2014.07.31

「スターアルバイト烈伝:ふかわりょうさん」更新!

ふかわりょう★スターアルバイト烈伝(前編)|バイトル

働いてお金を稼ぐという憧れからバイトを始めたふかわ。しかし、仕事は想像以上にキツくて…!? 引越し、ライブ設営、家庭教師など多彩なバイト経験を激白!

ふかわりょう

Profile

1974年神奈川県生まれ。タレント、ミュージシャン、俳優、エッセイスト。
「5時に夢中!」(TOKYO MX)(月~木)やJーWAVE「ROCKETMANSHOW!!」、NHKFM「きらクラ!」でメインMCを務める他、ミュージシャンとしても精力的に活動。「風とマシュマロの国」(幻戯書房)、「フニオチ手帳」(ポプラ社)など、著書も多数あり、エッセイストとしての評価も高い。

前編

人生初バイトに
引越し屋を選んだ理由とは……?

 初めてのアルバイトは引越し屋の荷物運びでした。
 選んだ理由は、給料が日払いだったからです。明け方の5時に自由ヶ丘の駅前ロータリー集合で、ドキドキしながら現場へ行くと、一台の無機質なワゴンが停っていて、上司が横になって窓から足を放り出して待っていました。もう、それを見ただけで、なんとなく逃げ出したい気持ちにも駆られましたが、そうもいかず(笑)。2件ほど仕事をして8000円もらって帰りました。
僕はあまり人と仲良くするのが得意ではなかったし、とにかくコキ使われて、メチャメチャしんどかったです。……そこは一回で辞めましたね(笑)。

ふかわりょう

ネタ用の材料費をアルバイト代から捻出!

 その後も、日雇いを中心に仕事を選びました。
横浜スタジアムでボンジョビのライブ撮影の準備をするアルバイトをしたこともあります。もちろん、設営をしただけで、本人たちには会ってないし、ライブも見ていません(笑)。

 設営というと、どんな仕事なのか想像がつかないかもしれませんが、とにかく夜から翌日まで、ひたすらライブのセット作りなんです。 かいつまんでいうと、床に板を敷き詰めてシートを被せ、その上に椅子を並べてステッカーを貼っていく、という作業なんですが、まず床に敷く板が平均台みたいにやたらと細長いんですよ。なんでこんな細長くなきゃいけないんだっていう。もっと太くてもいいんじゃないか、むしろもっと太いほうが効率的だろうと思うわけですよ。そんな細い板を、気が遠くなるほど並べないと、床いっぱいには敷き詰められない。どれだけ並べても先が一向に見えなくて、夜が明けても作業は全然終わらない。そこから先は、朦朧としちゃって、どうやって働いたかも、どうやって家に帰ったのかも覚えていません(笑)。

 バイト代の使い道、と聞かれるとあまり覚えてないんですけど(笑)。その頃は既にお笑いを目指していたので、アルバイト代はコントのための材料費に当てたり、それなりにハイティーンをエンジョイするために使ったりしたんだと思います。僕の場合は、生活のためにアルバイトをしていたというよりは、“アルバイト”というものへの憧れがモチベーションだったと思います。働いて、お金をもらうということが大人っぽく思えたのかな?

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