主婦層・ミドル層の求人募集・求人広告を掲載するときのポイント

主婦層・ミドル層の求人募集・求人広告を掲載するときのポイント

ミドル層ターゲット

主婦(夫)層やミドル層の求人募集や求人広告を掲載する際、採用活動においてさまざまな課題に直面する企業も多いのではないでしょうか。特に、主婦(夫)層や40代~50代のミドル層を募集する際は、働きやすい環境や柔軟な勤務条件が重要視されています。

ただ、これらの条件に合致する人材を見つけることは容易ではありません。そのため、求人広告の内容が応募意欲を高める大きな役割を果たします。

そこで本ページでは、主婦(夫)層やミドル層ならではの掲載ポイントや彼・彼女たちが仕事探しにおいて譲れない項目など、採用に役立つ情報を幅広くまとめました。ぜひ参考にしてください。

主婦(夫)層・ミドル層募集の求人広告を掲載するポイント

主婦(夫)層・ミドル層募集の求人広告を掲載するポイント

主婦(夫)層・ミドル層を求人募集する際、求人広告に載せる内容は各特性をうまく活用すべきでしょう。とりわけ応募が集まりやすい業種、昨今の傾向も含めた仕事探しで重視される項目を把握することは、求職者を知るにあたって大いに役立つはずです。こうした観点も交えて以下、ミドルそして主婦(夫)層、それぞれを採用ターゲットとした場合の求人ポイントを解説します。

ミドル層を採用ターゲットとした場合の求人ポイント

ミドル層の定義は厳密に決まっていませんが、一般的には30代後半~50代前半を指すことが多い印象です。ここでは、ミドル層を35歳~54歳と定義します。

さて、ミドル層を採用ターゲットとする際には、給与はもちろん、福利厚生も含めた条件面をアピールできるとよいでしょう。一般的に、ミドル層は経験豊富でスキルを持っていることが多く、それに見合った給与だけでなく、充実した福利厚生や家族手当なども関心を集めるきっかけになり得ます。

また、フレックスタイムやリモートワークの導入も効果的です。
例えば、朝9時~夕方5時までのシフト制や、週1〜2日の在宅勤務が好まれる傾向にあります。こうした柔軟な働き方を提供することは、ワークライフバランスを重視するミドル層にとって重要なポイントです。制度としてあるなら(あるいは制度化したなら)、ぜひ積極的にアピールしましょう。

ミドル層が応募する求人業種比率

※2023年7月~2024年6月のバイトルのデータより算出

ミドル層の応募者は、特に「軽作業・物流」に高い関心を示しているようです。調査では全体の39.9%を占めています。これは、多くの企業で未経験者でも始めやすい環境が整っている点やシフト制を採用していることなどが挙げられるでしょう。

ミドル層が仕事探しにおいて譲れない項目

ミドル層が仕事探しにおいて譲れない項目

※ディップ総合研究所調べ n=422

ミドル層の仕事探しでは、勤務地が最も重視されているようです。アンケートでは回答した方々の58.3%が譲れない項目に挙げています。次いで高い比率だったのが、47.2%の勤務日数・時間です。まさに前述したワークライフバランスに価値を見出していることが分かります。

ミドル層の応募意欲が高まる待遇・福利厚生

ミドル層の応募意欲が高まる待遇・福利厚生

※ディップ総合研究所調べ n=461

調査では、ミドル層が応募したいと思わせてくれる待遇・福利厚生の筆頭に、予算達成ボーナス・インセンティブ、賞与といった報酬面が挙げられます。次いで時短勤務制度やフレックスタイム制度等、勤務時間の柔軟性です。この結果からも、給与そしてやはり、働きやすさが求められています。

主婦(夫)層を採用ターゲットとした場合の求人ポイント

主婦(夫)層を採用ターゲットとする場合は、ライフスタイルや家族の状況に配慮した求人広告を作成することがポイントです。家庭と仕事を両立したいというニーズも多いため、短時間勤務やリモートワークなど、ミドル層同様、柔軟な働き方がカギと言えます。

また、掲載期間や時期によっても結果は変わってくるでしょう。たとえば、大型連休など長期休暇中は主婦(夫)層のお仕事探しが鈍化しがちです。

一方で新生活が落ち着いた5月頃や、夏休みが終わり日常の生活リズムに戻った9月頃は例年、活発な傾向にあります。厳密にはそれぞれの時期で一長一短あるため、一概にいつ掲載するのが正解だとは言い切れませんが、少なくとも掲載期間やタイミングを考慮すること自体は非常に大事です。効率よく採用活動を行うなら、ぜひ意識してみてください。

あわせて、以下お伝えする応募人気の業種や重視される項目といった主婦(夫)層の心理・行動理解につながる要素も、確実に押さえておきたいところです。

主婦(夫)層が応募する求人業種比率

※2023年7月~2024年6月のバイトルのデータより算出

主婦(夫)層の応募者もミドル層同様、「軽作業・物流」が41.6%と高い割合を占めています。また、「フード・飲食」や「販売」への応募も決して少なくありません。おそらくこれらの業界は、他と比較したとき、主婦(夫)層にとって少なからず働きやすい条件が揃っている(あるいは環境が整っている職場が多い)と言えそうです。

主婦(夫)層が仕事探しにおいて譲れない項目

主婦(夫)層が仕事探しにおいて譲れない項目

※ディップ総合研究所調べ n=290

仕事探しにおいても、主婦(夫)層とミドル層の傾向は重なります。重視する項目の上位は勤務地、そして勤務日数・時間です。言われてみれば当然でしょう。家庭との両立を図るためにこれらを優先することは、容易に頷けます。

主婦(夫)層の応募意欲が高まる待遇・福利厚生

※ディップ総合研究所調べ n=316

応募意欲が高まる待遇・福利厚生についても、結果はミドル層と同じです。主婦(夫)層で最も多かったのはボーナスや賞与でした。勤務時間の柔軟性、通勤サポート、特別休暇といったその他の項目も優先順位は変わりません。なお、上位項目の選ばれた割合を見ると、それぞれ主婦(夫)層の方がミドル層よりも高く、これは家庭との両立に対する意識の差とも考えられます。

主婦(夫)層・ミドル層ならではの募集方法

主婦(夫)層やミドル層の方々をうまく採用するには、ニーズに応じた具体的な求人情報を作成し、適切な媒体を選ぶことが重要です。これにより、ミスマッチの回避や求職者が安心して応募できる状況を作れるでしょう。以下、こうした募集方法について具体的に紹介します。

主婦(夫)層・ミドル層のニーズに応える求人原稿作成する

主婦(夫)層やミドル層に限らず、効果的な求人原稿は往々にしてターゲットのニーズに応えています。では、どのような書き方がふさわしいのでしょうか。ポイントはいくつかあります。一つは具体的なエピソードを交えることです。体験談に自己投影される求職者は決して少なくありません。そのなかでシフトの柔軟性や家庭と両立しやすいことが分かれば、安心感につながるでしょう。

また、1日の業務の流れ(スケジュール)やノルマの有無もなるべく詳しく記載することをおすすめします。そうすることで、入社後のイメージが湧きやすくなり、自分に合った職場かどうかの判断が容易になるはずです。情報の解像度が高くなればなるほどマッチングの精度は高まります。ターゲットがミドル層なら相応のスキルを期待する向きは当然あるでしょう。その場合、保有する資格や経験年数など人材要件を明確に定義しないと、有象無象が集まる羽目にもなりかねません。

動画を活用し職場の魅力を最大限伝える

求人募集に動画の活用は、もはや必要不可欠といっても過言ではないでしょう。当然、主婦(夫)層やミドル層も例外ではありません。
とりわけ推奨したいのは、インタビュー動画です。

実際に自社で働いている主婦(夫)層、ミドル層の従業員の声をありありと伝えることで、職場の雰囲気を視覚的に捉えてもらうだけでなく、自身が働くイメージを(無意識的に)描いてくれる効果も期待できます。

そうやって自社への解像度が高い分、入社後のギャップを生むことはそうそうないはずです。結果、定着率アップにも寄与します。
しかし、多くの求人情報サイトではテキスト中心の掲載であるのも確かです。自社で採用動画を作成するには時間と労力がかかることが背景にあります。

そこで紹介したいのが「バイトル」です。ただ求人を掲載するだけではなく、サービスの中には動画制作も含まれています。そう、追加費用0円で取材と撮影、編集まで対応可能な求人サイトなのです。

動画活用だけでなく、Web上の管理画面から求人原稿を簡単に修正できる点も無視できません。これは繰り返し何度でも行えます。修正に限らず、最新のお知らせ・ニュースを発信する際にも便利です。試行錯誤しながら求人情報を充実させつつ、届けたい情報をタイムリーに求職者に届けられることは、非常に大きなメリットです。

【公式】バイトルならアルバイト求人募集の掲載料金プランを選択可能

ターゲット層に適した媒体を選定する

原稿作成以前に、そもそも媒体選定からしっかりとターゲットに合わせる必要があります。主婦(夫)層やミドル層が集まりやすい求人サイトへの掲載や、特化型の自社メディアを運用することで、効率よく求める人材にリーチできるでしょう。

とはいえ、その媒体の認知度が低ければ、いくらターゲットとの親和性があっても、なかなか接点は生まれないかもしれません。やはり、母集団形成が期待できるサービスを選定したいところです。

だからこそ、「バイトル」の利用をおすすめします。あらゆる広告、プロモーションを展開してきたなかで認知度は十分。実際、集客力を強みとする媒体です。主婦(夫)層、ミドル層の求人募集に、ぜひご利用ください。

主婦(夫)層・ミドル層の採用成功例

ここからは、前述した「バイトル」はじめディップ株式会社の求人・採用サービスを活用して、主婦(夫)層やミドル層の採用に成功した事例をご紹介します。同じような悩みや課題を抱えていれば、ぜひ参考にしてください。

株式会社資さん

関連記事:100万円以上だった採用単価を大幅削減!紙からWebに移行で問い合わせも応募も増加

株式会社資さんは、福岡県を中心に九州全域に60店舗以上を展開するうどん店「資さんうどん」を運営しています。紙媒体での採用を行っていましたが、より多くの応募者を集めるためスマホユーザーに目を向けます。そこで、dipが提供する「バイトル」や「バイトルPRO」を導入。主婦(夫)層からの募集を強化します。結果として、アルバイト、中途採用ともに採用単価が下がるわけですが、特に中途採用では顕著に良化することに。エージェント経由よりも半分以下のコストで採用にこぎ着けます。また、面接設定率が上がったこともプラスの成果でした。主婦(夫)層、ミドル層のみならず若手の採用にも成功しています。

新しい媒体の利用はもちろん、求人原稿の書き方を変えたことも大きかったようです。ターゲット層に合った写真や地元の言葉を使うことで「資さんらしさ」を表現。加えて、シフトの柔軟性もアピールしたことで、少なからず応募数増加に寄与したと思われます。なお、現在は、関西進出も視野に入れているとのこと。dipのサービスを活用して新たなエリアでも採用を成功させようと、鋭意検討中です。

株式会社アスクスリー

関連記事:DX一歩前進!業務の見える化&適正な人事評価を実現 応募者側のWeb適応も問題なし

株式会社アスクスリーは、主にスーパーマーケット内にあるバックヤードの清掃を請け負っている会社です。紙媒体中心の採用活動に限界を感じ、dipのサービスを導入します。

選んだのは「バイトル」。Web広告の台頭に合わせて新たな一手を検討していたことと、担当者のITリテラシーの高さが決め手となりました。結果、ターゲットである40代〜50代に加えて学生の集客にも成功します。また、「面接コボット」を導入したことも、採用活動において大きなプラスだったようです。応募者対応や進捗管理がスムーズになり、業務の「見える化」が進んだことで社員への的確なアドバイスや適正な人事評価にも繋がっています。

導入前はWebに限定することに一定の懸念を抱いていたと言いますが、蓋を開けてみれば50代、そして60代の方からも応募があり、実に幅広く人材を獲得できています。

株式会社そごう・西武 渋谷店

関連記事:「はたらこねっと」で長期雇用前提の採用を強化 大手ならではの福利厚生をアピール

株式会社そごう・西武 渋谷店では、販売接客業務において短時間でも長期間勤務可能な時給制契約社員を求めるニーズがあったものの、既存の求人サイトでは長期雇用に結びつきにくいという課題がありました。そこでサービスを一新。長期間働いてもらえる契約社員の採用を強化するために「はたらこねっと」を導入します。

結果、ターゲットの主婦(夫)層をはじめ応募はわかりやすく増加することに。サイトの認知度や無料で使えるオリジナルのマッチング機能などサービス面の充実もさることながら、担当者のサポート(求人原稿のタイムリーな更新や応募状況の変化に応じた訴求など)が如実に成果へと結びついたようです。

主婦(夫)層・ミドル層の募集はバイトルがおすすめ

バイトルは、求職者に向けたTVCMやWEB広告を大規模に展開し、圧倒的な集客力を強みとする媒体です。主要駅や電車内の広告から屋外の大型サイネージまで、多彩なプロモーションを打ち出しています。また、豊富な実績で確立されたノウハウは当然、主婦(夫)層・ミドル層の募集にもお役立て可能です。

そのうえで、営業担当は採用方法のご提案、原稿作成、フォローまでトータルでサポートします。これまで、ご自身で原稿作成したものの応募が来なかった方や、初めての求人で何をすればよいか分からない方なども、ぜひ気軽にご相談ください。

TOP