Web面接のコツ・ポイントまとめ!
マナー・服装・カンペ・イヤホンなど解説!

社員面接だけでなく、アルバイトの面接でもWeb面接が行われるようになってきました。
今後もさらにWeb面接の機会が増えていくことが予想されます。
今回は、Web面接の服装や、受ける場所・背景などのマナーから、カンペやイヤホンに関することなど、Web面接のコツやポイントをまとめてご紹介します。
面接ノウハウ関連記事
- 目次
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Web面接と対面の面接の違いとは?
背景への映り込みや雑音は気になる…
会話中の沈黙の怖さが倍増!
通信環境が原因で不採用になることも…
同時に話し出すと聞き取りづらい・譲り合ってしまう
目線の方向に困る!
面接官の反応があまり分からない!
履歴書などの書類のやり取りが難しい
遠方の企業に応募できるメリットも!
質問内容は対面の面接と同じ!
Web面接の前に準備しておくポイント
場所は自宅など静かな場所がおすすめ!
イヤホンの着用がおすすめ!
スマートフォンよりパソコンがおすすめ!
スマホはより安定した通信環境を!
もしものために予備の連絡手段を確保
スマホの向きは縦より横置きがおすすめ!
背景は白の壁がおすすめ!
カメラを見下ろさないように位置を調整しよう!
初めてのWeb面接の前にはだれかと練習しよう!
Web面接中に意識するべきマナーとポイント
挨拶やお礼は着席したままでOK!
対面の面接より表情を豊かに!身振りも使おう!
聞き取れなかったときはすぐに聞き直そう!
目線はカメラに向けよう!
Web面接でも対面の面接と同じように集中!
Web面接でやりがちな失敗とNGポイント
カンペは目線と話し方でバレる!
Web面接中のタイピングは避けよう!
ネットカフェからの参加はやめよう!
ヘッドホンやヘッドセットは面接に不向き!
バーチャル背景は避けよう!
「映らない下半身は部屋着でも…」はNG!
ツールの名前やアイコンに注意!
Web面接とは?
Web面接とは、その名のとおり、オンライン会議ツールなどを使って行う面接のことです。
ZoomやSkype、GoogleMeet、Wherebyなど、さまざまなオンライン会議ツールのほか、FacebookのMessengerやLINEのビデオ通話といったSNSの機能を用いて行われることもあります。
最近では、社員面接だけでなく一般的なアルバイトの面接でもWeb面接が採用されることも増えてきました。
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特徴から仕事を探すWeb面接と対面の面接の違いとは?

両者の大きな違いは“画面越しか実際に会うか”ということですが、これによってどういったことが起こるのでしょうか。確認していきましょう。
背景への映り込みや雑音は気になる…
Web面接では、画面からしか情報を得ることができません。
そのため、不要な物が画面へ映り込むと、面接官の目線が散って面接に集中できなくなってしまいます。
同居人やペットのほか、小物やポスターなど面接に関係ない物が画面の背景に映り込まないよう注意し、不要な物は片付けておきましょう。
また、スマートフォンの通知音なども相手側に聞こえる可能性があるため切っておきます。
エアコンの音や外からの環境音がノイズになる場合もあるため、事前に対処しておくことをおすすめします。
会話中の沈黙の怖さが倍増!
画面越しの会話に慣れていないと、会話中の沈黙がいつもよりも何倍も怖く感じてしまうかもしれません。
相手の声が聞こえないのは実際に沈黙しているからなのか、それとも通信環境で音声や映像が止まったり遅れたりしているのか、Web面接ではどちらか判断しづらくなるため、慣れるまでは対面の面接とは違う緊張感に包まれながらの面接になるでしょう。
通信環境が原因で不採用になることも…
Web面接でももちろん遅刻は厳禁です。指定された時間までに指定のツールに接続できないと、せっかくの面接の機会を失いかねません。
必ず事前に通信環境などを確認し、ログインが必要なツールを使う場合は、ログインして待っておくのがベターです。
指定された時間の5分前にはすべての確認を終え、準備万端で面接に備えましょう。
同時に話し出すと聞き取りづらい・譲り合ってしまう
Web面接では、どうしても会話のやり取りにタイムラグが出ます。
そのため、会話が途切れたと思って話し出すと相手と被ってしまったり、話を譲ろうと思って待っていると相手も待っていたりすることも多いです。
自分と声が被ってしまうとかなり聞き取りづらくなるため、重要な話を聞き逃してしまうおそれもあります。
目線の方向に困る!
対面であれば目を見て話すのが正しいのですが、画面越しでの会話はどこに目線を置けばいいかが分かりにくいかもしれません。
Web面接で相手の目を見て話してしまうと、カメラの位置によって、伏し目がちに見えたり、あさっての方向を向いているように見えたりします。
少しやりづらさを感じるかもしれませんが、Web面接ではカメラに目線を向けて話すのがベストです。
自分の顔の正面にカメラが来るように設置すれば、まっすぐ前を見て話しているように映ります。
<参考記事>
Web面接でカメラのベストな角度とは?パソコンとスマホの注意点をそれぞれ紹介!
面接官の反応があまり分からない!
Web面接では、対面の面接よりも相手の表情が読み取りづらくなります。
スマートフォンやパソコンのスペックによっては映像が粗くなったり、通信環境が悪いと映像が遅れたり止まったりすることもあります。
相手の様子を小さい画面で確認することになるため、小さな反応は分かりづらく、不安に感じてしまうこともあるかもしれません。
履歴書などの書類のやり取りが難しい
Web面接では対面での面接と違って、履歴書などの書類のやり取りが面倒になります。
書類のやり取りの仕方は企業によってさまざまですが、事前に郵送やメールなどで添付するか、ツール上でデータを送るなどの方法があります。
その場で書類を送るように指示されることも考えられますので、ツールの操作方法を確認しておくのが良いでしょう。
遠方の企業に応募できるメリットも!
Web面接は対面の面接のように相手の会社に出向く必要がありません。
そのため、地方から面接を受けることも可能ですし、国内にいながら海外の企業へ応募することも可能です。
移動の時間や交通費もかかりませんので、時間的・金銭的なハードルも低くなり、企業の面接を数多く受けることも容易になりました。
うまく活用することで、これまでよりも何倍もチャンスが広げられるということが、Web面接の最大のメリットだといえます。
質問内容は対面の面接と同じ!
Web面接だからといって、質問されることは対面での面接と変わりません。
これまでどおりの面接対策をして、ある程度答えを用意しておくと良いでしょう。
アルバイトの面接でよく聞かれる質問としては、志望動機や長所などの自己PR、シフトの希望、勤務を始められる日程や通勤方法といった基本的なことがほとんどです。
中途採用や転職の面接で聞かれる質問について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
【社員の面接でよくある質問】
中途採用・転職の面接でよく聞かれる100の質問
【アルバイトの面接でよくある質問】
【アルバイト・パート】面接でよくある質問・答え方まとめ【年代・職業別】
【パートの面接でよくある質問】
主婦(夫)がパートの面接で聞かれやすい、よくある質問30選
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特徴から仕事を探すWeb面接の流れを紹介!
ここでは、Web面接の流れを簡単にご紹介します。
企業がWeb面接に使用するオンライン会議ツールURLを発行、送付
オンライン会議ツールを使用してWeb面接を行う場合、ルームにアクセスするためのURLを企業側が発行し、メールなどで送付されます。
URLにアクセスするだけで良いツールもあれば、インストールやアカウントの作成が必要なものもありますので、事前に確認しておきましょう。
多くの会議ツールは、ツールのインストールやアカウント作成が必要です。
時間に余裕を持ってURLにアクセス
面接当日は、指定された時間の5分前には送付されたURLにアクセスしておきます。
いきなりビデオ通話が始まるツールは少ないので、余裕を持ってアクセスし、心を落ち着けておきましょう。
企業側から、「○分前には面接を開始できるようにしておいてください」というような指示がある場合もあります。
挨拶
面接の時間になったら企業側から着信があり、通話を開始するとWeb面接が始まります。
通話につながったらまずきちんと挨拶することを忘れないようにしましょう。
Web面接中の流れは、通常の面接と同じです。
Web面接を退室して終了
面接が終わったら終了や退室のボタンを押して、Web面接は終了です。
画面が確実に切り替わったことを確認してから、肩の力を抜きましょう。
スマホを使ったWeb面接の流れについては以下の記事で紹介しています。
<参考記事>
スマホでWeb面接を受けるときの注意点!パソコンがなくてもこれでOK!
自分に合ったバイトが見つかる!
特徴から仕事を探すWeb面接の前に準備しておくポイント

これはWeb面接でも同様ですが、対面の面接では必要なかった準備もしておかなければいけません。
ここでは、Web面接の前に準備しておくべきポイントを確認していきましょう。
場所は自宅など静かな場所がおすすめ!
Web面接では音声も非常に重要なため、周りの音が気にならない静かな場所が適しています。
そのため、カフェや学校など騒がしい場所は避け、自宅など静かな場所がおすすめです。
とはいえ、小さな子供がいるご家庭や、近くで工事を行っているなど、自宅が静かな環境とはいえない方もいるでしょう。
自宅で静かな環境を用意できない場合は、個室のレンタルスペースや貸し会議室、ホテルなどを利用する手もあります。
ただし、自宅以外の施設を利用する場合は費用がかかってしまったり、セキュリティ面で不安が残ってしまったりするため、できれば家族にも協力してもらい、自宅で静かな環境を整える方が良いでしょう。
<参考記事>
Web面接をする場所は自宅がおすすめ!自宅以外の選び方や注意点も紹介
イヤホンの着用がおすすめ!
Web面接では、イヤホンを着用するようにしましょう。
イヤホンを着用することで雑音が遮断され、スピーカーで聞くよりも相手の声が聞き取りやすくなるため、面接に集中しやすくなります。
イヤホンを着用してWeb面接に臨む際には、音声の入力・出力の状況を確認するためにも、できれば事前に指定のツールやアプリを使用してマイクの確認をしておきましょう。
<参考記事>
Web面接時にイヤホンはすべき?Web面接を失敗しないコツはこれだ!
スマートフォンよりパソコンがおすすめ!
Web面接を受けるのは、スマートフォンよりもパソコンがおすすめです。
パソコンがおすすめである理由の一つは、有線接続が使える点です。
有線接続は無線接続に比べて通信環境が安定しやすいため、音声や映像が途絶えるリスクを軽減できます。
また、画面が大きいのもパソコンがスマートフォンよりおすすめである理由として挙げられます。
大きい画面であれば、相手の表情をよく見ることができ、面接官とのやり取りもしやすいというメリットもあります。
加えて、スマートフォンの場合は、カメラがぶれないように固定しなければいけませんが、パソコンではその手間も少なくて済みます。
スマホはより安定した通信環境を!
無線接続という特性上、スマホを使用する環境によっては通信が不安定になったり、通信速度が遅くなってしまったりする場合もあります。
スマホでWeb面接を受ける場合には、パソコンで面接を受ける場合よりも、より安定した通信環境になるように準備を整えましょう。
Wi-Fi環境が自宅にあっても、通信速度が遅いと面接中に音声が途絶えたりタイムラグが生まれてしまったりすることもあります。
4Gなどの携帯回線とWi-Fiのどちらが速いか調べたうえで、利用する回線を選ぶことをおすすめします。
インターネット回線の通信速度は、Googleの「internetspeedtest」やNetflixの「fast.com」(https://fast.com/ja/)で調べることができます。
1. Googleで「internetspeedtest」と検索。
2. 【速度テストを実行】をクリック
もしものために予備の連絡手段を確保
Web面接の前には、必ず予備の連絡手段の確保を忘れないようにしましょう。
通信環境が途絶えてツールやアプリが落ちてしまった場合など、万が一のときのために、Web面接で使うツールやアプリ以外の連絡手段の確保は非常に重要です。
面接先の企業に電話する、メールするなどの手段を確保しておきましょう。そのためにも面接先の電話番号かメールアドレスを控えておくと安心です。
スマホの向きは縦より横置きがおすすめ!

スマホでWeb面接を受ける場合、自動回転をオンにして、横置きにするのがおすすめです。
相手は基本的にパソコンなどのディスプレイで映像を見ていると考えられます。
そのため、スマホが縦置きのままだと、映し出される範囲が狭くなってしまいます。
横置きにすれば、ディスプレイの画面いっぱいに映像が映し出されるため、こちらの表情や反応がより相手に伝わりやすくなります。
背景は白の壁がおすすめ!
Web面接での背景は、白の壁が最もおすすめです。
わざと趣味の物を映り込ませることで会話のきっかけを作る、といった手法もありますが、あまり背景に物が映っていると相手も面接に集中できません。
背景にはあまり物を映さず、白い壁が見えるところで面接をした方が無難です。
面接では、できるかぎり不安要素を取り除いておくことが重要なので、あえてリスクを負う必要はありません。
カメラを見下ろさないように位置を調整しよう!
Web面接では、画面を通して面接官にアピールする必要があるため、カメラの位置も重要となります。
よくあるのは、スマートフォンやパソコンをそのまま机に置いてしまい、椅子に座ったときにカメラを見下ろす形になってしまうケースです。
カメラを見下ろすように映ってしまうと、相手から見たときに「偉そう」「ふてぶてしい」といった印象を与えてしまうことがあります。
カメラは、台に乗せるなどして高さを確保し、目線と同じくらいの高さになるように位置を調整するようにしましょう。
初めてのWeb面接の前にはだれかと練習しよう!
面接で初めてツールを使うと、トラブルがあった場合にすぐに対処ができません。
使用する予定のスマートフォンやパソコンで、問題なくツールが動作するかの確認もできるため、初めてWeb面接をするときには事前に指定のツールを使って練習しておくことをおすすめします。
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特徴から仕事を探すWeb面接のときの服装

ここでは、社員面接とアルバイトの面接に分けて、ふさわしい服装を確認していきましょう。
基本はスーツ!対面のときと同じ服装を!
Web面接を受けるときにも、対面のときと同じように服装や身だしなみには気を付けましょう。
「画面越しだから見えないだろう」と油断するのは絶対にNGです。
TPOに合わせた清潔感のある服装を意識して面接に臨んでください。
社員面接の場合、基本的にはスーツが望ましいです。
男性であればきちんとネクタイを締め、女性はビジネスシーンに適したメイクで受けるのがベターです。
アルバイトや服装自由の場合は白のシャツを着用しよう!
アルバイトでWeb面接の場合、スーツ着用など指定があれば必ずスーツで面接を受けましょう。
ただし、アルバイトの場合は、スーツ着用の指定はなく、「服装自由」となっていることがほとんどです。
「服装自由」であっても、部屋着やスウェットはもちろんNGですし、カジュアルすぎる格好も面接にはふさわしくありません。
清潔感があり、きちんとした印象を持ってもらうために、服装は白のシャツを着用するのが良いでしょう。
できれば、襟付きのシャツがおすすめです。
Web面接時の服装について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
Web面接でもスーツは着なければいけない?服装や身だしなみに関する注意点
<参考記事>
Web面接でもスーツは着なければいけない?服装や身だしなみに関する注意点
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特徴から仕事を探すWeb面接中に意識するべきマナーとポイント

ここでは、Web面接中に意識するべきマナーとポイントをご紹介します。
挨拶やお礼は着席したままでOK!
通常、面接のときには挨拶やお礼は立ってするのが礼儀です。
しかし、Web面接の場合、むやみに立ち上がってしまうと顔が切れるなど不格好になってしまいます。
そのため、少し違和感を覚えるかもしれませんが、Web面接では挨拶やお礼は座ったままで問題ありません。
対面の面接より表情を豊かに!身振りも使おう!
画面越しに会話をするWeb面接では、対面の面接よりも、お互いに表情を読み取るのが難しくなります。
うまくコミュニケーションをとるためにも、いつもよりも表情豊かに、身振り手振りも使ってリアクションを大きめにするのがポイントです。
せっかく身振りをしても、カメラから切れてしまうと映りませんので、顔に近い部分を意識するのが良いでしょう。
聞き取れなかったときはすぐに聞き直そう!
Web面接では通信速度や通信環境によって音声が途切れてしまうことがあります。
また、タイムラグによって、相手と自分の声が重なって聞き取れなかったということもよく起こります。
聞き返すのは失礼だと思ってそのままにしていると、質問に対して的外れな答えを返してしまうことも考えられます。
Web面接中、聞き取れなかったときにはすぐに聞き直すようにして、ちぐはぐな答えをしてしまわないように注意しましょう。
目線はカメラに向けよう!
これまでも何度か簡単に触れましたが、Web面接では目線をカメラに向けるのがポイントです。
相手の目を見て話そうとして画面に映っている面接官の顔を見ると、伏し目がちに見えたり、違うところを見ているように映ってしまったりします。
相手から見たときに、まっすぐ正面を向いているようにするために、目線はカメラに向けておくように意識しましょう。
<参考記事>
Web面接で目線は面接官の顔とカメラ、どっちに向ける?
Web面接でも対面の面接と同じように集中!
Web面接は、自宅で受けることも多いため、対面の面接よりも良い意味でリラックスした状態で受けることができます。
しかしこれが、「自分自身の良い面を存分にアピールできる環境」にできればいいですが、「リラックスしすぎて集中力散漫になる環境」にならないよう注意しておかなければいけません。
自宅で受けていても、面接は面接です。
対面のときと同じようにしっかりと集中して面接を受けましょう。
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特徴から仕事を探すWeb面接でやりがちな失敗とNGポイント
ここでは、Web面接でやりがちな失敗とNGポイントをご紹介します。
直接会わないがゆえの気の緩みや、無意識の行動によって、面接官に悪い印象を与えてしまうかもしれません。
以下の行動に注意してWeb面接に臨みましょう。
カンペは目線と話し方でバレる!
「直接会わないからカンペを用意しても大丈夫」と考える方も多いかもしれませんが、基本的にカンペはおすすめしません。
手元に用意したカンペを読み上げると、目線の動きや話し方ですぐにバレてしまいます。
どうしてもカンペを用意しないと不安な方は、付箋に収まるメモ程度にして、カメラの横や目線の先の壁などに貼り付けておくのが良いでしょう。
Web面接中のタイピングは避けよう!
目の前にパソコンがあると、ちょっとしたメモを取りたいときなどキーボードを触ってしまいたくなるかもしれません。
しかし、Web面接中にはタイピングは避けるようにしましょう。
自分ではそれほど大きい音には聞こえませんが、相手側では音が大きくなり不快感を与えてしまうおそれもあります。
ネットカフェからの参加はやめよう!
ネットカフェからWeb面接を受けるのはおすすめできません。
ネットカフェは多くの利用者がおり、周りの音が相手に聞こえてしまう可能性があるためです。
また、情報セキュリティの観点からも、ネットカフェだと不安が残るため、なるべく自宅からの参加が好ましいです。
ヘッドホンやヘッドセットは面接に不向き!
音楽を聴くときに使っている大きめのヘッドホンや、ゲームをするときに使うゲーミングヘッドセットは、カジュアルになりすぎるため、Web面接には不向きです。
できればシンプルなイヤホンを使うようにし、ヘッドホンを使う場合もあまり主張しないデザインの物が望ましいでしょう。
バーチャル背景は避けよう!
Web面接での背景は白の壁がおすすめだとお伝えしましたが、白の壁のみになる場所が確保できないからといって、バーチャル背景を使うのは避けましょう。
現在ではまだ、背景を切り取る精度が完璧とはいえず、身振り手振りをした際の手や髪が切り取られてしまうこともあります。
また、バーチャル背景は通信料が多くなってしまうため、通信が不安的になるなどの可能性もあります。
「映らない下半身は部屋着でも…」はNG!

「Web面接なら下半身は映らないだろう」という考えはNGです。
受けている場所は自宅であっても、行われているのはあくまでも面接です。
実際にあったエピソードとして、下半身が部屋着のままWeb面接を受けた人が、通話を切るために手を伸ばした拍子に部屋着が映ってしまった、ということもあったようです。
また、通話中、固定していたスマートフォンが倒れてしまうなどの可能性もゼロではありません。
自宅にいるとどうしてもリラックスしてしまいがちですが、素の部分が出やすいからこそ、しっかりと気を引き締めて面接に臨みましょう。
ツールの名前やアイコンに注意!
意外と見落としがちなのが、ツールのアカウント名や表示名とアイコンです。
オンライン会議ツールは、ビジネスだけでなく友達同士のコミュニケーションツールとしても広く使われています。
そのため、アカウント名や表示名をニックネームなどカジュアルにしている方も多いです。
しかし、そのままWeb面接を受けると「TPOを使い分けられない人だ」と判断されてしまうかもしれません。
Web面接に使われるツールをプライベートでも利用している方は、アカウント名や表示名がカジュアルすぎないか確認し、設定を変えておくことをおすすめします。
アイコンの写真や一言コメントなども確認しておくことも忘れないように。
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特徴から仕事を探すWeb面接でよく使用されるツール・アプリ一覧
どのツールが使用されるかは基本的には企業側に指示に従うことになりますが、企業によっては「ZoomかSkypeのどちらか」など、選ばせてもらえることもあります。
アカウント 取得 |
スマホ 対応 |
PCアプリの インストール |
入室・通話 の仕方 |
|
---|---|---|---|---|
Zoom | 応募者は 不要 |
〇 要アプリ |
不要 PC版アプリ有 |
会議URLへ アクセス |
Skype | 必要 | 〇 要アプリ |
不要 PC版アプリ有 |
ビデオ通話 (要申請) |
LINE | 必要 | 〇 要アプリ |
必要 PC版アプリ有 |
ビデオ通話 |
Messenger | 必要 (Facebook) |
〇 要アプリ |
不要 | ビデオ通話 |
Google Meet | 不要 | 〇 要アプリ |
不要 | 会議URLへ アクセス |
Whereby | 応募者は 不要 |
〇 要アプリ |
不要 | 会議URLへ アクセス |
このほか、Wherebyや有料のオンラインツールなどさまざまなものがあります。
また、LINEやMessengerのビデオ通話が使われる場合もあります。
オンライン会議ツールの多くは、企業側が会議ルームのURLを発行し、メールなどで応募者に送付、応募者がアクセスすることで入室できるものです。
この場合、応募者側はアカウントの登録などが不要なものもあります。
ほとんどがスマートフォンにも対応していますが、アプリのインストールが必要です。
パソコンでは、ブラウザ上で面接が受けられるものも多いです。
<参考記事>
ZoomなどのWeb面接ツールを使うときの注意点を紹介!
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特徴から仕事を探すWeb面接に関するQ&A
これからWeb面接を受ける方は以下の項目もチェックして、安心して面接に臨みましょう。 Q.Web面接を受けられる場所がないときや自宅以外だとどこがおすすめですか? A.Web面接に適しているのは、「静か」で「明るく」、「Wi-Fiなどの通信環境が整っている」場所です。
自宅以外であれば、個室のレンタルスペースや貸し会議室、ホテルなどがおすすめです。
ただし、自宅以外でインターネットに接続する場合は、セキュリティ面を考慮し、施設が提供しているフリーWi-FiではWeb面接を行わないようにしましょう。
自宅以外でWeb面接を行う際には、面接内容の盗聴などのリスクを回避するためにも、モバイルデータ通信サービスなどを別途契約して、安全な通信環境下で行うことが大切です。 Q.パソコンにカメラが内蔵されていないときはどうしたらいいですか? A.パソコンにカメラが内蔵されていない場合の対処法は以下の3つです。
●外付けカメラを購入する
●スマートフォンでWeb面接を受ける
●完全個室のネットカフェでカメラ付きのパソコンを利用する
いずれかの方法で、Web面接を受けましょう。 Q.椅子がない、座卓しかないときはどうしたらいいですか?正座でも大丈夫? A.Web面接では、できればきちんと椅子に座って受けるのが望ましいです。
しかし、椅子がない場合は、床に正座などで座ってWeb面接を受けても問題ありません。 Q.イヤホンは無線(ワイヤレス)と有線どっちがおすすめですか? A.イヤホンは、ワイヤレスでも有線でも、どちらでもかまいません。
Web面接ではイヤホンをしているのは普通ですが、どうしても見た目的に失礼に感じるのであればワイヤレスタイプのイヤホンを選んで髪に隠すなど工夫すると良いでしょう。
ただし、ワイヤレスの場合、突然回線が途切れることも考えられますので、安心感がある有線のイヤホンがおすすめです。 Q.Web面接のとき履歴書の提出は必要ですか? A.Web面接で履歴書の提出が必要か、事前に履歴書を送らなければいけないか、あるいは採用が決まったあとで履歴書を提出するのかなどは、企業によって異なります。
Web面接の前に指示があるはずですので、その指示に従うようにしてください。
Web面接時にツール上でやり取りが必要になる場合もありますので、事前に操作方法を確認しておきましょう。 Q.Web面接のときに準備しておくべき必要な物はありますか? A.Web面接で準備しておくべきものは、以下のとおりです。
●Wi-Fiなどの通信環境(フリーWi-Fiはセキュリティ面を考慮して使用しない)
●カメラ付きのパソコンやスマートフォン
●イヤホン(パソコンにマイクが付いていない場合はイヤホンマイク)
●指定されたオンライン会議ツール
Web面接を受ける前には、それぞれがきちんと動作するか必ず確認しておきましょう。 Q.Web面接を録画して振り返りに使っても大丈夫ですか? A.Web面接の録画は、無断にしてはいけません。
録画をしたい場合は、面接官に「録画をしても良いでしょうか?」などと聞き、許可を得てから行うようにしましょう。 Q.途中でツールやアプリが落ちたらどうしたらいいですか? A.Web面接中にツールやアプリが落ちた場合は、まず、電話やメールなど別の方法で不具合を相手に伝えましょう。
次に、ルーターをリセットし、パソコンを再起動して接続し直します。
再接続できない場合は、すぐに相手に電話して謝罪し、面接の日をあらためてもらいましょう。
面接が再開したら、不具合について謝罪し、冷静に対応することが大切です。
慌てながら対応してしまうと、トラブルへの対応力が低いと判断される可能性もありますので、冷静な対処を心がけましょう。 Q.集団でのWeb面接の注意点はありますか? A.集団でのWeb面接では、周りの応募者と比べられやすいため、意識して臨むことが大切です。
相づちや発言は簡潔にし、話し出すタイミングなどが重ならないよう、ほかの人への配慮を心がけましょう。
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特徴から仕事を探すまとめ
Web面接は対面の面接とは違い、画面や音声からしかアピールすることができません。
そのため、リアクションや話し方、目線など対面のときとは違う部分にも気を付ける必要があります。
しかし、やはり画面越しとはいえ、面接は面接です。
リラックスしすぎることのないように、対面での面接と同じように身だしなみやマナーにも気を配り、緊張感を持って面接に臨みましょう。
【関連記事】
ウィズコロナで変わった!面接の新常識
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WEB面接
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