ブルーボトルコーヒーなどサードウェーブの波に乗ったコーヒーショップがアメリカ・ニューヨークやポートランドから上陸し「カフェで働いてみたい！」と考える大学生が増えまくっている現在。オシャレで華やかなイメージのカフェアルバイトって、実際はどんな感じなのか探ってみました！
  「おいしいコーヒーやラテの作り方や、知識が身につくと思って」と、カフェでアルバイトを始めたきっかけを教えてくれたあゆさん（25歳）。「働いているのはチェーン店なので、もう少しマニュアル的なのかと思っていたんですが、手動マシンを使って、お湯の温度や抽出時間などにも気を配りながら、一杯ずつ丁寧にコーヒーを入れています。少しでもお湯の温度や抽出時間が違えば、もう一度作り直すという徹底ぶり！お客様に最高の一杯を飲んでもらいたいという思いがここまで本気とは思っていませんでした」と、嬉しい誤算を教えてくれた。

基本的には楽しいアルバイトだけど、時にはつらかったことも。「混んでいるときに、何度挑戦してもおいしいコーヒーが作れず、お客様をお待たせしてしまったときは泣きそうになりました。私がもたもたしていたせいで、並んでいたお客さんが帰ってしまったことも。もうあんな悔しい思いはしたくないです」。そんな時でも、同僚や店長が「落ち着いて。何より味が大切だから、ごまかさず淹れ直すのはえらい」と励ましてくれたのだとか。

こころさん（24歳）のお店は、駅前にある人気店。「常連さんも多く、ちょっとした会話を交わす人も増えてきました。お客さんからいつもありがとうや、おいしいねと言われると嬉しくてやりがいをすごく感じます！」。早く自分でラテアートも作れるようにと、閉店後に先輩などに教えてもらっているそう。「お客さんの喜ぶ顔が早くみたいから」と、自宅でも猛特訓中。

コーヒーの味はお店によって違うけど、どこも「お客さんにゆっくりくつろいでもらいたい」という思いは一緒。おいしいものが好き、誰かを喜ばせたいという人には、カフェは最高のアルバイト先かもね。
 

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