僕は世界中で使われているPCやスマホのCPU基板の検査をしています。
ラインに流れてくる基板のフィルムがキレイに貼れていれば、その基板を専用の液体に付けて次の工程に流す。で、完成した基板にキズやゴミがついていないかチェック。この繰り返しですね。
扱う基板によって製造機の目盛りを調節するけど、“職人の勘”みたいなのは必要なくって、数値は決まってるしマニュアルがあるので安心して始められました。

仕事自体は1人で黙々と集中する事が多いけれど、段取りや作業がはかどれば全工程がスムーズになるので
時間の配分や仕事の段取りができるようになったり、周りの進捗状況を見ながら仕事ができるようになりました。

僕は趣味の違う仲間と情報交換したり、他工程の先輩や食堂のおばちゃんと話すのが楽しいです。
仲間と基板を見ながら「板チョコみたいだから食べちゃおっか！」なんて冗談言い合ったりとか…（笑）作っているのは世界規模で使われる部品でも、現場は和やかなんですよね。そういう雰囲気が仕事でのチームワークや、連帯感に繋がっているのも働きやすいポイントですね。

携帯電話の液晶パネルに透明フィルムを手作業で貼るバイトです。 仕事としては、専用の作業着に着替えて、髪の毛もまとめて帽子にしまいます。 マスクも着用して、作業室にホコリを持ち込まないようにします。
作業自体は座ってできるものです。 何人かの人たちと並んで作業をするのですが、おしゃべりは禁止で、ひたすら黙々と、液晶画面に傷がないか確認して、しわにならないようにフィルムに乗せていきます。 細かい作業は得意だし、接客とかは苦手な方だったので、こういうバイトは自分に向いていると思っていたのですが、ほんとにすぐに慣れました。

単純作業なので、すぐに覚えることができましたが、とにかく集中してミスしないように気をつけました。 ケータイやスマホを買ったときについているフィルムって、手作業で貼っているって、ずっと知らなかったです。 というか、そういうことを考えたことがありませんでした。
このバイトをしてからは、そういうちょっとしたことでも、誰かがやっているんだろうなって考えるようになりました。

同じ作業をずっと繰り返すことが、ちょっとつらかったです。 もっと思いっきり体を動かす仕事をやりたいな～とか思ったりしながら、黙々と続けました（笑）。 たぶん体を動かす仕事をしていたら、逆に座ってできる仕事だったらラクなのにな～って思うんでしょうね。