DEIインタビュー企画第4弾はUTグループ様にインタビューしました。UTグループ様は製造業向け人材派遣業において、いち早く人材育成の重要性に気づき、業界初の株式公開を実現したリーディングカンパニーです。製造業で活躍する女性が3割程度しかおらず、長年の課題であった「女性活躍推進」に対して、女性にとって働きやすい職場を生み出すこと、そして女性社員・女性管理職の在籍数増加に具体的な目標を掲げ、採用への取り組みを進められています。製造現場で女性が働くことの難しさ、またそれをどのように乗り越えたのか、UTグループ様の考える真のダイバーシティ推進のための課題について取材しました。
DEI(ディー・イー・アイ)とは、「Diversity(ダイバーシティ、多様性)」「Equity(エクイティ、公平性)」「Inclusion(インクルージョン、包括性)」の略称です。年齢・性別・人種などの多様性を実現し、公平性を重視する概念のことを指します。日本の労働人口減少を背景に多様な人材を活かすことや、グローバル化など企業の競争力を高めることにも繋がります。また、ESG投資やSDGsにおいても、ひとつの重要な概念です。
→dip DEIプロジェクトのご紹介記事は、dipが運営するアルバイト探しや転職に役立つ情報メディア「バイトルマガジン」にて掲載中です。採用活動のひとつのあり方、ヒントとして、本事例をぜひご参照ください。
UTグループは、製造業向け人材派遣業において、いち早く人材育成の重要性に気づき、業界初の株式公開を実現したリーディングカンパニーです。
バイトルマガジンーUTグループの女性活躍推進。製造業の現場は変化を始めている
派遣でありながら業務の習熟度に応じて賃金が上がる「ジョブグレード制度」、入社年次に関係なく誰でもリーダーに立候補できる「UTエントリー」、グループ内のエンジニア職にキャリアチェンジできる「One UT」、派遣先企業の社員になれる「Next UT」など、「はたらく力で、イキイキをつくる。」というミッションが形になった例は枚挙に暇がありません。
「一人ひとりに、寄り添い、向き合う。」という価値観を大切にしてきたUTグループは、これまでも女性・シニア・外国人の活躍を、公式HPなどで紹介してきました。それが2021年、ダイバーシティ推進の決意を新たにし、なかでも女性活躍推進を強化する方針を打ち出しました。UTグループが本腰を入れると何がどう変わっていくのか。
インタビューでは、長いあいだ製造業の「人」と真摯に向き合ってきたからこそ溢れ出る、製造現場の課題と女性活躍への想いが垣間見られました。