人見知りだった性格を変えようと、あえて接客業にトライしたという手島優さん。手島さん流・アルバイトライフの処世術も教えてくれました!
1982年生まれ。
2008年に「日テレジェニック2008」に選ばれ、グラビアアイドルとして活躍。
バラエティ番組やドラマなどでも人気に。
MCを務めるラジオ番組『手島のまじで?!!』(サイマルラジオFM83.9)が、毎週日曜21:30~22:00放送中。
爆乳金(ゴールド)として初のソロデビューを果たした楽曲『ダンシング乳房』が、iTunes、Amazonにて絶賛発売中!
バイト先に溶け込むためには
ムードメーカーに接触すべし!
女性だらけのバイト先で、その輪の中にいきなり溶け込むって難しいですよね。それでなくても私は人見知りなので、「このままおとなしくしてたら、誰とも仲よくなれない!」と、はじめにムードメーカー的存在の社員さんを味方につけました。で、まわりを巻き込んで、だんだんみんなと仲よくなろうと。
社員さんと仲よくなるために、商品を陳列する時、わざわざその人に「どうすればいいですかね?」と相談して“頼りにしてますアピール”をしていました。ほかにも「○○さんのディスプレイって、きれいですよね~」とベタ褒めしたり、「その靴、ステキですね! どこのブランドですか?」と、さほど興味がなくても聞いたり(笑)。そうすると、いつの間にか可愛がられるようになるんですよ。上司を褒めるって大事なんだなぁと、この時に学びましたね。
自分に合ったバイトが見つかる!
特徴から仕事を探すおばちゃんと仲よくなるには
共通の話題を探せ!
最後にバイトしたのは、駅の構内にある持ち帰り専門のお寿司屋さん。売り子のバイトでした。夕方になると賞味期限が近づくので、駅中に響くような声で「買ってくださ~い!」と叫ばないといけなくて。昔の私なら恥ずかしくてできなかったけれど、その頃はグラビアのお仕事で人と接するのにも慣れていたし、まわりが明るくて元気なおばちゃんばっかりだったから、意外と平気でしたね。
おばちゃんが多い職場は、雑貨屋さんのような同年代の女性が多い職場より、正直働きやすかったです。私、おばちゃんには可愛がられるんですよ。ただ、それなりの努力はしましたけどね。もちろん、話す時は若者っぽい言葉を使わずに、敬語で丁寧に。それから、おばちゃん世代が好きなテレビ番組や歌手のことを勉強して、自分から話題を振りました。人に好かれるためなら、がんばれるんです(笑)! おばちゃんたちとうまくやっていくには、そういう努力って、ちょっとは必要なのかもしれないです。
今、もしバイトするとしたら、夜のお仕事がいいですね。No.1ってどんな気持ちなんだろうと興味があるし、話術も身に付きそうじゃないですか。夜のお仕事は接客業の極みだし、言ってみれば、芸能界も“人”が相手の接客業みたいなところがあると思って。芸能界に長く居続けるためにも、お休みの日にバイトしてみたいです。全然、自信ないですけど(笑)。
自分に合ったバイトが見つかる!
特徴から仕事を探す時給アップは、交渉次第!?
“やる気”をアピールせよ!
アルバイトって、自分に合った仕事じゃないと続かないし、ちょっとでも興味がある仕事を選んだほうがいいと思いますね。私は甘いものが好きだったから、やっぱりドーナツショップのバイトがいちばん楽しかったですし。せっかくなら、楽しく働いたほうがトクですもんね。
あと、大事なのは時給。時給は正直、交渉のみです! 店長に「仕事、つらいんです!」、「でも、一生懸命がんばります!」と言って涙のひとつでも流せば、意外と50円ぐらいは上がったりしますから。諦めずに、やる気を上手にアピールして「このコ、働く気があるんだな」と思わせるのがポイントです。
楽しく、賢く、ちょっと図々しく。それが、アルバイトのコツだと思います。
