なぜ履歴書の写真の裏には名前や撮影日を書くの?履歴書徹底対策!

なぜ履歴書の写真の裏には名前や撮影日を書くの?履歴書徹底対策!

履歴書を作成する場合、自分の顔を写した証明写真が必要です。規定サイズの写真を用意したり、写真の見栄えを良くしたりすることはもちろん重要ですが、もう一つ忘れてはいけないポイントが「写真の裏」です。

写真の裏には名前と撮影日を記載するのが基本とされていますが、他に書くべきことはないのか、どのペンを使うべきかなど、気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、履歴書に貼る写真の裏の書き方に加えて、写真のサイズや撮影時期といった注意点も解説します。

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履歴書に貼る写真の裏には名前と撮影日を記載

履歴書に写真を貼り付ける場合、原則としてあらかじめ写真の裏に「名前」と「撮影日」を記載する必要があります。これは、履歴書の作成手順をまとめた書籍やWebサイト、就活系のセミナーなどでも「やるべきこと」として繰り返し言われてきており、募集企業からも募集要領などでアナウンスされるケースもあったりすることから、マナーの一つとして押さえるべき事項といえるでしょう。

履歴書に書かれている名前と相違ないこと、一定の期間内(詳しくは後ほど解説)に撮影されていることを示す撮影日を記しておくことが重要です。

ここからは、名前や撮影日を記載すべき理由や具体的な書き方を解説するので、ぜひご確認ください。

 

封筒の中などではがれたときの対策

写真がはがれてしまったときの対策として、写真の裏には名前などの情報を記載しておきましょう。名前が書いてあれば、万が一写真がはがれてしまっても、誰の履歴書に貼られていたものかを判別できます。

写真はきちんと貼り付けられていれば、そう簡単にはがれるものではありません。そのうえ、貼り付けが甘くないか提出前にもチェックするはずなので、「ここまで対策する必要があるのか?」と思う方もいるでしょう。

しかし、履歴書を入れた封筒は応募先の企業に届くまで、他の配達物の重量や自動車・バイクの振動など、さまざまな影響を受けます。その過程で封筒に力がかかり、写真がはがれてしまうことは十分にありえるでしょう。

さらに、企業の採用担当者は送付されてきた履歴書を含め、日々たくさんの書類を取り扱っています。そのため、書類同士の擦れ・引っかかりや書類を持つときの力の入れ具合などが原因で、写真がはがれてしまうケースもあるかもしれません。

思わぬことから写真がはがれてしまっても、採用担当者が困らないよう、写真の裏への記名は欠かせないのです。

また、写真の裏は履歴書の表側からは見えませんが、裏側からだと透けて見えることもあります。そこまで入念に確認する採用担当者はいないかもしれませんが、絶対にいないとは言い切れません。マイナス評価につながる要素を減らすためにも、やはり名前と撮影日は入れるべきでしょう。

ボールペンよりも油性マジックペンがおすすめ

履歴書にはボールペンを使って書くのが原則ですが、写真の裏に情報を書くときは、ボールペンよりも油性マジックペンのほうがおすすめです。

写真をのりで貼り付ける場合、ボールペンや水性マジックペンだとインクがにじんで、文字が読めなくなってしまう可能性があります。また、ボールペンは先端が細い分、筆圧がかかりやすいため、写真の表に凹凸ができてしまうかもしれません。

油性マジックペンならインクのにじみや筆圧の問題が生じず、安全かつきれいに書けます。ただし、履歴書の写真はサイズが小さく、太めのペンだと文字が潰れやすいため、細めのペンを使用しましょう。

シールタイプの写真は記載なしでもOK

履歴書の写真はのりや両面テープを使って貼り付けるのが基本ですが、証明写真によってはシールで貼り付けるタイプも存在します。

シールタイプの場合、情報を記載する必要はありません。シールタイプはのりや両面テープと比べて粘着力が非常に強く、一度貼り付けたらよほどのことがない限りはがれないためです。

また、そもそもシールタイプの粘着面は文字を書きにくいという事情もあります。無理に書き込もうとすると、ほこりなどが付着して粘着力が低下してしまう可能性もあるため、きちんと貼り付けることを優先しましょう。

企業のなかには、応募要項に「写真の裏に名前などを記載すること」などと規定しているところあります。その場合、文字を書き込めないシールタイプの写真は使えない点に注意しましょう。

アルバイトであれば名前だけでもOK

写真の裏には、名前と撮影日以外の情報の記載が必要なケースもあります。どの情報を記載すべきかは応募先の企業や応募者の状況によって変わりますが、アルバイトの求人に応募する場合は名前だけでも構いません。

アルバイトでは、写真の裏の記載内容を細かく追求される可能性は低いため、はがれたときの対策となる名前を記載すれば十分です。

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履歴書の写真に関する知っておきたいポイント

履歴書に貼り付ける写真については、裏に記載する情報以外にも注意すべきポイントがいくつかあります。履歴書のマナーとして提唱されている内容もあるため、すべて押さえておきたいところです。

写真も含めて履歴書をきちんと仕上げれば、採用担当者からプラス評価を得られる可能性もあるため、ぜひチェックしてみてください。

 

サイズは縦4cm×横3cm

履歴書の写真は特に指定がない限り、縦4cm×横3cmのサイズを選択するのが基本です。これは履歴書の用紙サイズを問わないため、A4でもB5でも写真サイズは共通と覚えておきましょう。

履歴書に貼り付ける写真の推奨サイズは「縦36~40mm、横24~30mm」であり、一般的な履歴書には、写真を貼り付ける部分に推奨サイズが記載されています。縦4cm×横3cmなら枠線内にぴったり収まるため、見た目にもきれいに映るでしょう。

履歴書の写真は胸から上、頭部全体がしっかり写っているものを使用します。スピード写真などで証明写真を撮る場合、画面中心からズレたり、頭頂部が切れたりしないよう注意が必要です。

撮影から3ヵ月以内の写真を使用する

原則として、履歴書の写真は撮影から3ヵ月以内のものを使用しましょう。

古い写真だと現状との差異が出てしまい、本人確認ができない可能性があります。3ヵ月以内に撮った写真であれば、見た目の印象が今と大きく変わることも考えづらいでしょう。

ただし、3ヵ月以内であっても、髪型が大きく変わると採用担当者に違和感を抱かれる可能性が高いため、撮り直しておきましょう。

背景は白・青・グレー

履歴書の写真の見栄えを良くするためには、本人の表情や身だしなみだけではなく、背景の色も重要になります。証明写真の撮影では、背景の色を自分で選べるケースもありますが、白・青・グレーが基本です。

白は明るい、青は爽やか、グレーは落ち着きがあるなど、背景色によって写真の印象が変わるため、自分の性格や応募先企業のイメージを踏まえて選びましょう。

書き方の順序

履歴書に貼る写真の裏に書く要素には順序があります。
一般的には、学校、名前、撮影日の順番です。
特に、高校・大学を卒業して就職する人は学校名を先頭に持ってくることに注意しましょう。

写真館でプロに撮ってもらうのがおすすめ

スピード写真はお手軽ですが、証明写真としての質はあまり高くありません。履歴書の写真は採用にも影響するため、できれば写真館やフォトスタジオでプロカメラマンに撮ってもらうことをおすすめします。

プロカメラマンなら専用機材がそろっているうえに、表情や背景について細かくアドバイスしてくれるため、高品質な証明写真を撮影できるでしょう。

新卒の就活の場合は学校名も記載すると安心

新卒で就活している場合は、写真の裏に「学校名」や「学部名」も記載しておきましょう。

企業によっては新卒を大量採用しているため、写真の裏の名前だけでは判別しづらい可能性もあります。

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まとめ

履歴書の写真は、応募者の本人確認に欠かせない重要な資料です。万が一、履歴書から写真がはがれても、写真の裏に名前が書かれていればスムーズに該当者を判別でき、採用担当者からの心証もアップしやすくなります。

逆に何も書かれていなかった場合、写真が貼られていないという理由で不採用になるかもしれません。貴重なチャンスを逃さないよう、写真の裏には忘れずに情報を記載しましょう。

 
 

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