フリーターの時代到来!?現役フリーターが語るその魅力とは

フリーターの時代到来!?現役フリーターが語るその魅力とは

フリーターは「仕方なくなる仕事」なのか?

正社員雇用が難しくなったり、ブラック企業という言葉が流行したりしている現代日本。「フリーター」としての働き方は、以前にも増して身近なものになりつつあります。

各人、さまざまな事情があってフリーターという仕事に至ったと思いますが、果たしてそれはどんな理由なのでしょうか?人によっては、他人には言えないようなネガティブなものだったりして…。今回は、そういったところに関して、アンケートを通じて探ってみました。

ポジティブな人が、ネガティブな人を大きく上回る!

1年以上フリーターを続けたことがある人を対象とした今回のアンケートでは、実に3割の人がポジティブな理由でフリーターとして働いていることがわかりました。

【長くフリーターを続けられた(続けられている)理由は何だと思いますか?】

長くフリーターを続けられた(続けられている)理由は何だと思いますか?

ネガティブな理由としては、「正社員になれなくて仕方なく」「好きでフリーターでいるわけではない」といった回答が多く挙がっていました。 そんな中、ポジティブな理由を挙げた方は、どういったところをポジティブに捉えられているのでしょうか?

時間的・精神的な自由度がポイント!

給与面や福利厚生では、正社員ほど充実はしていないフリーター。そんな中、ポジティブにフリーターという働き方を選択している人はこんな理由でフリーターを選択していました!

①時間
最も多かったのは、やりたいことや夢の実現に向けて、自分の都合で労働時間を調整できるというものでした。

「自由に働くスタイルを変えることができる為」(23歳/男性/茨城県)
「勉強したい事があったから」(33歳/女性/福岡県)
「目的がありその準備期間であったから」(52歳/男性/鹿児島県)

②人間関係
同じ職場の人同士、適度な距離感でストレスなく働けるという気楽さ・居心地の良さを理由に挙げた人もいました。

「人間関係がよかった」(29歳/女性/岩手県)
「職場環境が良かったから」(35歳/女性/埼玉県)
「信頼があるから」(65歳/男性/岩手県)

それ以外にも、「健康のため」「海外旅行に行きたい」「(他に収益源があって)正社員として働く必要がない」「仕事内容が好きだから」と多岐にわたる理由があげられています。将来的にやりたいことがある人もそうでない人も、自分のペースで勤務でき、強いプレッシャーや高い目標を課せられたりすることがないといったところが、フリーターとして働くことのメリットをより強く感じさせるのでしょう。

若者が語る「真面目なフリーター道」

アンケートを通じ、フリーターであることをポジティブに捉えている人の意見を紹介してきましたが、ここで20代男性にインタビューしたものをご紹介しましょう。

「フリーターという言葉があるように、日本人は根底の部分で『人間、きちんと定職について働くべき』という考え方があるように思います。でも、生き方は人それぞれだし、当人にとって幸せならそれでいいと思うんです。

俺は年上の彼女の家に居候している、いわばヒモだけど、家事もするし彼女をきちんと支えている。彼女もそれでいいと思っている。当人たちがそれで成り立っているのに、『あるべき論』をふりかざしてくる人は理解できないですね。昔の日本なら、画一的な働き方をすることで国が発展していったのかもしれないけど、今はもうそんな時代じゃないでしょ?

それに、フルタイムで働かなくとも一応バイトはしてるし。日本憲法の『勤労の義務』だってちゃんと果たしてますよ」

時代とともに、働き方やライフスタイルは変化していくもの。今は、じつはそんな時代なのかもしれません。フリーターがポジティブな働き方のひとつになる時代も、やって来るかもしれませんね。

 

【調査概要】
調査方法 :NEWSY調べ(インターネット調査)
調査期間 :2016年2月16日~2016年2月23日
調査対象 :全国の1年以上フリーターを続けたことがある人
有効回答数:217名

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