2016.03.29

「正社員じゃないとモテない」正社員になりたいフリーターの訴え

「正社員じゃないとモテない」正社員になりたいフリーターの訴え

3人に1人はアルバイト・パート労働者。フリーターへは正社員のお誘いも。

さまざまなワークスタイルがある中で、フリーターをはじめとするアルバイトやパートなどの働き方を選んでいる人も多いですよね。今や約3人に1人以上がアルバイト・パートに就いているという調査結果も出ています(内閣府調査より)。

アルバイトやパートを長く続けていると、「正社員になりませんか?」と言われることも良くある話だと思いますが、正社員になることに対してどう思っているのでしょうか?

現役フリーターに聞いてみた「正社員になりたいと思う?」その結果とは…

現役フリーターに、ズバリ「正社員になりたいと思いますか?」と質問をしてみました。

【正社員(正規雇用者)になりたいですか?】
「正社員じゃないとモテない」正社員になりたいフリーターの訴え
回答は、およそ半々の結果となりました。それぞれ、どういった思いがあるのでしょうか?
まずは、「正社員になりたい」と答えた人の意見から見てみましょう。

 「雇用が不安定だから」(43歳/男性/岩手県)
 「ボーナスが出るから」(45歳/女性/兵庫県)
 「ボーナスも含めて賃金が安定して向上するから」(41歳/男性/神奈川県)

「安定」や「ボーナス」というキーワードが多く出ており、金銭や雇用における正社員ならではの魅力を挙げる人が目立つ結果となりました。
他にも、「社会保障ある。社会のステータスが上がる」(34歳/女性/北海道)、「親が安心するから」(29歳/女性/神奈川県)、「正社員じゃないとモテない」(35歳/男性/東京都)といった意見が挙がりました。「ステータス」や「親の安心」といった世間体を意識したキーワードが目立ち、正社員の社会的な観点からの魅力というのもフリーターの方々からみると魅力の1つになっているようです。

一方で、「正社員になりたいと思わない」と答えた人の意見も見てみましょう。

 「家族との時間を大切にしたい」(29歳/女性/青森県)
 「介護しているので」(18歳/女性/千葉県)
 「自由に使える時間を確保したい」(23歳/女性/栃木県)
 「バンド活動を優先させるため」(37歳/女性/長野県)

これらの意見で共通して言えることは、「時間の融通」を挙げている点です。フリーターを自ら積極的に選んでいる人もいれば、家族の介護などの影響でフリーターを選んでいる人もおり、その理由は様々です。

正社員とアルバイト・パートの働き方の違い

そもそもフリーターと正社員では働き方にどのような違いがあるのでしょうか?

まず、アルバイト・パートの魅力はなんといっても働く時間を選ぶことができる点です。シフト制で働くことができる職場なら、自分の好きな時間帯に働けます。また、転職をしやすいのも特徴の1つです。ただし、アルバイト・パートでは給料が低く感じたり、ボーナスや福利厚生に恵まれないというデメリットもあります。

一方、正社員の魅力といえば、安定して働けることや福利厚生があることです。もちろん、給料もアルバイトに比べれば高額なことが多いです。そのため、その分責任が重かったり、勤務時間が決まっていたりと、働き方に融通が利かないのは当然だといえます。

それぞれのメリット・デメリットを理解して、自分に合った働き方を見つけよう!

「正社員になりたい」「正社員になりたくない」と答えた人はおよそ半々という結果でしたが、皆さんはどのように感じましたか?

正社員になりたいと思うものの、現状はフリーターでいるという方は、就職時にアルバイトやパートだったとしても数年勤務した後に受けられる昇格試験などをクリアして正社員になれるという「正社員登用制度」などもあるため、要チェックです。

一方、夢や目標といった他に優先させたいことのある方は、時間の融通が利き、背負う責任が比較的少ないフリーターが良いかもしれません。

正社員として働くか、それともフリーターでやっていくか。それぞれメリットもあればデメリットもあることを理解し、それぞれの年齢やライフスタイルを考慮して、どんな働き方が自分に合っているのかをしっかりと判断して働き方を選ぶことが大切です。

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【調査概要】
調査方法 :NEWSY調べ(インターネット調査)
調査期間 :2016年2月16日~2016年2月23日
調査対象 :全国の現役フリーター
有効回答数:100名

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