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仕事内容
外国人を採用している仕事は、さまざまな業種がありますが、在留資格によってできる仕事が変わってきます。そのため、勤務可能か、あらかじめ確認しておくといいでしょう。最近では、外国人が活躍できる場が増えてきています。そのため、自分が身につけたいスキルなどに合わせて仕事を選んでみましょう。たとえば、コンビニエンスストアやレストランは、多くの外国人が活躍している職場です。母国語を活かして仕事をするなら、外国語の講師や翻訳などの仕事があります。仕分けなどの倉庫内作業や工場でのライン作業、清掃の仕事などは1人で黙々と行う作業のため、日本語の会話に自信がなくても挑戦しやすい仕事です。このように、外国人でも応募が可能なところであれば、多少日本語に自信がなくても問題はない場合も多くあります。
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スキルや資格
外外国人が応募可能な仕事では、専門的な資格を必要としない場合が多いです。日本語のスキルは、仕事内容によって求められるレベルが変わります。英会話教室の講師のように指導する立場になる場合は、ある程度の日本語スキルが必要となりますが、接客業では日常会話程度の日本語ができれば問題ない場合が多いです。日本語での日常会話がこなせるようなら、コンビニエンスストアやレストランでの仕事は比較的スムーズにはじめられるでしょう。基本的に外国人が活躍できる仕事では、日本語のスキルより仕事に対する積極性や元気、やる気を問われます。そのため、面接時にはそういったところをアピールしましょう。
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働くメリット・やりがい
外国人が活躍できる仕事はさまざまですが、どの職種であっても仕事をしながら日本語や日本の文化を学ぶことができるところがメリットといえます。たとえ1人での作業が多い工場の仕事であっても、まったく人とかかわらない職場は少ないでしょう。そのため、少しずつでも日本語のスキルをつけていくことができるはずです。また、外国人が活躍している職場では、ほかにも外国人が何人も働いている場合もあります。異国の地で働くことは何かと大変なこともありますが、同じ状況の人と一緒に働けることは心強くもあり、いろいろな国の情報交換ができるでしょう。日本人も含め、新たな交友関係も広がるはずです。
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職場環境・待遇
さまざまな職種で外国人が活躍しており、その職場によって環境や待遇も大きく変わってきます。給与形態も、飲食店での勤務などは時給制、工場での場合は日給制といったように職種によって異なります。深夜に作業をする仕事などは、深夜手当がつくなど比較的給与が高く設定されていることが多いです。また、勤務日数や時間も、長期雇用か短期雇用かによっても変わってきます。長期間同じ職場で働きたいのか、短期でいろいろな分野の仕事に挑戦したいのか、そういった観点で仕事を選んでみてもいいでしょう。外国人を採用しているところでは、お客様やスタッフなど、日本人のほかにもさまざまな国籍の人と接することができます。