株式会社プロサイトスタッフ様は愛知県名古屋市に本社を置き、設備関係やガスサービスに強い人材の派遣をおこなっています。創業110年以上の山田商会が、2016年に設立した派遣会社です。dipのサービスは設立当初から「はたらこねっと」を、2021年からは「HRコボットfor応募対応」を導入いただき、事務や営業スタッフの採用と応募対応の効率化につなげています。プロサイトスタッフ様にdipサービスの導入の背景や原稿作成で工夫していることなどを伺いました。
- 課題
- 設立時の媒体選定・応募者対応やデータ分析の効率化
- 会社設立時、予算を考慮して導入する媒体を一つに絞る必要があったため、派遣に強く堅実な集客を期待できる媒体を探していました。また、複数媒体を導入してからは、それまで以上に応募者対応やデータ分析の効率化が求められていました。
- 結果
- 安定した応募の獲得と、媒体を横断した応募者対応や分析を実現
- 当時から業界トップクラスの知名度があった「はたらこねっと」を導入したことで、毎月安定した集客に成功。また、「HRコボットfor応募対応」の導入によって、応募者への自動対応が可能になっただけでなく、媒体を横断できるデータ分析により余計な工数をかけることなく、効果的な施策を実行できるようになりました。
経験豊富な人材営業スタッフが「はたらこねっと」を推薦
「はたらこねっと」を導入したきっかけを教えてください。
株式会社プロサイトスタッフ コーディネーター 丸内綾奈様(以下・丸内様): 当社は110年以上続くガス工事会社を母体とし、派遣でガス業界のプロを育てるという目的で設立されました。しかし、ガス工事であれば間違いなく専門分野といえますが、人材派遣は全くの畑違い。そのため当社設立時に人材派遣の営業として活躍していた方をメンバーに加えました。1,000社もの企業に営業をしてきた経験豊富な方です。会社設立にあたって最初に導入する媒体を慎重に選んでいたところ、その営業の方から「はたらこねっと」をおすすめされたのです。ちなみに、その方の前職はdipではないのでいわゆる「回し者」ではありませんよ(笑)。人材業界で活躍している方がおすすめする媒体ということで、まずは「はたらこねっと」の導入を決めました。
「はたらこねっと」を導入してみた手ごたえはいかがでしょうか。
丸内様:毎月安定した応募数があり、しっかり採用に結びついていますね。職種でいえば事務職が比較的マッチングしやすいと感じます。他の媒体との大きな違いは、派遣社員としての経験をある程度積んでいる方からの応募が多いことです。さまざまな方と面談をしても、派遣で使われる用語や労働条件など、細かいことも知っているなという印象を受けます。応募者さんのなかでも「派遣なら『はたらこねっと』」というイメージが強いのではないかと思います。そのためか、当社で長期にわたって派遣で活躍されている方の多くは「はたらこねっと」経由という結果になっています。
原稿作成や面談で工夫している点はありますか。
丸内様:求職者さんに「これならできそう」とか「とりあえず話を聞いてみようかな」と思ってもらうことが大事だと考えています。住所を詳しく書いたり、業務で使用するソフトを固有名詞で書いたりして、できる限り具体的なキーワードを使っています。また、職場の雰囲気を想像できるように写真の掲載だけでなく、派遣先部署の人数や、女性比率、年齢層などもできるだけ記載しています。このほか、細かいことですが、原稿をパソコン版とスマートフォン版で確認し、情報量が少なくなるスマートフォンでも重要な情報はスクロールやタップをしなくても見えるように工夫しています。キーワードのトレンドやスマートフォンでの見え方などは、dipさんからいつもアドバイスいただけるので細かく反映させて応募につなげています。
「HRコボットfor応募対応」で複数媒体の一元管理が可能に
2021年には「HRコボットfor応募対応」を導入。そのきっかけを教えてください。
丸内様:「はたらこねっと」以外にも複数の媒体を使いはじめると、同じ方が複数媒体から応募するケースも多く見られるようになりました。表計算ソフトで管理していたものの、重複により進捗管理などに工数がかかるようになっていたことが課題でした。実は「HRコボットfor応募対応」がリリースされた当初からご提案をいただいていたのですが、当初にフィットしないのではないかと感じ導入は見送っていました。しかし、サービスがアップデートされるにつれて機能や使いやすさも改善されたようで、「これなら良いかも」と期待も込めて導入を決めました。

「HRコボットfor応募対応」導入により、これまでの業務はどのように変わりましたか。
丸内様:応募対応はいくつかのソフトを使いながら情報を見たりメールを作成したりしていたのが、半分程度の工数にはなったのではないかと思います。
また、当社は各媒体からの応募率や面談率、就業決定率などいくつかの指標を追っているのですが媒体が増えると年々、必要なデータが増えていくため管理や資料作成も大変でした。データ分析の業務はいままでの作業時間の30%程度は削減できたと感じます。応募者の重複も、一元管理できるようになって大変効率的ですよ。
dip主催の勉強会に積極参加 来期もさらなる純増を目指す
dipからの支援で「助かった」と感じる点はありますか。
丸内様:日々の連絡や毎月の打ち合わせなど、あらゆる場面で丁寧に対応いただいています。媒体に関するデータだけでなく市場データも作成いただけるので業界を俯瞰しながら施策を打てるのはすごく良いですね。また、原稿では文章だけでなく画像作成も手伝ってくれて、特に注力したい案件では枠の増加など柔軟に対応してくれますね。さらに、dipさんが開催している派遣会社向けのセミナーにも参加できるので、たくさん勉強させていただいています。
最後に、プロサイトスタッフ様の今後の展望を教えてください。
丸内様:当社は順調に就業者数を増やしており、来期はさらなる純増を目指しています。そのためには、まず当社がたくさんの良い案件を獲得することが大事ですが、それに加えてdipさんを活用して採用につなげていきたいです。 もう一つ、私の上司は「会社設立10周年記念で、派遣スタッフさんも含めてハワイに行く!」という目標を掲げています。いつも派遣スタッフさんに支えられていますので、もうすぐ迎える10年という節目を一緒に祝えたら良いですね。