教育体制の整備と派遣依存からの脱却に成功！高級中華店でも履歴書不要＆仕事体験導入で応募を促進

銀座アスター食品株式会社様は、高級中華料理店「銀座アスター」を運営しています。1926年の創業以来、日本社会に中国食文化の価値を伝えてきました。高校生採用の歴史は古く、教育体制が充実しています。銀座アスター食品様が感じる高校生採用のメリットや教育体制など伺いました。

課題
人件費の削減: 飲食専門の派遣サービスを活用していたものの、とにかく人件費がふくらむのが大きな課題だった。
結果
自社雇用や教育体制の整備につながった: 高校生や未経験の方を積極的に採用していくことで、人件費を削減しながら、自社雇用の推進と教育体制の整備をおこなった。

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長い時間をかけて高校生採用を推進　バイトルは2003年導入

はじめに「バイトル」の導入時期や当時の課題を教えてください。

銀座アスター食品株式会社　営業管理グループ　統括シニアグループマネージャー　内田達也様（以下・内田様）：「バイトル」の導入は2003年です。当時は紙媒体をメインに募集していたのですが、費用がすごくかかっており応募もなかなか集まっておらず苦戦していました。さまざまな会社の営業さんから話を聞くなかで、複数の媒体を使いながら応募者とできるだけ多くの接点を持つことが重要だと感じていました。そのひとつがdipさんで、当時はネットがまだ普及しきっていなかったと思いますが、dipさんは早くからネット集客に力を入れていることに興味を持ち「バイトル」の導入を決めました。

高校生採用をはじめたのはどのような背景があったのでしょうか。

内田様：私は入社して30年ほど経つのですが、当時から当たり前のように高校生が活躍していましたね。すでに高校生の正社員・アルバイト採用ともに抵抗なく、教育体制も整っていました。高校生を採用するようになったのは、当時活用していた飲食専門の派遣サービスからの脱却です。人手が足りない時期はよく活用していたのですが、とにかく人件費がふくらむのが大きな課題でした。そこで高校生や未経験の方を積極的に採用していきながら、時間をかけて自社雇用の推進と教育体制の整備をおこないました。

トレーナー制度で丁寧に教育　店舗全体のレベルアップも

「バイトル」を使って感じた他社との違いは何ですか。

内田様：さまざまな媒体を使っていますが、一番応募者を集められるのは「バイトル」ですね。いままで多くの媒体を使ってはやめてきたわけですが、「バイトル」は約20年にわたり使い続けているので、その実績こそが他社との違いとしてあらわれています。また、「バイトル」はずっとCMを出し続けているため、若い人からの反応が良いのかなと思います。

高校生採用を強化することでどのような変化がありましたか。

銀座アスター食品株式会社　総務グループ　アシスタントグループマネージャー/採用担当　齋木千珠子様（以下・齋木様）：長い時間をかけて高校生を採用してきた歴史があるので急に変化したわけではありませんが、「誰もが必ず先輩になる」という点で大きな効果がありますね。新しい人がまったく入らない状況では仕事も繰り返しになりがちですが、高校生のようにアルバイト自体が未経験の人が入ることで教える側の意識も変わってきます。「自分が教えるんだ」「先輩としてきちんと仕事しないと」という意識に変わっていきますので、おのずと店舗全体のサービスの質が上がっていくんです。

高校生への教育体制としてはどのようなものがありますか。

齋木様：トレーナー制度というマンツーマン教育をどの店舗でもおこなっています。新しく入った高校生には店長や店長補佐のような役職者が教育担当となり、店舗ごとのマニュアルをもとに研修していきます。時間をかけて教育体制を整えてきたため、マニュアルが充実していることも当社の特徴のひとつです。最初はひとつのポジションについて教えていくわけですが、高校生のように1日のシフトが比較的少ない人でも、2ヶ月あれば最初のポジションがこなせるようになりますね。

dipと協力しながら履歴書なし面接や仕事体験を整備

dipを選んで良かった点はどんなところですか。

内田様：dipさんの好きなところは、まず営業さんがみんな明るいことですね。緊張せず気軽に相談できるんですよ。その一方で対応はとても早くて、原稿のアップや募集の停止をお願いすると、その日か翌日にはやってくれますのでとても助かっています。また、dipさんは長い間、担当が変わらないので当社のことをよくわかったうえでさまざまな提案をくれるのもありがたい点です。