2020年4月から、ダイナムのパチンコホールはすべて「分煙」になっています。店舗内（または店舗外）に喫煙室があり、遊技場内でタバコを吸うことはできません。そのため店内はとても清潔感があり、煙やニオイを気にすることなく仕事ができます。

パチンコ店によっては加熱式タバコを吸えるお店もありますが、ダイナムでは（一部店舗を除いて）加熱式タバコも吸えないルールになっています。そのため、他店とくらべてもよりキレイな空間で働けると思います。

私もタバコを吸わないので、やはり分煙なのは助かりますね。千葉東金店は店内に喫煙室があるタイプですが、煙はぜんぜん気になりません。

お客さまもきちんとルールを守ってくださり、喫煙室内も常にクリーンな状態です。

私が入社した2005年頃はまだ店内でも喫煙できる環境でしたが、今ではそんなことはありません。タバコの煙やニオイが気になる方もあんしんして働けますよ。

ダイナムは木の温もりを生かした、パチンコホールとしては珍しい外観・内装で、店内には視界をさえぎる柱がなく、天井が高く開放的な空間です。そのため店内の音もほかのお店とくらべて気になりづらいのではないでしょうか。

また、基本的にパチンコ台を「エコモード」と呼ばれるモードで設定しているので、お客さまが遊んでいない間は待機中になり、音量も小さくなる仕様になっています。

パチンコ1台1台に分煙ボード（※）が設置してあるので、音の広がりもそこまで気になりません。また、お客さま自身でも台ごとに音量を調整できるのですが、ほかのお客さまのご迷惑にならないよう、場合により音量調整をお願いすることもあります。
※現在、遊技場内での喫煙はできませんが、コロナ禍の飛沫対策もあり分煙ボードを設置しています

私はダイナムで働くまでパチンコ店に来たことがありませんでした。そのため最初は少し店内の音が気になりましたが、働いてみたらすぐに気にならなくなりましたね。

パチンコ店には「パーソナルシステム」を導入しているお店と、そうでないお店があります。「パーソナルシステム」とは、出玉を会員カードで一元管理するシステムのことです。

パーソナルシステムを導入している店舗ではドル箱を積み上げたり持ち上げたりする作業がないため、アルバイトの方にとっても負担はかなり軽減します。ダイナムでは、約8割（※）の店舗でパーソナルシステムを導入しています。
※ダイナム399店舗の内、319店舗がパーソナル店舗、52店舗が一部パーソナル店舗（2024年4月時点）

ちなみに、千葉東金店ではまだパーソナルシステムを導入しておらず、ドル箱運びもホールスタッフの仕事に含まれます。ただし、ドル箱を運ぶ際は専用の台車を使いますし、計数機に玉を入れる際も1箱ずつ持ち上げるよう業務ルールが定められているので、そこまで体力や腕力が必要なわけではありません。

私は高校時代に野球部のマネージャーをやっていたので、重たいものを運ぶこともそんなに不安ではありませんでした。とはいえ、最初は仕事終わりに腕や足が痛くなることもありました。でも、1ヶ月くらいで慣れましたね。

実は私もダイナムで働くまではパチンコ店に行ったことがなく、母にもアルバイトを反対されていました。「タバコの煙とか、治安とか大丈夫なの？」って。

でも祖母がパチンコ好きで、「パチンコ店で働くならダイナムがいい雰囲気だし、オススメだよ」と教えてくれて。実は面接の前日に祖母についてきてもらって、店舗を見学しに行きました（笑）。

お客さまは地元の年配の方や、おじいちゃん、おばあちゃん世代の方が多く、みんな私のことを孫のように可愛がってくれます。毎日来られるお客さまも多く、お互いに顔見知りで、名前で呼び合う関係です。「風邪ひいてない？」「次はどんなイベントするの？」など、お客さまから声をかけてくださることも多く、そんな何気ないやりとりが楽しいです。

母にそういった仕事でのエピソードを話しているうちに、母もダイナムのファンになったようで、今では「私もいつか行ってみようかな」と言ってくれています。

ほかのお店と比べて、ダイナムは「お客さま同士の会話」も多い気がします。「今日、●●さん来てないね」などお客さま同士でよくおしゃべりされていて、本当に「ご近所さんの憩いの場」という感じですね。

ダイナムは「パチンコを誰もが気軽に楽しめる"日常の娯楽"にすること」をビジョンに掲げています。いろんな人が娯楽としてパチンコを楽しみ、パチンコが日々の生きがいのひとつになることを目指しているんです。

具体的には、お金をかけずに遊技を楽しめる低貸玉営業に力を入れていたり、初心者やライトユーザーにも楽しんでいただけるPB（プライベートブランド）機も独自に開発しています。

ほかにも「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」という制度を設け、お客さまに依存問題への適切な案内ができるよう、各店舗に担当者を配置しています。私もアドバイザーの一人です。

店内にはパチンコ依存のアンケートを設置し、専用サポートダイヤルで依存問題について相談いただける体制も整えています。実際、私も、パチンコ店の利用をご自身ではコントロールできなくなったお客さまから、「私が入店したら退店をうながしてほしい」とお願いされたこともあります。

そういった取り組みが認められ、2012年8月に香港証券取引所に株式上場。当時パチンコホールオペレーター企業としては世界で初めて香港証券取引所に上場した企業となりました。