登録する会社によって働き方が異なります。

【人材エージェント企業は数タイプ】

人材エージェント企業とは、派遣会社、業務請負(アウトソーシング)会社、人材紹介会社のこと。
派遣社員は派遣会社、業務請負は業務請負(アウトソーシング)会社、人材紹介は人材紹介会社と、登録先がそれぞれ設けられています

A.派遣
勤務先:派遣先企業 雇い主:派遣会社
人材派遣会社と雇用契約を結び、派遣先企業で働くタイプ。仕事の指示は派遣先企業から出ますが、給与は登録した人材派遣会社から支払われます。シフトの相談や仕事を休む時の連絡、勤務先でトラブルが発生した際の相談なども登録した人材派遣会社へ。

※ここで紹介している派遣は一般派遣を指します。

人材派遣会社の図説
B.業務請負(アウトソーシング)
勤務先:依頼元企業 雇い主:業務請負会社
企業からの仕事依頼を受けてある業務を丸ごと請け負うのが、業務請負(アウトソーシング)会社。ここのスタッフとして働く場合、勤務先は仕事の依頼元企業ですが、仕事の指示は登録した業務請負会社から受けることになります。給与の支払い、シフトの相談や仕事を休む時の連絡、勤務先でトラブルが発生した際の相談なども登録した業務請負会社へ。
業務請負会社の図説
C.人材紹介
勤務先:紹介先企業 雇い主:紹介先企業
上の2つとは、大きく異なった形態です。人材紹介の場合は、勤務先も雇い主も紹介先企業となります。登録した人材紹介会社はあくまでも仕事を紹介してくれるだけで、その後は通常のバイト同様、勤務先企業とあなたが直接雇用契約を結びます。給与の支払いも、シフトの相談や仕事を休む時の連絡、勤務先でトラブルが発生した際の相談なども勤務先企業へ。
人材紹介会社の図説

「日々紹介」って?

人材紹介は、厚生労働省から「職業紹介業」の許可を得ている企業のみが行える業務です。その中でも、人材紹介会社が求人申し込みを受けた企業の中から、応募者の希望に合った1日~の短期の仕事を紹介するシステムが「日々紹介」。ライフスタイルや目的に合った働き方を選びやすいメリットがある一方、紹介先企業と応募者が直接雇用契約を結ぶスタイルなので、毎回、雇用条件に関する確認を取る必要があるなど、注意すべき点も多くあります。

「日雇い派遣」って?

派遣労働のうち、労働契約の期間が30日以内の場合を日雇い派遣と呼びます。2012年10月1日より、原則禁止。ただし、以下は例外。

<日雇い派遣が可能な例外業務>
・ソフトウェア開発 ・ファイリング ・添乗 ・書籍等の制作、編集 ・機械設計 ・調査 ・受付、案内 ・広告デザイン ・事務用機器操作 ・財務 ・研究開発 ・OAインストラクション ・通訳、翻訳、速記 ・取引文書作成 ・事業の実施体制の企画、立案 ・セールスエンジニアの営業、金融商品の営業 ・秘書 ・デモンストレーション
<日雇い派遣が可能な者>
・60歳以上の者
・雇用保険の適用を受けない学生(いわゆる「昼間学生」)
・副業として従事する者(生業収入が500万円以上の者に限る)
・主たる生計者以外の者(世帯収入が500万円以上の者に限る)

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