【2022年10月~】社会保険適用範囲の拡大と雇用への影響

年々、採用難易度が高まっていく中で、新たに採用を進めるだけではなく、既存スタッフの定着に向けた取り組みを実施し、人材の流出を防ぐ必要もございます。今回は求職者アンケートから離職理由と、定着率を上げるための取組みをご紹介します。

1.アルバイト・パートスタッフの離職事情

調査概要

 調査手法:インターネット調査(外部調査機関)
 調査対象:47都道府県在住かつ3年以内にアルバイト・パートの仕事を経験した15~69歳の男女
 調査実施時期:2018年10月10日(水)~10月12日(金)
 有効回収数:3,121サンプル

長期就業前提の仕事を離職したタイミング

長期就業前提でも2割が半年未満で辞めてしまう

学生は半年未満に離職が4割近くおり、離職割合が最も高くなっています。半年~1年未満も加えると全属性で10~30pt近く上昇し、全体でも離職率が4割を超えることから、長期就業化が実現しているとは言い難い状態です。


就業後、離職を検討し始めるタイミング

5割が半年未満に「辞めたいと思った」と回答

離職検討者のうち、約5割が半年未満に「辞めたいと思った」ことがあると回答。特に、学生に関しては就業開始後3ヵ月以内に半数以上が離職を検討し始めており、若年層の早期離職検討の割合が高い傾向にあります。


離職した理由・離職を考えた理由

人間関係や職場の雰囲気は離職の大きなきっかけに

離職理由を大別すると、「人間関係」「制度・条件」「仕事内容」「研修・教育」の4テーマが大半で、1位の理由「上司・同僚などの職場の人間関係」が大きな割合を占めています。









仕事を続ける理由

シフトや休暇といった働きやすさが定着の大きな背景に

「人間関係」を理由に離職する人が多い一方、長期継続に必要なポイントは必ずしも「人間関係」だけではないことがわかりました。「シフトや休暇」といった働きやすさが定着の大きな背景にあります。


2.定着率向上の取組み事例

待遇・条件改善や加給、業務・研修内容の見直しなど、各業界で様々な定着率アップに向けた取り組みが実施されています。

フード・飲食業界

待遇・条件改善 勤務条件をフルタイムから「週2~3OK」に変更
深夜営業を取りやめ、営業時間を短縮
加給制度研修時給を一般時給より高く設定。
覚えることが多く、辞めやすい入社3か月間を高時給で働いてもらい、
その間に職場の雰囲気やメンバーに慣れてもらう仕組みを実施
研修改善外国人アルバイト向けのフォローアップ研修をスタート
相づちのタイミングや人の話を聞く時の姿勢など、
留学生にはわかりにくい内容を外国人ならではの視点も交え指導

販売・サービス業界

待遇・条件改善採用後のミスマッチを減らすために、職場見学会を実施
加給制度オープニングの店舗にて、オープニング期間の時給を高く設定。
オープンから2か月間特別時給に。

軽作業・物流業界

業務改善従業員の負担を減らすために、新規顧客からの日曜集荷・配達の受注停止
研修改善新人にはヘルメットにシールやヘルメットの色分けを行い、
全体が助けてくれる雰囲気を作り、新人の早期離職を防止

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