株式会社物流侍様は大阪を中心に関西で運送事業をおこなう企業です。クライアント数は大阪No. 1を誇るといいます。dipのサービスは4年ほど前から導入いただき、ドライバーの採用に役立てていただいています。求職者としては「明日からでも働きたい」という方が多く、また、欠員が出た場合、物流侍様としては「今日にも求人を掲載したい」というケースも珍しくありません。スピード感のある採用のために導入しているdipのサービスについて、その活用方法や導入後の変化などについて伺いました。
- 課題
- ターゲットからの応募増と応募対応の工数削減
- 複数の媒体を併用していたものの、ターゲットを思うように集められず、その費用対効果には満足できていませんでした。また、応募者にはメールで面接調整をおこなっていたため、定型作業に時間がかかっていました。
- 結果
- dipサービス導入で効果的にターゲット層からの応募獲得に成功
- ブルーカラー系職種の採用に強い「バイトルNEXT」をはじめとしたdip媒体を複数導入したことで、ターゲット層からの募集を効果的に集めることに成功しました。また、「HRコボットfor応募対応」導入によってメールでの面接調整の必要がなくなっただけでなく求職者の取りこぼし防止にもつながりました。
ブルーカラーに強い「バイトルNEXT」にはじまりdip媒体を複数利用

dipサービスを導入したきっかけを教えてください。
株式会社物流侍 専務 後藤徹也様(以下・後藤様):以前はスタッフの紹介でドライバーを集めていたのですが、事業拡大を進めるには遅かれ早かれ求人広告を出して採用を加速させる必要性は感じていました。dipさん以外の媒体を利用したこともあったのですが、その媒体は求人広告がクリックされた回数に応じて料金がかかるものでした。このシステムを試したものの、当社がターゲットとする方による閲覧や応募はあまりなく、採用にいたらないケースが多くあったんです。このような背景でdipさんからご提案を受けました。「バイトルNEXT」には製造や運送などのブルーカラー系職種の案件が多いとのことでしたので、当社のターゲット層を集めやすいと感じ導入を決めました。
dipサービスの手ごたえはいかがでしょうか。
後藤様:当社のなかでは「バイトルNEXT」の枠をたくさん持っているということもあり、やはり「バイトルNEXT」からの応募が一番多いですね。結果的に採用がうまくいっていましたので、「はたらこねっと」や「バイトルPRO」も導入し、より多くの応募を素早く集められるようになりました。「バイトルNEXT」導入から4年ほど経ちますが、とても安定して集客できているので助かっています。当社は業務委託でドライバーを集めていますのでタイミングが非常に大事。「明日からでも働きたい」という方を採用することが多いので、スピード感はとても重要です。
原稿作成や面談で工夫している点はありますか。
後藤様:一番工夫しているのは原稿に掲載する写真です。いつ見ても同じ写真を使っている企業さんも多いなか、当社はドライバーの写真をよく更新することで変化をつけられるのかなと思っています。未経験の方からの応募が多いので、写真の内容は仲の良さやアットホーム感が伝わるようなものを選ぶことで親しみやすさを感じてもらえているのかなと思います。また、原稿内容としては時期や応募状況にあわせて、「稼げる」や「自分のペースで仕事ができる」といった内容を押し出していますね。
メール・電話の手間を省き面接率向上に成功

その後「HRコボットfor応募対応」も導入とのこと。導入の背景を教えてください。
後藤様:「HRコボットfor応募対応」は2年ほど前に導入しました。dipさんの媒体で応募を集められるのですが、連絡が途絶えてしまったり、連絡が取れてもすでに他社で仕事が決まっていたりと、面接数をなかなか増やせずにいました。やはり応募者は、連絡がすぐ来た会社に決めることが多いので、当社からのレスポンスの速さを高める必要がありました。
「HRコボットfor応募対応」によってこれまでの業務や面接率はどのように変わりましたか。
後藤様:以前は応募者の情報を見ながら、一人ひとりメールを送っていたんですよ。全員に「面接の候補日を3つほどください」と。このやり方だとやはり時間がかかりますし、応募者としても手間になりますよね。しかし、いまは「HRコボットfor応募対応」が応募後の連絡から日程調整まで全部やってくれるので、こちらからメールや電話といったアクションをしなくても、自動で面接を設定してくれるのでとても助かりますね。おかげで面接率も改善されました。いままで10件応募があったとして、そのうち2件程度しか面接設定できなかったのが、いまは10件中6件程度の面接が入るようになりましたよ。
大阪No. 1にとどまらず関東や九州進出も目指す
dipからの支援で「助かった」と感じる点はありますか。
後藤様: 求人掲載をお願いしたときに、本当にスピード感を持って対応していただけるので助かっていますね。急にドライバーが必要になった場合、僕らとしては「いまからでも求人出したい」という気持ちなんです。そんなときでも、dipさんから「最短で数時間後にできます」と言ってもらえると、とてもありがたいですし心強いですよね。また、求人掲載以外の相談でも、連絡がつきやすいのでとても頼りにしています。
最後に、物流侍様の今後の展望を教えてください。
後藤様: dipさんはこれまで4年ほど継続して応募を集めていただいていますので当社にとって非常に大事な存在になっています。ドライバーが集まれば新たな仕事の獲得にもつながりますので、今後は大阪だけでなく関東や九州にも拡大できたらなと思っています。