中途(正社員・契約社員)の求人募集・求人広告を掲載するときのポイント

中途(正社員・契約社員)の求人募集・求人広告を掲載するときのポイント

中途ターゲット

中途の正社員や契約社員を採用して即戦力として迎え入れたものの、短期離職によってなかなか定着しないと悩まれている採用担当者様も多いのではないでしょうか?また、求人広告の原稿の書き方や見せ方について、改善すべき点を探っている方もいるかもしれません。

本ページでは、平均月給や求職者が重視する条件などを交えて、中途の正社員・契約社員の求人募集について分かりやすく解説します。

なお、中途採用に成功した事例もご紹介しています。求人募集・掲載をお考えのご担当者様は、ぜひ参考にしてください。

中途社員募集の求人広告を掲載するポイント

中途社員募集の求人広告を掲載するポイント

中途採用で適切な人材を確保するためには、求人募集する際、各雇用形態に求められる役割を明確にし、それに応じたスキルや経験を具体的に示すことが大切です。

また、応募者のキャリアステージに合わせたアプローチもカギとなります。例えば、成長意欲あふれる30代前半の転職希望者には、「新規プロジェクトのリーダーとして活躍するチャンス」を提示し、キャリアアップへの意欲をかき立てましょう。一方で、豊富な経験を持つ40代以上のベテラン層には、若手育成を通じて、チームに貢献できることを呼びかけ、培ってきたスキルを活かせるやりがいを伝えられるとよいでしょう。

フレックスタイム制度や在宅勤務といった柔軟な働き方をアピールすることも効果的です。ワークライフバランスを重視する層は一定数存在します。彼・彼女たちの関心を引くためにも、こうした取り組みがあれば、なるべく前面に打ち出すようにしましょう。

そのほか、応募状況や市場動向に応じて、掲載期間を調整することも大切です。繁忙期のタイミングを把握し、長期的な視点で掲載を継続することで、採用効率はぐっと上がるものと思われます。

こうしたセオリーに加え、さらに一歩進んだ求人を掲載したいなら、統計やアンケート結果をヒントにすることも有効です。そこにはまさに、中途社員募集の求人広告を掲載するポイントが詰まっています。以下に示すデータもぜひ有効活用してください。

募集内容の参考にしたい正社員の産業別平均月給

正社員・正職員計
きまって支給する 現金給与額所定内 給与額
千円千円
産業計366.9336.3
建設業386.0353.7
製造業360.3324.7
情報通信業417.9388.2
運輸業・郵便業361.7304.5
卸売業・小売業366.1343.0
宿泊業・飲食サービス業312.2284.1
生活関連サービス業 娯楽業326.9306.9
医療・福祉330.7307.7

※厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査

このデータから、少なからず産業間で給与に差があることが分かります。人手不足に陥りやすい業界は、こうした側面も影響しているはずです。もちろん、競合との比較においても参考になるでしょう。自社の給与水準が業界平均に対してどうなのか、それを見直す余地はあるのか。魅力的な条件を提示するためには、非常に重要なポイントです。

募集内容の参考にしたい契約社員の月給シェア

※厚生労働省「令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況

 契約社員の募集なら、平均的な給与の相場を知っておくとよいでしょう。契約社員の場合、最も多い月収帯は20〜30万円未満です。20万円未満とあわせると、全体の7割以上を占めます。こうした分布の特性からも、目安になる額はそう大きく差がつかないと思われます。

求職者が正社員の仕事を探す際に重視する条件

求職者が正社員の仕事を探す際に重視する条件

※ディップ総合研究所調べ

ディップ総合研究所が行ったアンケート調査結果によると、求職者が正社員の仕事を探す際に重視する条件のTOP3は、「ボーナス・賞与」「有給休暇」「残業手当」でした。やはり給与関連を気にされる方は多いようです。

また、「週休2日制」「交通費」「土日祝休み」などの細かな条件が上位につけている点も無視できません。これらもまた、求人をチェックする際の比較・検討材料だということをしっかり念頭におきましょう。

正社員志向の求職者が求人の仕事内容でくわしく知りたいこと

正社員志向の求職者が求人の仕事内容でくわしく知りたいこと

※ディップ総合研究所調べ

仕事内容について、ディップ総合研究所のアンケート結果では「入社してすぐ、具体的にどのような業務を行うのか」を知りたい求職者が多いことが分かりました。また、「どんな人に適性がある仕事か」を知りたいというニーズも存在します。

これらを踏まえると、求人募集・求人広告の原稿で仕事内容を伝えるには、業務や適性について、なるべく詳細かつ具体的に明記することが有効であると考えられます。

中途(正社員・契約社員)ならではの募集方法

経験豊富な人材を惹きつけ、中途採用を成功させるには、従来の手法にとらわれない工夫が必要です。ここでは、効果的な求人原稿の作成から、動画を活用した魅力的な企業紹介、そして最適な媒体選びまで、中途採用ならではの募集方法を詳しく解説します。

中途採用に適した求人原稿を作成する

中途採用の求人原稿作成では、正社員と契約社員それぞれの特性を考慮することが重要です。例えば、正社員の採用では、長期的なキャリアパスや福利厚生を強調し、契約社員には専門性や柔軟な働き方を訴求すると効果的です。また、両者に共通して、具体的な業務内容や求めるスキルを明確に記載し、企業文化や価値観を伝えることで、適切な人材とのマッチングが図れます。

さらに、過去に採用した中途社員の成功事例や活躍ぶりを紹介することで、求職者は今後のキャリアをイメージしやすくなるでしょう。これにより、多くの優秀な人材からの応募が期待できます。

動画を活用し働くイメージを与える

中途採用の求人募集では、キャリア人材からシビアな目で見られる分、いかにリアルな様子を伝えられるかが肝になります。そのため、テキストで情報を伝えるだけでなく、動画の活用といった工夫が必要です。実際、映像での訴求は企業や職場の魅力をより明瞭に伝えられます。例えば、中途社員向けのインタビューや職場環境を紹介する際、動画から具体的に働くイメージを与えることができるでしょう。これによって入社後のギャップを抑え、早期退職のリスク軽減へとつながる期待が持てます。

しかし、効果的な採用動画を作るには、知識や時間、労力が必要です。初めての方には、少し難しく感じるかもしれません。
そこで、紹介したいのが社員の求人サイト「バイトルNEXT」です。当サービスでは、動画制作も承っています。取材、撮影から行い、作成した動画を求人原稿に掲載することが可能です。

また、求人原稿は専用のWeb画面からいつでも、何度でも修正できます。求職者の反応を見ながら、よりニーズに沿った内容へと改善が図れるため、自社の魅力を効果的に伝えられるでしょう。

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中途採用に適した媒体とツールを選定する

中途採用においては、当然、媒体選びも大事です。「中途採用の実績は豊富か」、「認知度は高いか」など適切な選定が行えるよう慎重に吟味しましょう。また、企業独自のメディアを活用し、職場の雰囲気や仕事内容を記事あるいは前述したように動画で伝えることも有効です。

特に中途採用の場合、応募者は自身のスキルが要件を満たすかどうかだけでなく、職場環境やキャリアパスも重視するため、これらの情報を分かりやすく提供することが求められます。そうやってターゲットのインサイトに合わせた結果、自社に適した人材を惹きつけやすくなるでしょう。

さらに、応募対応を効率化できるツールとの併用もおすすめです。
例えば、ディップ株式会社の「面接コボット」は、応募から面接までのプロセスを自動化して採用担当者の負担を軽減するだけでなく、迅速な対応を実現します。このように、中途採用に適した媒体と採用の効率化が図れるツールを組み合わせることで、求める人材のスムーズな確保が期待できるでしょう。

【公式】面接コボット – 応募者対応の自動化で面接管理が楽に!

中途社員の採用成功例

ポイントを踏まえることで、中途での正社員や契約社員の採用を成功させている企業は数多くあります。ここからは「バイトルNEXT」や「コボット」のサービスを導入し、実際に採用課題を解決した成功事例をご紹介いたします。

株式会社フードストック

関連記事:店長候補を3名採用。定着率も改善。

株式会社フードストックは、ポンドステーキと手作りハンバーグ専門店『HERO’S(ヒーローズ)』を都内で数店舗経営しています。社員採用に関して飲食業向けの求人媒体など多数掲載していましたが、経験者からの応募が多かったこともあり、経験と自社の方針との折り合いがつかずに短期で離職するケースが多く問題となっていました。

そこで、即戦力よりも未経験者の採用から育成を行う戦略に変更します。利用した媒体は、未経験の20代若年層の集客に強みのあったバイトルNEXTです。

単に応募数を多く獲得するよりも、短期離職せず本当に活躍する人材を追求。(バイトルNEXTの)担当者のサポートのもと、何度も求人原稿を修正するなどしてマッチングを重視する取り組みを続けました。

その結果、23件の応募中、3名採用でき、いずれも店長候補として定着しています。

八熊鍍金工業株式会社

関連記事:ミスマッチから起こる短期離職を改善。2職種で7名採用。

自動車・二輪車で使用されるボルトの加工など、創業以来70年以上表面処理技術を軸に成長してきた八熊鍍金工業株式会社。とある求人媒体を使って社員採用を行っていましたが、応募が限られた年齢層に集中している点や採用後の早期離職、サイト分析や原稿改善の依頼に対する担当者の対応の遅さなど問題は山積みだったようです。

転機が訪れたのは、バイトルNEXTの担当者との出会いでした。求人原稿の改善案を持ってきたのをきっかけに利用を検討され、その後、掲載へと至ります。

職場の雰囲気が分かる大きな画像やエリア検索機能などバイトルNEXTの特長をうまく駆使し、求職者へ効果的にアピールする一方で、スカウトメールや閲覧者の反応と傾向の把握を通じて、求人原稿の内容も推敲を重ねます。

結果、工場の製造職は24件中4名、大型ドライバーは22件中3名が採用。定着率も改善されたといいます。

NANICA株式会社

関連記事:応募者の集客~面接設定までを自動化。工数を1/3まで削減。

通信コンサルティング事業をはじめ複数の事業を展開するNANICA株式会社では、ビジネス系のSNSを通じて採用活動を行っていました。しかし、応募数の少なさや、冗長な選考プロセスによる内定辞退といった問題に苦悩されていたようです。

新たな採用方法を模索する中、選んだのがバイトルNEXTでした。採用したい人材条件に合っていた点担当者が“一緒に会社の拡大を目指すパートナー”として取り組む姿勢を持っていたことが決め手となり掲載を決めます。

利用後はスカウトメール自動送信機能「iアプローチ」を導入したところ、大当たり。ターゲット層へ的確に刺さったからか、応募は40件を超えます。また、応募からすぐに面談設定が可能な「コボット」の機能を組み合わせたことも功を奏し、(タイムリーに応募者へ連絡できたため)取りこぼしも回避。結果、3ヵ月で7名の採用に至ります。

中途(正社員・契約社員)の求人募集にはバイトルNEXTがおすすめ

中途(正社員・契約社員)の求人募集において、バイトルNEXTは、非常に有効です。ターゲットがまさに中途社員であることはもちろん、多くの求職者とつながりやすく、その背景にはTVCMやWEB、主要駅や電車内の広告、屋外の大型サイネージ等々、多彩なプロモーションの展開があります。

また、訴求内容もバイトルNEXTなら他の求人との差別化が可能です。文字だけでは伝わらない魅力を伝えることができる「お仕事動画」の撮影・編集は、まさにその最たる例といえます(追加費用は要りません)。

そのほかバイトルNEXTでは、営業担当が採用方法のご提案、原稿作成、フォローまでトータルでサポートします。これまで、ご自身で原稿作成してきたけれども応募が来なかった方や、初めての求人で何をすればよいか分からない方なども、ぜひ気軽にご相談ください。

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