今、人気急上昇中の若手イケメントリオ・パンサーが登場。そのルックスやキャラクターと同様、アルバイト内容も三者三様だった……!?
（写真左から）菅良太郎／1982年生まれ。向井慧／1985年生まれ。尾形貴弘／1977年生まれ。
2008年に結成。『333 トリオさん』（テレビ朝日系）『パワー☆プリン』（TBS系）、『笑っていいとも！』（フジテレビ系）などにレギュラー出演中。8月28日、DVD『パワー☆プリン vol.3』が発売。
よしもと若手芸人が一同に集結！ 今夏最大のお笑いイベント開催
超繁盛店で初アルバイトを経験
ファミレスの厨房は大パニック!?
向井：僕の初アルバイトは18歳の頃、ファミレスのキッチンでしたね。東京に出てきて、大学に通いながらNSC（吉本総合芸能学院）に行ってた時期です。家から近いところで探していたら、そこのファミレス、時給がめちゃくちゃよかったんですよね。ただ、働き始めてからわかったんですけど、日本で当時、５番目に売り上げのいいファミレスで……。
尾形：日本で５番目!? スゴイなぁ、それ。
向井：そう。それぞれ持ち場があって、僕はフライ担当になりまして。お客さんから注文が入ると、キッチンにある機械から紙が出てくるんですけど、ずーーーっと止まらないんですよ。紙が長くなりすぎて、油の中に入っちゃうぐらい。
菅：そんな状態？ ファミレスって、そんなに忙しいの？
向井：毎日パニックですよ。ヤケドも相当しましたし。揚げ物をする時、ふつうはトングを使いますよね？ でも、忙し過ぎてテンパった時は、油の中に手を突っ込んで、素手で掴んでましたから。トングなんて使ってたら、全然間に合わなくて。オーナーがオラオラ系の人で怒られてばっかりでしたし、あまりにもキツすぎて、半年ぐらいで辞めちゃいましたね。それ以来、バイトは一切してないです（笑）。
尾形：でも、ファミレスのバイトって同年代が多いし、友達とかできたんじゃないの？
向井：いやいやいや……。NSCに通ってる頃だったから、そのことを履歴書に書いちゃったんですよね。そうしたら、みんなに「芸人、目指してるの？」、「なにかおもしろいことやってよ」とか、からかわれて。「コイツらとは、絶対仲よくならねえ！」と、初日に決めました。実際、最後まで誰ともしゃべらなかったです。その時「見てろよ！ 絶対有名になってやる！」とは思いましたけどね。
菅：向井って、意外とそういうところあるよね（笑）。
自分に合ったバイトが見つかる！
特徴から仕事を探す○○するだけで日給6000円!?
夢のようなバイトの内容とは
菅：僕の初バイトは中学の時です。雇用というわけじゃなく、従兄弟が経営しているコンビニのお手伝いで、働いた分、お小遣いをもらってました。長野県の避暑地にあるんですけど、そのエリアにある唯一のコンビニだったから、尋常じゃない忙しさで。正直、忙しさに関しては"向井越え"してます。おそらく、ポッキーの売り上げは日本一じゃないかと。
向井：そんなにポッキーばっかり売れないでしょう（笑）。
菅：でも、店に入れなくて行列ができるぐらいだったから。大学のラグビー部の集団なんて、めっちゃ飲むし、めっちゃ食べるんで、袋じゃなく、段ボールに商品を詰めて渡してました。それも、7箱とか。僕は飲み物を補充する係でしたけど、やってもやっても追いつかなかったです。
尾形：ほかにも結構いろんなアルバイトしてたよね。
菅：16歳になってからそのコンビニで正式にバイトしましたし、弁当屋とか、光ファイバーの調査とか……。あと、家でもしましたね。甥っ子、姪っ子と一緒に住んでるんですけど、家族みんな働いていて、保育園の送り迎えをする人がいなかったんですよ。で、僕に「やらないか？」と。週５で二人の送り迎えをして、日給6000円。それでも、ベビーシッターを雇うよりは安かったらしくて。
向井：あの頃の菅さん、ネタ合わせをしてても、子どもたちの迎えの時間になると帰っちゃったもんね。夢のようなバイトだよな～。送り迎えだけでしょ？
菅：いや、まわりのお母さん方とも、ちゃんとコミュニケーションを取ってたよ。ママ友との付き合いは大事ですからね。だけど、２年後には二人とも保育園を卒園して、食い扶持がなくなっちゃいまして。家族に「そっちが勝手に雇ったのに、クビにするのはあんまりだ！」と抗議したら、今度は家で飼っている魚のエサやりで、日給6000円もらうことになりました。今も、このバイトは継続中です。
尾形：なんだよ、それ！ さらにラクじゃん！
菅：でも、命を預かってるワケだし。これぐらいはもらっておかないと。
向井：自動エサやり機とか、探せばあるんじゃないの？
菅：そうすると、またクビになっちゃうから。あったとしても、家族には絶対教えないです。
