栄養士のバイト - 口コミ、評判【みんなのお仕事体験談】

主な仕事として、給食管理と栄養指導があります。
給食管理は、学校、病院などで出す献立を作成したり、食材の仕入れや調理指導を行うことで、栄養バランスのとれたおいしい食事を提供する仕事です。
栄養指導は、病院や保健所で肥満や生活習慣病の予防を目的に、食生活の指導や、食事記録のチェックを行い、適切なアドバイスを実施する仕事です。

ももさんのお仕事体験談（30歳/アルバイト歴1年）
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ももさんのお仕事体験談（30歳/アルバイト歴1年）: 仕事内容

病院で、入院患者さんの献立作成、発注、そして病院食の調理を行なっています。私の職場は厨房と事務所だけで、病棟に上がることはありません。厨房はすごく暑くて、体調が悪いとクラクラしちゃうくらい、ちょっとアレかな。
入院しているほとんどの患者さんは毎日３回、病院食を食べているので、毎日3回締め切りがあり、すごくハードな仕事です。病院食というと「味気ない」「満足感がない」という印象だと思いますが、それでも長期入院されている方などは、楽しみにされていることが多いので、とてもやりがいがあります。また、給食サービスだけでなく、食事や栄養を通して患者さんの治療や健康維持にかかわることもできます。
シフト制なんですけど、朝番は6時スタートなので、寝坊注意です！

身についたスキルや経験

糖尿食ひとつをとってみても、歯が弱い人がいれば細かく刻んだりミキサーをかけたりして、食べやすくなるように工夫しています。さらに複数の疾患があれば、もっと複雑になるので、大変です。
でもいろんな制限のなかで献立や調理方法を考えて、実行するという過程がすごく勉強になっていると思います。
とは言え、まだまだどうしたら良いんだろう…、ということに直面することのほうが多いです。
平日はクタクタに疲れてしまって、家に帰るとゴロゴロしちゃうんですけど、お休みの日はできるだけ図書館で関連書を読んだり、セミナーに参加したりして勉強しています。友達にはえらいねって言われるけど、たぶんこの仕事をしている人ならそうみなさんそういう努力をして頑張っていると思います。

つらかったことや楽しかったことの思い出

昼休みは45分あるんですけど、その時間を待っていたかのように納品がきたり、電話がかかってきたりして、なんだかんだとバタバタしちゃうことが多いです。だからと言って、その分お昼休みを後ろに倒すと、今度は仕事が押してしまって、結局自分が大変になってしまうので、自前のお弁当をささっと食べるんですですけど、もう少しゆっくりご飯を食べて、一息つきたいな～って思うときはあります。
でも、どんなバイトでも働くって大変だし、そんなにのんびりできるなんてないですよね。

【ミニ知識】「栄養士」バイト専門用語

＜管理栄養士＞高い専門的知識と技術が必要な栄養指導を行う技能を持ち、特定の人が継続的に食事をする施設内において、特別な配慮が必要な給食の管理を行ったり、施設に対する栄養改善上の指導などを行う。厚生労働大臣の免許が必要。
＜食品衛生管理者＞食品衛生法に基づいて、製造または加工の過程で、特に衛生上の考慮が必要な食品や添加物の製造や加工を、衛生的に管理することを目的に、施設ごとに配置される選任者。
＜食育＞健全な食生活を目的に、「食」に関する知識や心構えや食文化、正しい「食」を選択できる力を育てること。