期間従業員として契約して働いている6か月間は寮での生活でした。6畳一室でそんなに広くはないけど、一人部屋でプライバシーも保てるから、特に不満はなかったですね。何より、家賃は無料だし、布団やテレビ、冷蔵庫などの生活用品は備え付け。一人暮らしを始める時のようにお金がかかることはないんですよ。洗濯機、風呂は共同だけど、周りの同僚とルールを守って利用していました。やっぱり住居費は最大の出費ですから、これがなくなったら、月々貯金できる額は格段にアップしますよ！

月収の目安は月に30万円ぐらい。連続2交替制で20日勤務、月の残業は平均して20時間ぐらいかな。一定のペースでコツコツ働けば、しっかりとしたリターンがあるっていうわけです。さらに、6か月の契約が終われば「満期慰労金」が6万円、休まなかったから「皆勤手当」も16万円入りました。その他に満了の報奨金が2万円ぐらいで、6か月間の収入は210万円。出費の60万円（月12万円ぐらいだね）を引いても、150万円が残りました。頑張りに応える手当がバンバン入るのはうれしいものですよ！

「家賃が無料なのはうれしい」と言いましたけど、居住費の次にかかる「食費」もだいぶカットできるんですよ。寮か工場の食堂で300～500円ぐらいの定食が食べられます。もちろん、コンビニや外食をする同僚もいるけど、僕は安くて味もそこそこの食堂を利用することが多いかな。台所が備え付けられてはいないのでさすがに自炊はむりだけど、それでも食費は月に1万5000円程度。食費の補助も2万円弱出るのがうれしいかな。あと、休日もしっかり週休2日。外出は自由だから遊んでいる仲間もいるけどね……。貯金したい僕は勉強していることが多い。寮の周りには遊ぶ場所もないので、レンタルDVDや本屋に寄るぐらい。これまた、余計なお金を使わなくていいんです！

期間従業員の仕事を始める前は、普通に街のコンビニでバイトしてたんです。深夜だと時給も悪くないから結構貯まるかな……と思っていたら、地元の友人とつるむことが多くなって、飲みや遊びでパーっと消えちゃってました（笑）。楽しいのはいいんだけど、将来の夢のためにはこれってマイナスなんだよね。貯金のために一大決心して、自動車工場での仕事を決意した僕なんです。