角上魚類ホールディングス株式会社

繁忙期は毎年100人以上を採用!「面接コボットforアルバイト」で超多忙な現場の負担減少&採用強化を実現

2022.10.4

角上魚類ホールディングス株式会社

業種
小売業
職種
レジ打ち/食品製造/販売/その他
エリア
東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県・群馬県・長野県・新潟県
従業員数
正社員597名 パート509名 合計1,106名(※2022年3月31日 現在)
URL
https://www.kakujoe.co.jp/index.php
角上魚類ホールディングス株式会社様は、埼玉県を中心に展開する鮮魚店「角上魚類」の経営を行っています。角上魚類は関東と長野県、新潟県に合計22店舗(2022年8月現在)を出店しており、そのなかでも埼玉県が最多の7店舗。角上魚類の最大の繁忙期は年末年始で、店舗によっては100人以上の採用が必要になるといいます。大量採用を成功させるためにdipのサービスをどのように活用しているのか伺いました。
課題

繁忙期における店長の負担軽減

繁忙期は100人以上の採用を必要とする店舗もあるが、応募者からの電話・メール対応、面接はすべて店長が対応していた。売り場業務と採用業務の両方を行う店長は多忙を極めていた。
結果

「面接コボットforアルバイト」導入により大幅な負担軽減を実現

「面接コボットforアルバイト」で応募者対応を自動化したことで、店長は売り場業務に専念できるようになった。また、自動返信の質問内容を工夫することで、特に人手を必要とする日の欠員を防げるようになった。
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電話にメール、面接対応…売り場に出られない店長を助ける一手

「バイトル」導入のきっかけを教えてください。

角上魚類ホールディングス株式会社 総務部 人事教育課 針谷 威志様(以下・針谷様):バイトルは私が採用に関わるずっと前から導入されていたようです。何年前なのかわかりませんが、バイトル導入当時にある店舗の店長をしていた人からは「当時からバイトルは応募者を多く集めていたので使ってみたかった」といったことを聞きました。その店舗で使い始めたところ効果があり、他の店舗でもバイトルを使うようになったようです。

バイトル導入のきっかけについて話す角上魚類ホールディングス株式会社担当者様

「面接コボットforアルバイト」は2020年10月の導入ですね。きっかけを教えてください。

針谷様:「角上魚類」は毎年、年末年始が最大の繁忙期であるため多くのアルバイトが必要になります。100人以上採用する店舗もあるのですが、今までは店長自身が電話やメールをしていたのです。しかも当時は面接設定から面接に至る手続きが非常に煩雑になっていたので、そうすると店長はもう売り場に入れなくなってしまいます。そんな状況が常態化していた中で、ちょうどdipさんから「こういう面白いものを作ったんですよ」と紹介してもらったのが「面接コボットforアルバイト」なのです。社員の働き方を改善することは喫緊の課題で「このままではいけない」という気持ちがあり、思い切って導入を決めました。

「面接コボットforアルバイト」の質問設計でより効率的な採用

具体的に繁忙期の業務はどれくらい大変なのでしょうか。

針谷様: 本当に忙しくなるのは毎年12月26日くらいからで、基本的には24時間体制で仕入れや加工、冷凍、陳列準備などを行います。これは営業時間内での欠品を防ぐためです。繁忙期に欠品が出てしまうと、お客様からのクレームに直結するだけでなく売上にも大きな影響が出てしまいます。そのため、営業時間は通常営業と変わらないのですが、営業終了後に夜勤組が出勤し、夜通し作業を行うのです。
もちろん社員や店長もシフトを組んで、事前にオペレーションを確認しているのですが、やはり同時に多くのお客様が来店されると、店内だけでなく駐車場でのトラブルなど予期しないことがたくさん起きます。そのなかで応募者との面接対応をすることになるんです。そうなると店長から作業部隊への指示出しが明確でなかったり遅れてしまったりして、店舗が回らなくなってくる。その結果が「商品の欠品」として現れるのです。

「面接コボットforアルバイト」を導入して店舗の業務はどのように変わりましたか。

針谷様:採用業務が大事なのはもちろんなのですが、問題は突発的な電話や面接対応が入りやすいため事前に組んだ店舗オペレーションに影響が出てしまうことでした。「面接コボットforアルバイト」はまさにこの突発的な対応を自動化してくれるので、非常に良いものを導入したと思っています。アルバイトの人数は年々増えていますが、面接に関する大きなクレームはほぼゼロとなり、店長の負担軽減と採用強化の両方を実現できました。

「面接コボットforアルバイト」の利用で工夫した点や苦労した点はありますか。

針谷様:工夫した点は応募者に対する自動返信の質問内容です。やはり12月31日や1月1日は非常に忙しいですので、どちらかは出勤していただきたんですね。そこで面接コボットを通して、「12月31日か1月1日はどちらか出勤可能ですか」といった質問をすることで、最も忙しい日の人手不足解消につながりました。
苦労したのは導入時ですね。当社は魚屋から「叩き上げ」で店長になった人が多いため、スマートフォンの操作が苦手な人も多かったのです。dipさんに何度もサービスの説明をしてもらいマニュアルも作ってもらったうえで導入したのですが、それでもなかなか操作ができない人も少なからずいました。1年目はしっかり運用できた店が8割くらいでしたが、2年目からは全店で面接コボットでの応募者対応ができるようになりました。

次のステップはデータ収集と活用
「面接コボットforアルバイト」でDXを推進

営業担当者からの提案やサポートなどで「助かった」と感じる点はありますか。

針谷様:面接コボットの質問内容を提案いただいたのもありますし、求人広告を掲載したときに定期的に「今こういう状況です」と報告してくれるのはありがたいですね。成果が出ているか出ていないかに関わらず、まず現状を知ることが重要だと思っています。

データ収集と活用について話す角上魚類ホールディングス株式会社担当者様

「面接コボットforアルバイト」利用について今後の課題はありますか。

針谷様:今まで店長たちが行っていた採用業務の手間は大幅に軽減されました。次のステップは、面接コボットforアルバイトを通して得られるデータを収集し活用することですね。どんな媒体を見て応募したのか、その人は採用に至ったのかといったデータが集まってくることで、どの媒体をどの時期に使えば効果が出るかが見えてきます。面接コボットforアルバイトを活用して、より効果的な求人掲載と店舗業務の効率化を進めていきたいですね。

最後に、角上魚類ホールディングス様の今後の展望を教えてください。

針谷様:もちろん今後も拠点を増やしていく計画があります。まず2023年には自社の物流センターができる予定です。店舗への運送だけでなく通販の拠点や、当社のPB商品の製造拠点としての活用も考えています。また、2024年には草加市への出店計画もあります。

後の展望について話す角上魚類ホールディングス株式会社担当者様
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