮮明に描けることが望ましいと考えます。具体的には写真や動画の使用、従業員インタビューといったコンテンツが効果的です。そしてそこに書かれている、あるいは浮かび上がってくる情報を通じて応募に至った求職者は、いわばその企業のリアルを受け入れたと捉えることもできます。そのため、ミスマッチ回避にもつながるわけです。
サイトの雰囲気にワクワクする
採用サイトが大なり小なり求職者の企業イメージを左右するのであれば、やはり全体的にポジティブな要素をまぶしてあげる必要があります。と同時にどれだけワクワクさせられるかも一つのテーマです。大胆な色使い、はたまた独特なイラストで魅了することや、洗練された写真の掲載、リアルな職場の様子を映像に落とし込むのもよいでしょう。
サイト内の設計も“ワクワク”には欠かせません。ユーザーが自然と興味を持つ情報に誘導できるよう、ナビゲーションやリンクもただ漠然と置くのではなく戦略が必要です。
採用サイトの制作をおすすめするケース

採用サイトを持つことで求人はもちろん、自社のブランディングにもよい影響を及ぼす期待が持てます。そうはいってもやはり、思いどおりに事が進むとは限りません。特に、ノウハウや知識がなければどうしても不安は付いて回ります。では、どのような状況であれば制作した方がよいのでしょうか。検討しているものの一歩足を踏み出せない担当者の方は、以下挙げるポイントをぜひ確認してみてください。
多くの情報を載せたい
求人するのに多くの情報を載せたければ、採用サイトの制作は有効かと考えます。一般的な求人情報サイトの場合、企業の魅力や職場環境、働くメリットなどを詳細に掲載するスペースはどうしても有限です。他方、自社で採用サイトを制作できれば、これらを豊富に、かつ自由な形式で掲載できます。
従業員の声、社内イベントや風景、福利厚生の詳細など、あらゆる情報を網羅的に伝えるにはある程度、ボリュームが必要です。うまくいけば、求職者に対し、自社の魅力を多面的に届けられ、かつ深く理解してもらえるでしょう。その理想を実現するにあたって、採用サイトは大きな力となるはずです。
求人情報サイトと差別化を図りたい
求人情報サイトと差別化を図りたい場合も採用サイトの制作をおすすめします。というのも、個々の企業が持つ魅力や特性を十分に伝えることが、一般的な求人情報サイトでは難しい場合があります。一方で、自社の採用サイトなら独自の企業文化や働き方など、アピールしたい要素を柔軟に打ち出すことが可能です。
サイトのテイストにこだわりたい
前述した差別化を図ることとも重なりますが、サイトのテイストにこだわりたい場合も、採用サイトの制作がおすすめです。
レイアウトや細部のデザイン、写真・動画を活用した情報発信……等々、自社ならではのコンテンツをオリジナリティあふれるテイストで世に出したいと考える企業であれば、一般的な求人情報サイトでは物足りないかもしれません。仮にそうなら、自社の世界観を十二分に反映した採用サイトで、求職者と接点を図るのがよいでしょう。
採用サイトの運用でおすすめしたい効果指標

採用サイトは制作して終わりではありません。もちろん運用も大事です。効果検証なくしてサイトは育ちません。とはいえ、(特に初めての制作の場合)どの指標を設け、追っていくのがよいのかわからない方もいらっしゃるでしょう。本章では、最低限必要な3つの効果指標を取り上げます。それはずばり、次のとおりです。
- 応募者数
- 面接率
- 内定承諾率
以下、それぞれ詳述します。
応募者数
まず、当然見ていかなければならないのが「応募者数」です。たとえサイトを閲覧してもらえても応募に至らなければ、それはユーザーを引きつけられなかったことを意味します。いわば、サイトが魅力的か否かは応募者数でわかるといっても過言ではありません。レイアウトや装飾、配色だけでなく、サイトの使いやすさも関係してくるでしょう。たとえば、思うように数字が伸びなければ、「どうすれば応募できるのかわからない」つくりになっている可能性などが考えられます。そうした分析も効果検証の一つです。どうすれば応募が集まるのかを考えていくためにも、その数は必ず指標に置くようにしましょう。
面接率
応募者数の次のステップとして面接率を追っていくことも大事です。これは応募者全体の中で面接に進んだ人数の割合を指します。面接率が高ければ、きちんと意思を持った応募だといえるでしょう。とりあえず採用サイトを見て応募したけれども「面接に行くほどではないな」「他社の方が魅力的だな」と思われ辞退されることは、意外と多く見受けられます。もちろん、応募者へのフォローが適切に行われているかなども重要なバロメーターです。が、採用サイトの印象が影響しているケースも少なからずあります。
内定承諾率
内定承諾率もまた、採用サイトのパフォーマンスを評価するために必要な効果指標です。これは、企業がオファーを出した候補者のうち、何人がそれを受け入れたかを示す数値に当たります。内定承諾率が高ければ、企業のブランドや価値観、職場環境などが求職者にとって魅力的であった可能性も十分に考えられるでしょう。
加えて、内定承諾率は採用プロセス全体を評価することにも有効です。求職者、応募者、内定者と、どんどん育っていく一連のステップのなかで、起点でありつつその後も判断材料として採用サイトは機能します。たとえば、従業員の声を載せたら、動画で訴求したら、内定承諾率が上がったというケースも多いわけです。したがって、必要に応じてここを改善するために、採用サイトから手を加えることも決して珍しくありません。
採用サイトなら「採用ページコボット」がおすすめ!

さて、ここまで採用サイトについて具体的かつ網羅的に解説してきました。制作にあたって情報収集されていた方にとっては、よりイメージが膨らんだのではないでしょうか。なお、採用サイトの制作を検討中の企業様、担当者様にはぜひ「採用ページコボット」のご利用をおすすめします(拙稿で紹介したサイトもこちらのサービスによる制作です)。
「採用ページコボット」を使うことで手の込んだ採用サイトを手軽に作ることができます。そのほかのメリットは次のとおりです。
- バイトルで培った求⼈のプロが監修
- 多数の求⼈情報サイト・求⼈検索に対応
- 求⼈情報・応募者情報を⼀元管理
ノウハウや知識がないまま採用サイトを作成すると、どうしても失敗するリスクが高く、そうならないためにもプロのサポートが必要です。また、Indeed(インディード)などdip以外の求人情報サイトで連携される点は大きなアドバンテージになるでしょう。
ぜひ、この機会に採用ページコボットのご利用を検討してみてください。
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