お客さまの接客はとっても楽しいし、笑顔で"ありがとう"なんて言われると最高の気分！
でもでも、なかには？？？？？のお客さまもいらっしゃるのですよ！そんなビックリ、どっきり販売体験エピソードをこっそり教えちゃいます！

エイコさんが働いている地方都市の携帯電話ショップには、毎日やってくるかわいい名物おじいちゃんが。

「自称94歳のおじいちゃんなんですが、携帯電話も持ってないのに毎日のお散歩コースにうちのお店が入ってるんです。いつも飴かハイチュウを持っていて、私たちだけじゃなく、私たちが接客中のお客さんにも飴を手渡し。お客さんは最初びっくりするんだけど、かわいいおじいちゃんだからとりあえずみんな『ありがとうございます』って言って受け取ってたわ。誰にでも飴を配るおじいちゃんで、私たちは裏で『神様』って呼んでいたんだけど」

そのおじいちゃんが、ある時たまたまお店の前で転んでしまった。高齢なので自分で起き上がれなくなって、救急車を呼んであげたエイコさん。

「体がうごかないのに、そのおじいちゃん、救急隊員にも飴を渡そうとするんです。そしたら救急隊員が『じいちゃん、糖尿かい！？』って言うから、私たちが『いつもみんなに渡すんですー』って説明して、糖尿の誤解が解けました」

こうして神様の一命を救ってあげたエイコさん。めでたしめでたし。