バイトやパートに欠かせないもの……仕事のスキルや挨拶、敬語の使い方などはもちろん要素として大事ですが、実は外せないのが「マナー」。
一見ちゃんとこなしているように見える人でも、実は「やっている風に見える」だけで見る人がみたら「NGなマナー」というものも数多くあります。

そしてもちろん、バイト終わりの飲み会や食事でも、マナーは重要！
ふとした拍子に、あなたの評価がガタ落ちしてしまう、なんてことも……

それではさっそく、NGマナー集を見て行きましょう！

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ノック二回は×

日本ではあまり重要視されませんが、「ドアを2回ノックするのはトイレの時」というマナーがあります。
それ以外では3回か4回が基本。

「外資系企業担当になった時、部屋に入る時は、トントン、トントン、と2回×2セットでやるように最初に指導されました（清掃バイト）」という証言もあります。
くれぐれも、2回で止めないようにしてください。

トイレットペーパーの三角折りは×

お付き合いしている方の実家などでトイレをお借りして、「次の方が取りやすいように」とペーパーを三角に……ちょっと上品な感じがしますよね。
いろいろなお店のトイレでそうなっているので、日常的に実践している方もいるようです。

しかし、現代の日本でペーパーを三角に折ることは、「掃除が終わりました」の相図に使われることが多いのです。
というのも、手を洗う前に次の方の手が触れるペーパーに触れていますし、衛生面も心配です。
最近ではファミレスや居酒屋さんでも清掃時に実践していますから、もしかしたら若い世代の方のほうが知っているマナーかもしれません。

手をお皿のようにして食事をするのは×

お刺身などを食べるときに、醤油がテーブルや服に垂れないように左手を顎の下にスタンバイする「手皿」。
一見上品そうに見えるためか、日ごろやらない人でも、きちんとした場では「やらなきゃいけない」のかとやってしまう人もいますよね。
でもこれは、日本料理ではNGマナー。
和食では、手を汚してはいけません。醤油皿や小皿を口元近くまで持ち上げるのが、マナーなのです。

それから、醤油が垂れる「涙箸」や、大皿の物を、箸を逆さにして取り分ける「逆さ箸」も×。
取り箸をいただくか、「直箸で失礼します」と声かけをして、「迷い箸」をせず、目的のもの以外を触らないようにいただきましょう。

後ろを向いて靴を脱ぐのは×　そして後ろを向いて直すのも×！？　一体どうすれば？

日常的にやる「靴を脱ぐ」という動作。マナーもなにもない気がしますが、実は細かいマナーがあります。
まず、「靴を脱ぎながら揃えられるから」と後ろを向いて脱ぐ人も多いのでは？
これは×。
それから、まっすぐ正面を向いて靴を脱ぎ、くるりとうしろを向いて靴をなおす……実はこれも×なのです。

「玄関の中央で正面を向いて脱いだら、体を斜めにしておしりを正面に向けないようにして靴を玄関の端に寄せて向きを直します。高校の時、お正月の巫女のバイトで先輩がやっていたのを真似しているのですが、ただ後ろを向いて直すより上品に見えるみたいです（ОL）」とのこと。

所作は一日にして成らず。
しっかり身に着くまでは、意識して実践していきましょう！

協力：編集プロダクション　Studio woofoo

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