2014.07.24

「スターアルバイト烈伝:ユージさん」更新!

ユージ★スターアルバイト烈伝(前編)|バイトル

やんちゃだった10代、さまざまなバイトに明け暮れる中、自分の隠れた才能を知る建築業のバイトに出会って…。ポジティブで新しい体験を楽しめるユージから、元気をもらえる爆笑バイトエピソード!

ユージ

Profile

1987年生まれ。「所さんの目がテン!(日本テレビ)」、「アッコにおまかせ(TBS)」、「あさイチ(NHK)」などバラエティ番組を中心に活動中。幼い頃から趣味だったイラストを活かして、アーティストのCDジャケットをデザインするなと活動の幅を広けている。

前編

10代で豊富なバイト経験!
ゆるい職場も厳しい現場も楽しめる

 僕はほんとバイト経験が豊富で、いろいろやりましたね。最初はコンビニで、高校1年のとき。当時年齢が離れた人たちと同じ職場に立つことはなかなかないんで、いい経験でしたね。働き始めてちょっと経つと、新入りのおじさんが入ってきて僕が教えることになったりして、それは結構気分よかったです。
 僕が入った時はちょっとギャルっぽいおねえさんに教えてもらって、それも悪い気はしなかったですね(笑)。バイトをする中では大事な、“息の抜き方”、悪く言えばさぼり方(笑)を教えてくれたりして。

 短期でやったのは、引っ越しのバイトや、ガソリンスタンドとか。引っ越しはもう、“重いもの持ち上げられる人が正義”みたいな感じ。だから誰が冷蔵庫を持つかみたいなことも取り合いになったりして。ほんとは持ちたくないんですけど、持たないと「しょぼい!」とか「男じゃない、オカマだ!」とかけなされるんで。格闘家を目指してる人がバイトでやってたりとか、体育会系のスパルタ。
 でもそういう上下関係がちょっと厳しい世界も見ないとだめだと思うんです。コンビニのギャルのおねえさんとはわけが違って、急に厳しい世界でした(笑)。

 ガソリンスタンドは、車やバイクが好きだったんで単純な考えで。車屋も考えたけど僕も何しろ気が短いというか続かない人だったんで、なんかあったときやめられる場所にしたかった(笑)。
 でも接客業も好きだしいろんな車が来るというのも楽しかったし、これ言うと変な人に思われるかもしれないけどガソリンの匂いが結構好きで(笑)。子供のころからアメリカでお母さんが車にガソリンを入れてるときでも「いい匂いだなー」と思っていた(笑)。
 中には怖い車も来たりして、そんな時は怖かったですよ。僕は失敗しなかったですけど、先輩の失敗談とかを聞くと「そんなことあんのかよ」みたいな。ガソリンを入れてノズルを取るときに、ぽたっと一滴たれたりするじゃないですか。すぐ拭けばまあ問題ないんですけど、怖い人はずっと見張ってて、車にたれると「おーっとっとっと!」って言われて「罰金100万円」。「俺の車は世界で1台しかない特別な塗装をしてるのにガソリンのせいで塗り直しだ」と。その人はそれからただ働きになったとか…。都市伝説かネタもしれませんけどね(笑)

ユージ

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足場組みでセンスを発揮
建築業ではプロ並みに活躍!

 いちばん仕事歴で長いのは建築業。僕は高校に行ってましたけど、不良の友人たちは中卒で建築業界に入っていたので、僕もやんちゃになって学校へ行かなくなったときに、友人のところに入れてもらって、一緒に家建ててました。塗装、大工、土木、鳶、トラックの運転と、ひととおりやりましたね。
 鳶の仕事では、実は鉄パイプで足場を組むのが作業のメインなんです。家を建てるのにも、塗装するにも足場が必要で、水平も測ってしっかりやらないと危険がある、重要な作業。その足場組みが、僕はかなり優秀だったんですよ。
 昔から絵を描くのや物を作るのがすごい好きだったんで、足場を組むための構成を考えるのが得意だった。「3mと1.5mを2本ずつ持ってきて」とか。そういう指示ができたんで「じゃあユージ頼むわ、俺ら持ってくるから指示だけしてよ」って僕は力仕事せず、「えーとじゃあ、ここにあと2本持ってきて」とか、現場監督みたいになってました。親方にも助かるって言われて、現場を任されてる感じで、すごいやりがいがありましたね。
 結構頭使うんですよ。みんなが上るための階段を作ったり。鉄パイプを2本斜めに立てて、その間に棒を入れて作るんです。高層建築になると何10階分も、足場かけて組まなきゃいけなくて、その間隔が低すぎても高すぎても作業しづらいので、そういうこともしっかり考えないといけなかったりします。
 足場に使うのは空洞の鉄パイプなんで、すごい音が出るんですよね。よく工事現場でドリルのガガガガガッていう音がするのは、だいたい足場組んでる音なんですけど、うるさいんですよ。そうすると近所の人から苦情が来たりして、マンションの依頼主から「お前らもう、うるさいから使わねえ」とか言われることもあるんですよ。だから1個ずつ防音シートを貼ってかないといけなくて、それもまた重くて大変なんです。広げると壁一面隠れるぐらいあるもので、1枚50kgぐらいあって腕が抜けちゃうぐらい重い。
 あと、4階建てぐらいまではいいんですけど、それ以上のビルになると大変なのが、上のほうにパイプを持ってくのに僕らクレーンとか使えないんで、全部手渡しなんですね。6mくらいある長いのを下から手で持って。先っぽを「届いた!」って感じで、めちゃくちゃ重たいのを引き上げたりするんです。もしも倒れたら道路の車とか押しつぶしちゃうことになるんで、それが一番怖い。高層マンションの壁の外で、「あと10cm届かない!」「こっちももう無理だー、やばい!」とか言いながらやってるわけですよ。そしたら今度はその声がうるさいとか言われて(笑)。
 建築はもうバイトというより仕事という意識で、3年くらい続けてました。日給1万円とかもらえるんで、月25日出たら25万じゃないですか。10代で25万はなかなか稼げないですよね。あと体動かしてるのも結構好きだったし、友達もいるし、楽しかったですね。覚えてるのは、新小岩のお金持ちのおばさんのマンションとかかな。近くに行けば、あー懐かしい、ここのビルやったなとか思います。

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