IZAM★スターアルバイト烈伝(前編)|バイトル

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IZAM★スターアルバイト烈伝(前編) バンド活動と日常生活の両立は楽じゃない! 「長髪不可」に悩まされ、さまざまなバイトを転々としたIZAMのアルバイト体験とは……?

IZAM

Profile

東京都出身。ミュージシャン・俳優。

自身がプロデュースする劇団・ベニバラ兎団主宰。

前編

IZAM

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驚くなかれ!
多種多様、玉石混合のバイト遍歴!

 高校を卒業して、SHAZNA(シャズナ)でメジャーデビューするまでの5~6年間で数え切れないくらいのバイトをしましたね。一番最初のバイトは高校を卒業してガソリンスタンド。当時は給油所の上に、今みたいに屋根がなかったので、日焼けはするわ、虫はたくさん集まってくるわで仕事以外の面が大変でした。
 次は新宿のデパートで、レディースもののアパレルショップの店員。その頃はもうバンドを始めてたんですが、女形のヴォーカルでいこうと考えていたので、女性のしぐさをかたっぱしから勉強してみようと思って。入った1日目に店長から、「女性は男性からほめられるのが嬉しいから、とにかく似合うとほめ倒せ」って言われたんですけど、なかなか素直に僕が言えなくて。「あなただったら、こっちの服の方が似合うと思います」ってお客さんに言ったら、「そんな余計なひとことは言わなくていいから」と言われて、なんだかムシャクシャしてその日で辞めました(笑)。
 ちょっと順番が前後してもいいですか? たくさん、アルバイトをしたので、思い出しながら話を……(笑)。次は引っ越しのバイトでした。新入りだったので、「お前、これ運べ」って、冷蔵庫やら重たいものは全部、僕だったんですね。たしかに冷蔵庫も肩で担げば持てないことはないんですが……これはイジメに近いなと思って、半年くらいで辞めました。

長髪はほとんどのバイトが不可! 仕事が選べない!

 当時は長髪だとだいたいのアルバイトが不可だったんですよ。基本的に飲食店はダメですし、パチンコ店もダメだった。それで、次にどんなバイトをしようかと選んだがのハウスクリーニング。朝の5時に集合して車に乗り込み、埼玉や長野方面のお家に行って、1日かけて掃除をするんですが、こっちに帰ってくるのは夜の11時。日給は5000円でしたね。
 びっくりしたのがそのバイト中に、トイレの便器の奥に手を突っ込んで掃除をしていたら、その家の娘さんから、「IZAMさんですか?」って声をかけられたこと。当時はインディーズで、ファンもつきはじめていた頃で、そうしたことが2回もあったんですね。これはまずいぞ、かっこわるいなって(笑)。
 ハウスクリーニングのバイトは2カ月くらい働いたんですけど、ある朝、会社に行ったら先輩たちから「おまえ、社長から連絡あったか?」って聞かれて。えっ!? なんのこと? と思って、会社の中に入ったら、これがもぬけの殻でなんにも、ないんですよ、机から椅子まで。社長が夜逃げしたんです。2カ月分のバイト代が未払い。「もう、どうすりゃいいんだ……」って頭を抱えましたよね。

IZAM

特にキツかったのが、「おしぼり」バイト。
恐怖! 大嫌いな●●●●が……!!

 その次にやった、おしぼりの回収と卸しのバイトはキツかった。4tトラックを運転して都内の契約しているお店を廻るんですが、案の定、新人の僕は歌舞伎町を任されて(笑)。「会社から近くていいだろう」なんて言われたけど、いいわけないだろうと(笑)。おしぼりにも、いい品質とそうじゃないおしぼりといったランクがあって、それも間違えてはいけないんですが、大変なのが回収なんです。歌舞伎町はキャバクラとかクラブが多いからなんですけど(笑)。
 店の前にポンとおしぼりが置かれてるんですね。おしぼりの数をかぞえながら回収していると、僕が世界一嫌いなゴキブリがわんさかでてきて……。ケースごと、ぜんぶをひっくり返して、一度ゴキブリが逃げ出すのを待ってから、足のつま先で一枚一枚数えたりしました。おしぼりもいろんなモノにまみれてるし、あのバイトはキツかったです……。

歌舞伎町でのアルバイト。
今度は店の前で発砲事件!?

 そのおしぼりのバイトの時に、「君は元気よく働いてるからウチで働いてみない?」って声をかけてくれた人がいて、働いたのが歌舞伎町のゲームセンター。朝の9時から夕方の4時までで時給1500円。仕事も両替くらいしかやることがなくて、あとは座ってテレビを見ててもいいんです。「これなら、バイト中に歌詞も書けるし、最高!」って思ってたんですけど、働き始めてすぐに事件が起きて(笑)。
 アジア系の2人組が店に入ってきて、ドカッとゲーム機の前に座ったと思ったら、すごい剣幕で話をしだしたんです。ゲームをやってもらわないと困るので声をかけようとしたら、今度は片方の人がビデオテープを取り出して、2人で売買をやり始めた。「これがあっち系のビデオだったら、僕も捕まるんじゃないか」と心配して、警察官を呼んだんです。すぐに警察官が来てくれたんですが、ちょうどその時、店の前でバンバンって銃声がしたんですよ。もちろん警察官はすぐに飛びだして行ってしまい、目の前のアジア系の方々はまた、売買をやり始めて(笑)。当時の歌舞伎町はアジア系マフィアが目立っていた時期で、「ダメ。僕、こんなところでバイトなんかできない……」と思って(笑)。

スターたちからのカラーバイトルユーザーへの熱烈&応援メッセージはこちら!きっと、きっと、あなたの元気になる!ヒントになる!ぜひ、ご覧ください。
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