年間2、3件だった応募件数が3件に！「バイトル」を通じて自社の魅力を知るきっかけにも

松坂ティーエムコンサルタンツ株式会社様は、発達障害の方に対する就労支援や生活支援を行っています。重度の障がいがある方々の生活の支援や働くための支援にも力をいれています。古本販売を通した多様な作業に取り組むことで、障害のある方もそうでない方も暮らしやすい社会を目指しています。2021年12月に「バイトル」を導入以後、応募数は増加し希望通りの人材を獲得できたとのことです。松坂ティーエムコンサルタンツ様が採用を成功させるため行っている取り組みをご紹介します。

課題
外部環境の変化により学生の採用が困難になった: 松坂ティーエムコンサルタンツ株式会社様は多くの学生アルバイトを採用していたが、近隣の大学が移転したことで学生の採用が困難になった。
結果
「バイトル」導入で学生をはじめとした応募数が増加: これまで紙媒体での広告を中心としていたが、インターネットを活用したバイトルでの採用で応募数は増加。また、バイトルでの原稿作成を通じて会社の魅力を言語化することにもつながり、会社にマッチした人材の採用に成功した。

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求人ターゲットと媒体イメージが合致　興味範囲の広い人材を募集

「バイトル」導入のきっかけを教えてください。

松坂ティーエムコンサルタンツ株式会社　執行役員　澤谷光平様（以下・澤谷様）：背景としては、近くにあった大学が移転して学生アルバイトの採用が難しくなったんです。学生を集めるにあたりインターネットの活用は不可欠だと思いますので、求人媒体を使うにしてもまずはインターネット、特にスマホで使いやすい媒体にしようと考えていました。その中で目に止まったのがバイトルです。正直、「dip」という会社名も知らなかったのですが、広告でよく見かけることがありましたし、何より当社が欲しい人材イメージと合っているなと感じました。

求人のターゲットについて詳しく教えてください。

澤谷様：当社は福祉業界といっても、介護だけじゃなく古本販売などもおこなっているので一般的な福祉施設とは少し違うんです。そのため、「福祉の道を究めたい人」ではなく、どちらかというと「やりたいことははっきりしていないけど、なんとなく福祉や本に興味がある人」を採用したいと考えていました。福祉を専門にすると決めている人であれば、福祉専門の人材紹介サイトを利用したほうが良いのですが、さまざまなことに興味を持った人を広く募集するならバイトルがより適していると思いましたね。

「ぜひとも当社を見学してもらいたい」初めての有料媒体で確かな効果を実感

「バイトル」導入後、「バイトルPRO」や「バイトルNEXT」なども導入したそうですね。全体としてdipのサービスの反響はいかがでしょうか。

澤谷様：実は今まで有料の広告媒体を利用したことがなかったのですが、想像よりもすごく多くの応募がありましたね。以前から利用している無料媒体は1年で2、３人の応募ですが、バイトルやバイトルPROなどを利用したところ利用開始から現在までの8ヶ月程度で30件程度の応募がありました。また、学生だけでなく主婦（夫）からの連絡も来るようになり、大きな手応えを感じています。

応募する人材の変化はありましたか。

澤谷様：インターネット媒体では、紙媒体と違って文量の制限がないので当社の事業内容や思いを載せきれるので、我々の思いに共感した人が応募してくれている印象がありますね。だから一次面接はもう省けている状態で、「ぜひとも当社を見学してもらいたい」という段階になるまでの期間はすごく短縮できています。すごく本が好きだとか、障がい者の支援経験はないんだけどしっかり寄り添えるとか、施設の利用者たちと対等に話ができるような人が応募に来てくれていると感じています。

求人原稿作りを通して自社の良さに気づいた　理念を次の世代へ

営業担当者からの提案やサポートなどで「助かった」と感じる点はありますか。

澤谷様：応募原稿の作成に関しても採用計画を決めるにしても、マニュアル通りの対応ではなくキャッチボールしながら応募数や採用率を上げる取り組みができていると感じます。我々くらいの小さい会社だと、1人抜けるだけでも大変になってしまうので、そういうときに会社の状況を把握しているdipさんにすぐ相談できるのはとても安心ですよね。また、採用した人のその後の状況を聞いてくれることもあり、正直「そこまでやってくれるの」という気持ちです。当初はデジタルの良さに惚れてdipさんにお願いしたはずなのに、人間味のあるアナログな部分に惚れてしまいましたね。

松坂ティーエムコンサルタンツ株式会社　代表取締役　松坂昌司様：当社は特徴があるんだけど、言語化が難しいんですよ。従業員や利用者のことを考えながら事業を運営してきましたが、言語化をする作業をあまりしてこなかったので、求人媒体の原稿作りを通して、自分たちの良さや他社との違いに初めて気付けた部分も多かったなと思います。

最後に、今後の展望を教えてください。

澤谷様：バイトルを導入したことで同じ時期に３人入社したのですが、一度に複数人を採用したのは初めてでした。今まで単発での採用でしたので、同期入社による「世代」ができたのも初めてです。これからはこの世代の人たちに次の世代の人を育ててもらい、会社の理念を紡いでいく、ということができればいいなと思っています。