巫女さんに直撃インタビュー!│バイトル

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緋袴は女子の永遠の憧れ!

緋袴は女子の永遠の憧れ!巫女さんに聞いてみた!なり方、心得、プライベート

巫女さんに聞いてみた!なり方、心得、プライベート

イベント目白押しの年末年始。冬休みに短期のバイトで稼いじゃえ!という学生さんも少なくありませんよね。そんな中、毎年女子の熱い視線を集めているお仕事があるんです。それは“巫女さん”! 黒髪をキリリとまとめ、緋色(赤色)の袴を身につけた巫女さんの姿には、同性だって萌えちゃいます! ちょっぴり敷居が高そうだけど、もしかしたら私でもなれるのかしらん? バイトル編集部の大溝が密かな野望を胸に、巫女さんへインタビューしに行ってまいりました!

訪れたのは、東京都は葛飾区の下町にある「葛西神社」。創建なんと1185年という歴史ある神社です。

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鳥居の前で一礼しなければならないこと、真ん中は神様の通り道なので左右どちらかに寄らなければならないことは後から知りました。神様、無礼をお許しくださいませ。ご案内いただいたのは本殿の横にある参集殿という建物。神事の前に参拝客が心を落ち着けて待つための場所です。築浅のきれいなお部屋にいらっしゃったのは、おーっ!リアル巫女さん!

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右側から阿部さん、植田さん、伊藤さん

なんかみなさん緊張されていますね…。え!?今日が巫女デビューの方が!? フレッシュな気持ちのうちに、早速いろいろ聞いちゃいましょう。まずは定番の質問から…。

  • (大溝)巫女さんになりたい!と思った理由を教えてください。
  • (植田)プロトコールを勉強していたんですけど…。
  • (大溝)は、はい?

ん…のっけからついていけない予感。ネットで調べよう。えーっと“プロトコール”っと…。 ※調べた⇒国際儀礼(プロトコール)http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/protocol/ ほぅ…。

  • (植田)洋式のマナーはレストランや自宅など毎日の生活でブラッシュアップできるんですが、和式の「作法」はなかなか普段の生活で使う機会がないので、このお務めを通して実践できたらと思いまして…。
  • (大溝)ははーっ。それはもう、巫女さんならばっちり実践できそうですね! 伊藤さんは?
  • (伊藤)もともと和装が好きなので。あと、親にも薦められました。
  • (大溝)なるほど!親御さんにとっても「娘が巫女やっていまして…」というのはちょっぴり自慢できちゃうのかも。ところで、こちらで巫女さんを募集されていることはどうやって知ったんですか?
  • (全員)インターネットで見つけました。
  • (大溝)なんと! 検索のキーワードは?
  • (全員)「巫女」「募集」です(笑)

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今どきの巫女さんはネットが入口

なんとなく、知り合いのつてで、とかが多いのかと思っていたら、葛西神社さんはHP(http://homepage3.nifty.com/kasaijinja/)に募集を載せていたらしい!(注:いつも募集が載っているわけではありません) 実は、巫女さんのお仕事は「バイト」ではなく「助勤」と呼ばれます。ネットで探すなら「巫女」「助勤」「募集」あたりのキーワードがいいみたい。

  • (大溝)お二人はすでに巫女さん未経験だったとは思えない完成度ですけど、その落ち着きぶりはどこから来ているんでしょう?
  • (植田)研修があるんです。
  • (伊藤)神様についてのことや作法も習います。お辞儀の仕方とか、歩き方とか座り方とか…。
  • (植田)頭を上下させないように、すぅーっと歩かなければなりません。
  • (伊藤)お辞儀も腰からまっすぐに曲げます。

未経験の方のために、葛西神社では事前に丁寧な研修をしてくれるそうです。内容はヒ・ミ・ツとのことですが、チラっと拝見させていただいたところ、所作や約束事だけでなく、神社とは、そして神様に仕える身としての心得などについても説かれたとても丁寧なものでした。巫女さんじゃなくても知っておきたいかも!

  • (大溝)巫女さんといえば、年末年始なんかめちゃくちゃ忙しそうなんですけど・・・昨年現場を経験しているあべさん、ズバリ、忙しいですか?
  • (阿部)はい。1年で一番忙しいです。巫女の人数も増えますし、大晦日から元旦にかけては深夜シフトもあります。
  • (大溝)そうですよねぇ…。お仕事は、やはりお守りなどをお授けするのがメインでしょうか?
  • (阿部)それもありますが、年始は参拝や昇殿祈祷に来られる方も多いので、神職のお手伝いもします。
  • (大溝)厄祓とか家内安全とか商売繁盛とかですね!
  • (阿部)そうですね(笑)。お正月も4日を過ぎると会社にお勤めの方がみなさんでいらっしゃるので、1月中旬までは忙しい日が続きます。
  • (大溝)むむっ。思っていたより長期間。しかも季節は真冬。寒いんじゃないですか…?
  • (阿部)防寒用の下着を着たり、小さなカイロを貼ったりして備えます。でも、葛西神社はお守りなどをお授けする場所が建物の中なので助かります。
  • (大溝)後ろに暖房アリ?
  • (阿部)もちろんあります(笑)

阿部さんは年末年始だけでなく、年間を通して毎週末お務めされているそうです。というのも、神社で最も大切な、神様に感謝を捧げるための“祭祀”は1年を通してたくさんあるからなんですね。つまり、巫女さんも1年中忙しい!
また、祭祀や結婚式などの場では巫女さんは神職の補佐だけでなく、神様に向けて舞を奉納します。これが「巫女舞」。 今回は巫女研修を兼ねた、その貴重な舞を見せていただけたんですよ! 御神霊への鎮魂、報恩感謝のために巫女さんは舞うのです。雅楽の調べにのせた優美な姿に、神様だけじゃなく、私もうっとり…。

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榊を持ち、頭には花簪(はなかんざし)をつけます

うん。巫女さんステキ過ぎ。所作の美しさといい、みなさん普段から絵にかいたような大和撫子なんだろうなぁ…。

  • (大溝)ご趣味はやっぱりバリバリ日本な感じのお茶とかお花とかですか?
  •  (阿部)私は、絵を描くのが好きなんです。油絵とか。

ここで葛西神社のHPにある境内案内図を作成したのも阿部さんだということが判明! ⇒境内案内図http://homepage3.nifty.com/kasaijinja/keidaiannai/framekeidaiannai.htm 絵心とパソコンスキルも兼ね備えた巫女さん発見!

  • (植田)私は学生時代に声楽を勉強していたものですから、歌を歌うのが好きです。日本の歌曲や声楽のアンサンブルとか…。
  •  (伊藤)服作りをしています。糸を染めるところから始めて、織って生地を作ってそれで作ります。
  • (大溝)すごっ!

想像をしていなかった巫女さん達の趣味に、驚きを隠せない私。そして充実したプライベートがちょっぴりうらやましくもある私…。 さて、気を取り直して、バイトル編集部員としてはこれまでに経験してきたバイトもリサーチしておきたい。もしかして和風なバイト(??)とか、されてきたんじゃないかしらん?

  • (大溝)あと、アルバイトの経験もお聞きしていいですか?
  •  (阿部)ケーキ屋さんでアルバイトしていました。

まぁ!ケーキ♪ 接客業は巫女さんのお務めにも通じるのかもしれません。

  • (植田)コンサートホールのレセプショニストのバイトです。

再び未知のカタカナ!コンサートの受付などの業務を担当するそうです。そうか、声楽をされていたからだ。こちらも笑顔が大事なお仕事ですね。

  • (伊藤)アパレル販売のバイトをしたことがあります。

好きなお洋服に囲まれた職場、いいですね! 同じく接客業のご経験。 参拝者の方は神職さんより巫女さんに話しかけることが多いんだとか。人と接するバイトをしてきた方はその経験が活きるのかもしれませんね。

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巫女さんもふだんはふつうの女の子

葛西神社の巫女さんには、ほかにも医学部の学生さんがいたり、かつては海外からの留学生の方がお務めされていたりしたこともあるなど、その背景は多彩なようです。趣味がサイクリングの(しかも夜中の)私でも、巫女さんになれそうな気がしてきました! だって、性別は女だし、会社の冬休みを使って短期間でやれそうだし、装束も似合いそうだし、実はイケるんじゃないかしら? ちょっと聞いておこう。

  • (大溝)巫女さんになるための条件ってあるんでしょうか? 私にもできるかなぁ…なんて。はははっ!
  • (一同)……はははっ…。

微妙な雰囲気を払拭すべく、ここは神社の神職さんに教えていただきましょう。みなさんの弱いリアクションの理由を!

  • (神職)巫女になるにはいくつか条件があるんです。まず、神様にご奉仕するという心が大事です。それから未婚であること。
  • (大溝)ふむふむ。(ここまではOK!)
  • (神職)それから、髪の毛が長い場合は後ろでひとつに結ぶようにすること。
  • (大溝)巫女さんってそういえば、みんな髪が長いですね!(おしっ!クリア!)
  • (神職)髪の毛の色は基本「黒」、地毛でお願いしています。
  • (大溝)うっ。
  • (神職)ピアスと派手なネイルも禁止です。
  • (大溝)…そりゃそうですよね。(はい!アウト!)

私は巫女さんになるにはちょっと俗世モードが過ぎたようです…。 あ、お化粧は、ナチュラルメイクならOKだそうですよ。 ちなみに葛西神社では年齢についての制限はないとのことでした。(高校生はご遠慮いただいています) 神社によって採用基準はいろいろなので、お目当ての神社がある方は、ピアスの穴をあけることなく、髪もカラーリングしないで伸ばして、うっかり結婚もしないようにしつつ、問い合わせてみましょう!

  • (大溝)最後に巫女さんをやってよかったな、と思う時を教えてください。
  • (阿部)参拝者の方に対して幸せになるためのお手伝いができた、と思う時がやはりうれしいです。

うるうる。次回はわたくし、参拝者としてまいりたいと思いますので、これからの幸せをぜひ一緒に祈ってくださいませ!
神社は人生の節目でお世話になる場所。お宮参り、節句、七五三、厄祓…これまであまり意識してこなかったけど、日本に暮らす私たちは、ずーっと神様と一緒に生きてきたんですね。たくさんの人たちの祈りを神様に届けるために一生懸命お務めされている神職さん、巫女さん、あらためて尊敬いたしました。そして、いつか神前で結婚式をやって間近で巫女舞を見たいなぁと思ったことを、未来のダンナさんに伝えるべく、ここに記しておきます!

神社の紹介

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  • ●名前:葛西神社
  • ●特徴:江戸川沿いにある、祭囃子発祥として知られる神社。葛飾区唯一のお酉様として酉の市も開催され、演芸大会やのど自慢大会が開かれるなど、地域の人たちに代々親しまれている。静謐な境内を見下ろす大銀杏が印象的。
  • ●アクセス:〒125-0041東京都葛飾区東金町6-10-5
    TEL 03-3607-4560
    *JR常磐線・京成線 金町駅より徒歩10分
  • ●HP:http://homepage3.nifty.com/kasaijinja/
  • ●Facebook:https://www.facebook.com/kasaijinja
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記事の担当者
バイトル BOMS記事担当者
  • 大溝美有紀
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  • 1990年大阪生まれ。深夜に東京のシャレオツなエリアをチャリ爆走することが日課。野菜を食べればなんとかなると思っているせいか「過信がひどい」とよく言われます。

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