「応募者・店舗・本社の3者すべてにメリット」　多面的な戦略を実現するdipの提案型営業

課題

店長業務の軽減と応募者への迅速な対応

「こめらく」でのアルバイト採用は各店舗の店長が対応しますが、現場業務の忙しさによってはすぐに応募者対応ができないことも。応募者が他社に流れてしまうケースも多く、本社としても課題を感じていました。

結果

「面接コボットforアルバイト」で面接設定の工数はほぼゼロに

スピードを重視した結果のツールとして選ばれたのがdipの「面接コボットforアルバイト」。面接設定までを自動化できるため工数の大幅な削減に成功しただけでなく、本社側にとっても各店舗の対応が可視化されるようになりました。

最も重要なのはスピード　面接設定の自動化で店長の工数はほぼゼロ。

「面接コボットforアルバイト」を導入したきっかけを教えてください。

株式会社ティー・ユー・ビーアソシエイツ　執行役員　こめらく事業部担当　境智広様（以下・境様）：採用に関して重要なのは面接設定率だと思っており、応募者の方にどれだけ会えるかが鍵です。しかし、応募者の方は当社だけでなく複数の求人に応募するので「椅子取りゲーム」のようなもの。いわば早い者勝ちなんですよね。応募を確認してから電話やメールをしていると面接設定率が悪くなりがちですので、とにかく面接を早く設定することが課題でした。そのために最も重要なのはスピードだと私は思っているので、そのスピードを最も稼げるものを模索していました。このような背景でdipさんから「面接コボットforアルバイト」を提案いただき導入を決めました。

「面接コボットforアルバイト」の導入当初、店舗からはどのような反応がありましたか。

境様：実は「自動で面接が設定される」というシステムに対しては抵抗を感じる店舗も少なくありませんでした。いままでの方法と大きく変わるということもありましたし、自分から直接連絡したいと考える店長も多かったんです。そのため、まずは一部の店舗へ試験的に導入し3ヶ月ほど使ってみたところ、大変好評だったため全店舗に展開していきました。店舗側のユーザーインターフェースは「使いやすい」と評判ですよ。

「面接コボットforアルバイト」導入後、いままでの業務はどのように変化しましたか。

境様：いままでは各店舗の店長が電話やメールでやり取りをしていました。電話の場合、1回目の電話で応募者が出てくれることはあまりないですし、メールでも面接設定までに少なくとも3、4回のやり取りが必要になります。しかし、「面接コボットforアルバイト」を導入したことで、応募者は自動で送られてくるメッセージに対して、スマートフォンを数回タップするだけで面接が設定されます。そのため店舗側の工数はほぼゼロになったといっても過言ではありません。また、本部側の大きな利点は、店長がどのような対応をしているかがわかるという点です。いままでは店舗で対応できているのかが本社からは見えなかったのですが、「面接コボットforアルバイト」によって電話やメールの履歴が確認できるのでとても安心感がありますね。さらに、応募者側からしても電話やメールをしなくてもいいので気楽なのではないかと思いますね。つまり、「面接コボットforアルバイト」は応募者・店舗・本社の3者すべてにメリットがあるツールだと感じています。

「採用ページコボット」で有料媒体を補完　自社の撮影技術アップも

続いて「採用ページコボット」を導入した背景を教えてください。

境様：「採用ページコボット」を導入したのは、他社さんも含めて求人媒体だけではカバーしきれない部分を補完したいという考えがあったからです。採用においては「面を張る」ことが大事だと思っているんです。現在、当社では有料・無料含め全媒体で100本近い原稿を掲載しているのですが、これがすべて有料掲載だけだと何百万円もかかってしまうでしょう。そこで「採用ページコボット」を併用することで、自社で文章や写真を用意する代わりに低コストで原稿を掲載できます。有料媒体を組み合わせることで、あらゆる場所で当社の求人が表示されるという状態を維持できるんです。また、原稿は自社で管理していますので求人の掲載や停止をリアルタイムで操作できるのも非常に便利な点だと思います。

「採用ページコボット」の原稿制作で工夫している点はありますか。

境様：文章の読みやすさ、わかりやすさはもちろんのこと、特に写真や動画といったビジュアルの部分をとてもこだわっていますね。写真や動画も当社が用意しているのですが、撮影機材をそろえたり動画の作り方を研究したりしながら、少しずつ原稿のクオリティをあげているところです。この取り組みはアルバイトの採用に限らず、広報的な部分で当社全体に良い影響があると感じています。アルバイトの採用ではないですが、最近ではYouTubeチャンネルの制作も進んでいますので、撮影技術をあげることで「採用ページコボット」との相乗効果も期待できます。

媒体・コボット・スカウト…　多面的な戦略が取れるdipの提案

dipサービスを活用する利点はどのようなものだと感じますか。

境様：エリアやターゲットによって媒体の得意・不得意があるので一概にいえない部分もありますが、dipさんの場合はさまざまな手法を持っていることが大きいと思っています。基本のプランだけでなく、「コボット」シリーズやスカウトなどを利用することで採用戦略にあわせてアプローチできるんです。「バイトル」が得意とするエリアなら「バイトル」を、さらに注力するならプランを変えたりスカウトと組み合わせたりと、多面的な戦略が取れるのが一番の強みだと思っています。

dipからの支援で「助かった」と感じる点はありますか。

境様：私が一番助かっていると思うのは、時期やエリア、店舗にあわせて最適なプランを提案してもらえる点です。これが他社さんだと決まった媒体に掲載するだけというものが多いのですが、dipさんの場合は「バイトル」一つ取ってもプランがたくさんあるので、まさにコンサルティング的な提案をしていただけます。また、データ活用という点においても「面接コボットforアルバイト」で全店舗のデータが集計・分析できるようになったので、採用施策の可能性が大きく広がったと思いますね。

最後に、ティー・ユー・ビーアソシエイツ様の今後の展望を教えてください。

境様：まず「面接コボットforアルバイト」に関しては、データの抽出が簡単にできるようになったので、そのデータを使って応募単価や採用単価をおさえていきたいですね。「採用ページコボット」ではテキストコンテンツとビジュアル面の両方において、もっともっと作り込んでいき応募者により刺さる原稿を作れるようになっていきたいと思っています。