目次
有料掲載を検討した方がよいケース
求人広告の掲載には、当然、目的があるはずです。しかしながら、サービスやプランによっては、それを果たすのが難しいこともあるでしょう。とりわけ、有料か否かは大きく影響するポイントです。そうしたなか、次のケースに当てはまる場合は、ぜひとも有料掲載を検討した方がよいと思われます。
- すぐにでも人が欲しい
- 経験者やスキルを持った人が欲しい
- 自社に人が集まらない
- 採用データが蓄積されない
- 選定する求人媒体を費用対効果で判断したい
以下、それぞれ詳述します。
すぐにでも人が欲しい
人材確保が急務にもかかわらず、無料掲載で対応しようとするのは悪手です。というのも、無料だとどうしても求人情報の露出が限られます。そのため、応募につながることさえ困難になりがちです。一方で有料なら、求職者の目に留まりやすい位置に掲載されるなど、無料よりも優遇されます。スピーディーな採用を図るにはやはり有料が得策です。
経験者やスキルを持った人が欲しい
経験やスキルのある人を採用したい場合も有料掲載がおすすめです。こうした方々は思いのほか見つかりづらい傾向にあります。ゆえに絶対数がそう多くないことを踏まえて、求職者とより沢山の接点機会を作っていくことが必要です。そうなると、有料掲載でアプローチした方が無難だといえます。
自社に人が集まらない
自社に人が集まらない場合、有料掲載によってその問題を解決できるかもしれません。無料掲載だけではどうしても限界があります。他方、有料掲載は情報量や露出を増やせるため、より多くの求職者に自社の求人を届けることが可能です。訴求などがうまくハマれば、応募者が来ないといった悩みはたちまち解消できるでしょう。
採用データが蓄積されない
求人は一度出したら終わりというわけにはいきません。この先についても考え、改善を図っていくことがいわば命題です。しかしながら、無料掲載では分析するためのデータが適切に得られないことも多いでしょう。一方で有料掲載の場合は、広告をみた方の行動、パフォーマンスを（少なくとも無料と比べて）精度高く可視化してくれるケースがほとんどです。採用データが蓄積されないとお悩みの担当者様はぜひ、有料掲載に切り替えてみてください。
選定する求人媒体を費用対効果で判断したい
費用対効果で求人媒体を選定、判断したければ、いうまでもなく有料掲載が必要です。実施時は、応募から内定まで一連の採用プロセスにおいて、無料掲載の場合と比較しましょう。また、有料掲載のなかでもプランによって費用対効果は変わります。その点も加味し、いくつかのパターンを試し見極めていくことが大事です。
無料掲載に潜むリスク
無料での掲載は確かに魅力的に映るかもしれません。が、そこにはデメリット、いうなればリスクが潜んでいるのも事実です。具体的には次の4つが挙げられます。
- 求人広告を求職者に見てもらえない
- ミスマッチが起きやすい
- 何が問題かわからない
- ブランドイメージが下がる
以下、それぞれ詳述します。
求人広告を求職者に見てもらえない
無料で求人広告を掲載する場合、求職者との接点を作れない、すなわち求人自体を見てもらえない可能性が高くなります。求職者は求人情報をサイトの上から順に見ていくのが自然です。しかし、無料掲載はそれが下部に追いやられます。つまり、多くの求人がひしめくなかで埋もれやすくなるわけです。
ミスマッチが起きやすい
無料で掲載する求人広告はミスマッチを生みやすいといえます。なぜなら、掲載できる情報が少ないからです。たとえ応募が来ても、選考を進めるなかで双方が期待していたものとの乖離が広がることは大いに考えられます。
何が問題かわからない
無料の求人掲載では、提供されるデータや分析が限定的なため、具体的な問題点を見つけることが難しくなります。当然、何を改善すればよいのかわからないため、次回以降の求人も同じ結果になりかねません。いわゆるPDCAサイクルを構築し円滑に回すことは、採用においても重要です。それができないとなると、人材獲得に苦戦することは必至でしょう。
ブランドイメージが下がる
無料掲載によってブランドイメージが下がる可能性があります。なぜなら、最低限の情報だけでは企業の魅力を十分に伝えることが難しいからです。内容が乏しければそれがそのままパブリックイメージに置き換わることも考えられます。そうなると事業の売り上げや提供するサービスにまで影響を及ぼしかねません。
有料で掲載するメリット
有料掲載の利用には数々のメリットがあります。具体的には次のとおりです。
- 採用ターゲットにアプローチしやすい
- 求人情報（掲載される位置）が優先的に表示される
- スピード採用につながりやすい
- 求人が掲載される期間を柔軟に設定できる
- 求人原稿を作成してもらえる
- 掲載できる情報量が多い
- 掲載できるコンテンツが豊富
- 詳細に分析してもらえる
以下、それぞれ詳述します。
採用ターゲットにアプローチしやすい
有料掲載の場合、求職者に対してターゲティングの精度を上げてアプローチすることが可能です。これによって、自社が求める具体的なスキルセットや経験を持つ人材、あるいは特定の業界背景を持つ方々など、それぞれの要件に合わせた訴求がしやすくなります。
求人情報（掲載される位置）が優先的に表示される
有料掲載は、無料と比べて表示場所が優遇される（Webだと上位に表示される）ため、求職者との接点が作りやすくなります。ゆえに掲載位置は非常に大事です。閲覧率が大きく変わることから、費用をかける価値は十分にあると考えます。
スピード採用につながりやすい
スピード採用につながりやすい点も有料掲載のメリットです。特に、欠員補充など切羽詰まった状況では、悠長に無料で対応すべきではありません。広告の露出を増やし、また内容も魅力的にすることでいち早く求職者の目に（そして心に）留まってもらえる可能性が高まります。
求人が掲載される期間を柔軟に設定できる
有料の求人では掲載期間も柔軟に調整可能です。短期間での採用を目指すケースや、長期に渡って慎重に人材を吟味していきたいなど、方針や戦略は企業によって区々でしょう。だからこそ、臨機応変に対応できることはありがたいメリットだと考えます。
求人原稿を作成してもらえる
有料掲載を選んだ場合、サポート内容のなかに求人原稿の作成が含まれることも少なくありません。専門的な知識を持ったプロフェッショナルが、企業の魅力を最大限引き立てる原稿を作成してくれるのは、負担軽減だけでなく効果も期待できるため、まさに一石二鳥です。否、それ以上の恩恵を得られるかもしれません。
掲載できる情報量が多い
有料掲載にすると、より詳細な情報を伝えられます。企業によっては業務内容一つをとっても、細部にわたって求職者に理解してもらう必要があるかもしれません。そのニュアンスを的確に表現しようとするなら、どうしたって長文になることもあるでしょう。メリット以前に、伝えたいことをしっかり届ける意味でも有料にする意味はあると考えます。
掲載できるコンテンツが豊富
有料掲載では打ち出せるコンテンツの幅も広げることができます。最たる例は職場の様子を動画で見せることでしょう。また、社内インタビューなども多くの企業が実施している人気のコンテンツです。そうやって訴求できるポイントが増えれば、求職者の興味・関心も引き寄せやすいでしょう。これは、応募意欲を高めるだけでなく、求職者の企業に対する理解を深めることにもつながり、結果、ミスマッチ防止にさえつながる期待が持てます。
詳細に分析してもらえる
有料掲載の場合、無料では得られない詳細なデータを受け取ることが可能です。サポート内容によってはプロの分析官が入り、改善案までセットで提供してもらえることもあるでしょう。効果検証無くして採用活動の充実は図れません。だからこそ、より精度の高いデータを扱える有料掲載をおすすめします。
有料掲載にメリットが多い理由
前述のとおり、有料掲載にはメリットが多いわけですが、紐解くといくつかの要素が内包されています。本章ではそれらにフォーカス。有料掲載になぜ複数ものメリットが伴うのか、しっかり認識しておきましょう。
高度な機能を有している
有料掲載の求人サービスは基本的に、無料だと付いてこない高度な機能を有しています。具体的にはターゲットの絞り込みや、応募者を楽に管理できるシステム、人材採用の結果を定量的に分析できるツール等々です。プランによってはさらに便利なオプションが搭載されるサービスもあります。こうした高度な機能はダイレクトにメリットにつながっているといえます。
充実したサポートが組み込まれている
有料のサービスでは、求人のプロや専門のコンサルタントが採用活動を一貫してサポートしてくれることも珍しくありません。たとえば、掲載前の求人戦略の立案、掲載文の作成、効果測定、そして改善提案に至るまでといった具合です。また、有料ゆえにクオリティのグレードもアップ。洗練されたデザインや、訴求力の高いテキストなどによって求人広告をより魅力的にしてくれます。もはやサポートが充実していること自体がすでにメリットといってもよいでしょう。
成功事例に裏付けされている
成功事例はノウハウとして蓄積されます。それによってサービスはどんどん成長していくわけですが、これもまた有料掲載がメリットを生む大きな理由の一つです。実績が豊富であればあるほど質の安定につながります。
以下、dipの求人サービスを導入されたお客様の成功事例を紹介します。
有限会社エーティーアーク様の場合
| 企業名 | 有限会社エーティーアーク |
| 課題 | 採用ターゲットへの効果的なアプローチ |
| 主な導入サービス | 「バイトルNEXT」「採用ページコボット」 |
| 成果 | 4ヶ月で2人採用。欲しかった若年層人材の獲得にも成功。 |
▼有限会社エーティーアーク様の声
- 使いはじめてからすぐに成果が出たことに驚いた
- 価格についても予想よりも費用をかけずに済んだうえ、しっかり採用につながった
- 無料ではできないことを実感。一連のサポートを通じて勉強になった
参照：初めての有料媒体！4ヶ月で2人採用＆最年少の入社に成功し、価格の成果も大満足
株式会社グランド様の場合
| 企業名 | 株式会社グランド |
| 課題 | 多様な人材の確保、採用プロセスの効率化 |
| 主な導入サービス | 「バイトル」「コボット」 |
| 成果 | ミスマッチの減少。安定した人材獲得。面接設定率アップ。 |
▼株式会社グランド様の声
- リアルイベントの実施も相まってか外国人採用の有効性を感じている
- アプローチの幅が広がったことが、相乗的にミスマッチ防止にもつながっているように思える
- 応募者対応がスムーズになった
南州環境開発株式会社様の場合
| 企業名 | 南州環境開発株式会社 |
| 課題 | 定着率の向上、業界のマイナスイメージ払拭 |
| 主な導入サービス | 「バイトルNEXT」「バイトルPRO」 |
| 成果 | 定着率アップ。未経験でも熱意のある2名の採用に成功。 |
▼南州環境開発株式会社様の声
- ほかの媒体も試してきたが、dipのサービスがもっとも成果が出ている
- （イメージアップのためか）業界未経験の方からの応募が増え、教育体制の整備に力を入れた結果、定着率の改善につながった
参考：原稿刷新で産廃回収のマイナスイメージを払拭 未経験採用の成功で定着率改善も実現！
株式会社グリップ様の場合
| 企業名 | 株式会社グリップ |
| 課題 | スピーディーに人材を確保できる求人サービスの導入 |
| 主な導入サービス | 「バイトルNEXT」「面接コボット」 |
| 成果 | 初回の出稿から早々に複数人の応募あり。2名の採用に成功。 |
▼株式会社グリップ様の声
- dipのサービスは、契約後、掲載後もサポートが手厚い。連絡もマメにもらえる
- サービスの使いやすさも気に入っている
参照：新任管理職がdipの営業と二人三脚で介護業界の求人難に立ち向かう。2024年の新施設オープンに向けて採用施策を加速中。
辰巳タクシー株式会社様の場合
| 企業名 | 辰巳タクシー株式会社 |
| 課題 | 将来的な人手不足解消に向けた若年層の採用 |
| 主な導入サービス | 「バイトルNEXT」「バイトルPRO」 |
| 成果 | 県外の求職者からの応募も増加。若年層の採用に成功。 |
▼辰巳タクシー株式会社様の声
- 年齢問わず自社をアピールできる点は、「バイトルNEXT」「バイトルPRO」の大きな魅力
- これまでと比べて倍以上の採用につながり満足
参照：タクシードライバーの高齢化と人手不足を『dip』で解消。ゆくゆくはM&Aや営業所新設といった逆転の積極経営も視野に。
dipで求人を掲載する場合の料金プラン
前項で成功事例に取り上げたdipの求人サービスですが、実際、掲載するにあたっての費用については、やはり気になるところでしょう。
本章では、「バイトル」「バイトルNEXT」「バイトルPRO」「はたらこねっと」をピックアップし、各種プランとその料金をお伝えします。
有料掲載サービスをバイトルで検討する場合
バイトルの各プランとエリア別の掲載料金については次のとおりです。
▼バイトル掲載料金一覧
| プラン名 | 首都圏 | 北関東・関西 | 東海・関西その他 | その他の地域 |
| Pプラン・Pプラン（EX） | 100,000円〜 | 80,000円〜 | 70,000円〜 | 60,000円〜 |
| PLプラン | 85,000円〜 | 68,000円〜 | 59,500円〜 | 51,000円〜 |
| Dプラン | 35,000円〜 | 28,000円〜 | 24,500円〜 | 21,000円〜 |
| Cプラン | 25,000円〜 | 20,000円〜 | 17,500円〜 | 15,000円〜 |
| Bプラン | 13,000円〜 | 10,250円〜 | 9,000円〜 | 7,750円〜 |
| Aプラン | 4,100円〜 | 3,275円〜 | 2,875円〜 | 2,450円〜 |
くわしくは資料をダウンロードしてください。
▶バイトルの料金表付き資料を無料でダウンロードする
最安価格や対象エリアはこちらからもお問い合わせできます。
▶バイトルの料金について相談する（無料）
有料掲載サービスをバイトルNEXTで検討する場合
バイトルNEXTの各プランとエリア別の掲載料金については次のとおりです。
▼バイトルNEXT掲載料金一覧
| プラン名 | 首都圏 | 北関東・関西 | 東海・関西その他 | その他の地域 |
| Pプラン | 100,000円〜 | 80,000円〜 | 70,000円〜 | 60,000円〜 |
| PLプラン | 85,000円〜 | 68,000円〜 | 59,500円〜 | 51,000円〜 |
| Dプラン | 35,500円〜 | 28,500円〜 | 24,750円〜 | 21,250円〜 |
| Cプラン | 23,750円〜 | 19,000円〜 | 16,750円〜 | 14,250円〜 |
| Bプラン | 14,250円〜 | 11,500円〜 | 10,000円〜 | 8,500円〜 |
| Aプラン | 9,500円〜 | 7,500円〜 | 6,750円〜 | 5,750円〜 |
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有料掲載サービスをバイトルPROで検討する場合
「バイトルPRO」の掲載料金は、業種や職種、雇用形態、勤務期間によって変動します。バリエーションが多岐に渡るため、詳細の確認はお問い合わせいただけますと幸いです。また、一部業種及び職種については「成果報酬型」のプランも用意されています。
サービス資料についてはこちらをダウンロードしてください。
▶バイトルPROの資料を無料でダウンロードする
各社の採用計画に基づき料金プランを作成します。お気軽にお問い合わせください。
▶バイトルPROの料金について問い合わせる（無料）
有料掲載サービスをはたらこねっとで検討する場合
はたらこねっとの各プランとエリア別の掲載料金については次のとおりです。
▼はたらこねっと掲載料金一覧
| プラン名 | 首都圏 | 北関東・関西 | 東海 | 福岡 | その他の地域 |
| HPプラン | 100,000円〜 | 80,000円〜 | 70,000円〜 | 60,000円〜 | 50,000円〜 |
| HPLプラン | 70,000円〜 | 56,000円〜 | 49,000円〜 | 42,000円〜 | 35,000円〜 |
| HDプラン | 61,000円〜 | 49,000円〜 | 43,000円〜 | 37,000円〜 | 31,000円〜 |
| HCプラン | 35,000円〜 | 28,000円〜 | 25,000円〜 | 21,000円〜 | 18,000円〜 |
| HBプラン | 8,750円〜 | 7,000円〜 | 6,150円〜 | 5,250円〜 | 4,400円〜 |
| HAプラン | 4,400円〜 | 3,500円〜 | 3,050円〜 | 2,650円〜 | 2,200円〜 |
くわしくは資料をダウンロードしてください。
▶はたらこねっとの料金表付き資料を無料でダウンロードする
最安価格や対象エリアはこちらからもお問い合わせできます。
▶はたらこねっとの料金について相談する（無料)
有料掲載サービスを最大限効果的に活用するには？
採用活動を成功させるためには、ただ有料掲載サービスを使えばよいわけではありません。肝心なのは事前の準備や意識です。それを踏まえて、効果を最大限に引き出すための活用のコツについて、いくつか紹介します。
採用目的を明確にする
採用目的が明確であれば、求人広告の内容についても方向性が定まりやすくなります。逆に目的が曖昧だと、たとえ情報量を多く載せられるとしても、何を打ち出せばよいかわからなくなるでしょう。
当面の危機を乗り越えるための欠員補充なのか、中長期的なビジョンで未経験者を育てていきたいのか、即戦力人材をどんどん増やしたいのか……等々、目的ははっきりさせ、組織内のメンバーの認識にズレがないようにしましょう。
採用ペルソナを設定する
採用ペルソナとは、求める人材をさらに細かく設定した人物像です。年齢、性別、経験、スキル、価値観など、具体的に整理していきます。これを設定することで、媒体の選定や広告内容のテーマが自然と浮かび上がるようになるでしょう。訴求の仕方もある程度絞られます。スピーディーに採用活動を進めるうえで、やっておいて損はないはずです。
▶関連記事：採用ペルソナの作り方をテンプレートに使える具体例も交えて解説
他社の動向を確認する
有料掲載が初めての場合、ひとまず他社がどうしているかチェックしてみるのもよいでしょう。媒体選定などは、採用がうまくいっている会社や同じ業界の競合であればなおさら参考になると思われます。可能な限り、事例もセットで調査してください。とはいえ、何より大切なのは、その媒体、プランが自社に合っているかどうかです。ただ漠然と他社を真似るのはおすすめしません。いざ導入に踏み切る際は、しっかりと戦略立てて行うようにしてください。
業界のトレンドを把握する
求人市場は常に変化しています。それゆえどこにニーズがあるのか把握できていなければ、有料であってもずれたアプローチになりかねません。求人のプロであってもすべての業界に精通しているわけではないため、そこに依存するのは多少なりとも不安です。したがって、多くの求職者に刺さる求人を作成すべく、業界のトレンドに対する目配りは欠かさないようにしましょう。
自社の強みを整理する
求人広告には自社の強みを必ず打ち出すようにしましょう。独自の技術や社風、福利厚生……等々、他社と差別化を図れる点は積極的に強調したいところです。だからこそ、漏れなく反映するには、あらかじめ整理が大事だと考えます。有料ゆえに、伝え方のバリエーションも広がるなかで、余すことなくその魅力を届けましょう。
自社の状況に合った媒体を選定する
求人広告は、媒体選定が肝になります。ただ有料にするだけで効果は見込めません。そして、企業によって適切な媒体は区々です。それゆえ、属する業界や規模、求める人材のスキルセット、採用の緊急度……等々、自社が置かれている状況に合わせて選ぶ必要があります。
掲載するタイミングを考慮する
掲載するタイミングもまた大事な要素です。ここを考慮することで、欲しい人材を思いのほかスムーズに獲得できることがあります。裏を返せば、求人を出すタイミング次第では、たとえ有料でも採用に苦戦してしまうことも考えられます。したがって、求職者の動き、求人市況の傾向などを見定めつつ、戦略立ててアクションに踏み切ることが大切です。
▶関連記事：求職者の動きがわかる！学生、フリーター、主婦（夫）のお仕事探し年間動向
掲載後の状況は冷静に判断する
求人掲載後、どうしてもすぐに結果を欲しがる方は少なくありません。が、状況に対しては、一喜一憂せずに冷静な判断が求められます。たとえば「時期」。春夏秋冬、月末、月初、祝日、平日で結果は変わります。そのほか物価高やパンデミックといった世相云々も大なり小なり影響を及ぼすはずです。効果検証は焦らず、慌てず。また、自身の所感で結論付けるのも危険です。有料サービスであれば、求人のプロがサポートしてくれます。現況を正しく認識するためにも、専門家である彼・彼女らの見解を基に判断するのが無難です。
改善を重ねる
有料掲載サービスを有効活用するためには、常に改善の意識が必要です。たとえいまが好調でも、先々それで通用するかはわかりません。それよりもいまのうちに課題を見つけ、愚直にその解消への努力を続けることの方が、長い目で見て得策だといえます。もちろん、改善は一度や二度で終わりではありません。安定して人が採れる広告を作り上げるためには、日頃からデータと向き合い、定期的に見直しを図っていく姿勢が大事です。
有料掲載で注意したいこと
ここまで主に有料掲載のメリットについてお伝えしてきましたが、一方でいくつか注意点も存在します。有料にすれば無条件に採用成功につながるというわけではありません。以下、具体的に説明します。
選定する媒体との相性もある
先にも述べましたが、有料掲載は媒体の選定が肝になります。どれだけ評判がよいものであっても必ずしも自社に合うとは限りません。それは狙うターゲットや目的、打ち出し方など、サービスごとに特徴があるからです。極端な例ですが、若年層が欲しいにもかかわらず、シニア向けの求人サイトに掲載した場合を考えてみてください。よい結果につながらないことは明白です。
選定するプランも影響する
プランによってもまた効果が変わることは大いに考えられます。一般的に料金が高いプランはその分サービスが充実していくものですが、当然、コストの観点から闇雲に費用をかけるわけにもいきません。したがって、何を優先すべきか精査する必要があります。掲載期間、表示場所、管理システム、そのほかさまざまな機能があるなかで、どれを重視するのが最善策なのかを見極めなければ、費用対効果が見合わないものになるかもしれません。
過剰な期待は禁物
繰り返しますが、有料掲載は効果を保証するものではありません。稀に有料サービスを絶対視したばかりに、結果が思うようにいかずひどく落胆する向きも見受けられます。したがって、過剰な期待は禁物です。有料掲載は確かに多くのメリットがありますが、うまくいかないケースも当然考えられます。ただし、成果がみられなかったからといって必要以上に悲観することもありません。先述したように、有料掲載であっても改善を重ねていくことは不可欠です。有料ならではの精度の高い効果検証によって要因が明らかになれば、それはそれで収穫だといえます。そう、浮き彫りになった課題を解消すべく次に向けてアクションを起こせばよいのです。そうやって地道な努力を続けられれば、いつかきっと実を結ぶことになるでしょう（欲しい人材を安定的に獲得できるでしょう）。
有料掲載サービスの選び方
上述した内容のおさらいの意味も込めて実際に有料掲載サービスを選ぶにあたって、どのような手順で進めればよいのか、本章にてシミュレーションします。
採用目的やターゲットと照らし合わせる
あらかじめ明確にした採用目的やターゲットとの適性を図ります。技術や職種に特化した専門サービス、地域密着型、雇用形態別……等々、どのタイプがもっともマッチしているかを精査し、絞り込んでいきましょう。
認知度の高さを考える
認知度も大事です。高い媒体は単純に求職者が集まりやすいものだといえます。たとえばバイトルはじめdipのサービスもそうですが、TVCMの影響は大きく、多くの方に知られています。したがって、CMのみならずマス広告に注力している企業のサービスに掲載すると、少なからずその恩恵を賜る期待が持てるでしょう。
サポート内容を比較する
ある程度、選定するサービスの候補が絞られたなら、それぞれサポート内容を比較するとよいでしょう。トレンド調査、求人原稿の作成、応募データの分析など、どこまで幅広く展開しているかを見ていきます。もちろん料金も気になるところですが、内容ありきで考えなければ肝心の成果が期待できません。
なお、参考までに「バイトル」と他の求人媒体を比較したものがこちらです。
| バイトル | 媒体A | 媒体B | 求人検索エンジン | 採用ページ作成 |
| 掲載準備～原稿作成、 掲載中フォローと終了後の振り返り付き | 掲載準備、 原稿作成 | 掲載準備、 原稿作成 | 自分で全て対応 | 自分で全て対応 |
とりあえず問い合わせる
自社にとって最適なサービスがほぼほぼ固まってきたなら、とりあえず問い合わせてみましょう。サイトの情報や資料、ユーザーの口コミ、評判だけではわからないことも問い合わせによって明白になるケースは多々あります。料金やプランについても相談することによって、ネックの部分が解消されるかもしれません。“案ずるより産むが易し”です。不明点や不安な部分は些細なことでもどんどん聞いていきましょう。
有料掲載が得か損かは媒体選びと運用次第！
求人広告を有料で掲載することはメリットも多い一方で注意点もあります。そのため、一概に得か損かと決めつけられる話では本来ありません。が、媒体やサービス、プランを適切に選び、正しく運用できれば、成果につながりやすいのも確かです。ゆえに短絡的あるいは表面的に判断するのではなく、サービスの特徴や運用のコツなどをよく理解することが、結局のところ、うまくいきやすいと考えます。
あらためて、拙稿が欲しい人材を確保する一助になれば幸いです。
▶関連記事：求人広告媒体（求人サイト）を有料掲載の場合で比較！
求人掲載・採用業務のサポートや料金についてなど、ぜひ気軽にお問い合わせください。
また、貴社に合わせたデータが必要な場合や、賃金設定のご相談も無料で承っております！
▶【公式】バイトルならアルバイト求人募集の掲載料金プランを選択可能
┗日本最大級のアルバイト・パート求人サイト。認知度も高く、さまざまなユーザー層から利用されています。独自のサービス機能で求職者と素早くマッチングします。
▶【企業向け/公式】バイトルNEXT – 掲載料金表あり！社員採用なら
┗社員を目指す方のための求人サイト。NEXT（ネクスト）ユーザーは55％が20～30代です。社員になる意欲の高い、第二新卒層を含めた若手社員の採用が見込めます。
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▶【企業向け/公式】はたらこねっと – 掲載料金プランあり。派遣以外も！
┗日本最大級の社員／派遣／パートの求人サイト。業界最大級の案件数で、就業経験のある方が77%を占めます。幅広い年齢層から利用されている求人サイトです。