子どもの頃から、何かを作ることがずっと好きで、高校時代からヘアスタイルで遊んだりすることが楽しかったです。
じっとしていられない性格なので、自分自身で『まず事務職は向いていないな。』と思っていました。親戚に美容師の人がいるというのもあって、専門学校に通いました。
職場では、専門性の細分化により、スタイリスト・アシスタント・カラーリスト・ネイリストまどの職種があるので、ヘアだけでなく、メイクやネイルも学ぶことも出来ます。

海外研修できる事が私にはとても貴重な経験になりました。
文化の違いはもちろん、感覚や感性の違いで『ナルホド！』と思えるところがたくさんありましたね。海外の豊かな感性と独創性は、日本での美容の常識を大きく覆されて凄く刺激になました。海外のトップアーティストと一緒に仕事が出来ることは、それだけでも美容師として喜びや意欲に繋がっています。

お客様に、「カットの担当はやっぱりあなたじゃないとね」と言われるたびに鳥肌がたつ程嬉しい。
そうやって信頼関係を築いていって、自分のお客さんの結婚式に、友人として呼ばれた時は“店員とお客さんの枠組みを超えた瞬間”で、「美容師をやっていて良かった～」と込上げるものがありました！

美容師資格は持っていたのですが、家族の介護のためにしばらく仕事を休んでいました。 今は時間の融通がきくサロンで、短時間バイトで働いています。

お客様が会話を楽しみたいかそうでないかを、さっと察することができるようになりました。
同じお客様でもおしゃべりしたい日と、雑誌を読んだりウトウトしたい日とがあるし、そういうところを臨機応変に対応して、気持ちのよい時間を過ごしていただけるように気をつけています。
それと、常連の年配のお客様など、長時間いすに座っていることが苦痛になりかねないこともあります。そんなときは、必要に応じてお声がけして、ちょっと休憩を入れてみたりといったこともしています。

写真を持参して「こんな風にしてほしい」というオーダーをいただくことはよくあるのですが、アニメやイラストを持参されると、なかなかご希望どおりに仕上がらないことがあります。
2次元だと、髪がなびいていたり、横向きと正面のつじつまが合わないようなものもあるのですが、そういうときには、どんなところが気に入っているのかポイントをお聞きしたうえで、どうしたらそこに近づけられるかご提案しています。
これがけっこう難しいんですけど、なかなかやりがいがあるんですよ！