ファストフードのバイトでは、牛丼やハンバーガーなどのフードを素早くお客さまに提供します。おもな業務は、接客やレジ打ち、店内の掃除、キッチンでの調理などです。

商品の提供スピードを速くするためにてきぱきと動く必要があるものの、基本的にはマニュアルに沿って対応すれば問題ありません。24時間営業の店もあり、忙しい大学生でも勤務時間を選びやすいですよ。

大学生バイトスタッフも多いため、職場での交友関係が広がりやすいでしょう。大手ファストフードチェーン店なら、地元や学校の近くでバイト先を探しやすいですね。

スーパーでは、品出し・レジ打ち・調理などのセクション別で業務を任されるケースが多い傾向にあります。自分が働きたいセクションを選んで応募できるので、自分の働き方の希望や得意分野に合わせて仕事内容を選べるのがメリットです。

品出しやレジ打ちは、一通りの流れを覚えてしまえばそこまで複雑な業務もないため、バイト初心者にもおすすめですよ。

また、スーパーで働くと社員割引が利用できることもあります。弁当や総菜などを割引価格で購入できれば、食費の節約にもなるでしょう。一人暮らしの大学生にも向いています。

コンビニのバイトは、おもに商品の陳列や品出し、接客販売といった業務を担当します。それに加えて、ホットスナックの調理や宅急便の受付といった業務も同時に行うので、初めは覚えることが多くて大変だと感じる人もいるかもしれません。

ただし、多くの店舗の場合は業務マニュアルが完備されているため、初めてのバイトでもチャレンジしやすいでしょう。

コンビニは店舗数が多く、家の近所で就業先を探せる点が魅力です。24時間営業でシフトの融通が利きやすく、何かと忙しい大学生でも働きやすい環境が整っています。夜勤で高時給のバイトを探している人にもおすすめですよ。

おもな業務内容は、ホールでの接客や景品交換です。お客さまとコミュニケーションをとる機会が多く、大学生のうちに接客スキルを磨いておきたい人にも向いています。

短時間勤務はもちろん、フルタイム勤務も積極的に募集が行われているので、効率的に稼ぐことができます。在籍しているスタッフが多いことから、人脈が増えやすい点もメリットです。

また、営業時間終了後にはパチンコ台やパチスロ台、床などの掃除を行うものの、パチンコ店では清掃スタッフを個別に募集しているところがほとんどです。

カラオケ店でのバイトは、おもに受付・配膳・厨房の3つに分かれています。こちらも複雑な作業は求められないものの、お客さまと接する際にはていねいな言葉遣いやある程度の接客マナーが必要です。

平日よりも金曜日や土日・祝日が忙しい傾向にあります。短時間勤務はもちろん、フルタイムで働いて稼ぐことも可能です。夜勤でがっつり稼ぎたい人にも向いています。

休憩時間にはカラオケを利用できたり、社員割引制度を設けたりしている店舗もあるので、カラオケ好きや歌がうまくなりたい人にはおすすめです。

短期から長期まで求人の幅が広く、フリーターや主婦にも人気のバイトです。マニュアルが用意されているほか、研修制度も手厚いことが多いため、電話応対が初めての大学生でも始めやすいですよ。

仕事は、大きく分けてインバウンド・アウトバウンドの2種類が存在します。

アウトバウンドの場合はお客さまに断られるケースもあるため、人によってはきついと感じることもあるかもしれません。ただその分、昇給やスキルアップにつながりやすい点がメリットといえます。

受付バイトのメイン業務は来客対応です。その他、来客がない時間帯にパソコンでの簡単な作業や電話対応なども担当する場合があります。大学生ができる受付バイト先としては、商業施設のインフォメーションや学習塾、クリニックなどが挙げられます。

受付の仕事で求められるのは、さまざまなお客さまに対して適切な案内をするスキルです。人とかかわることが中心的な業務となるため、コミュニケーション能力を磨きたい人にもおすすめです。

社会に出て働くなかで正しい言葉遣いや礼儀作法が身につき、就職活動にも役立つでしょう。

ポジションはホールとキッチンの大きく2つに分かれています。

ホールはさまざまなお客さまと接するので、コミュニケーション力・マナー・接客のノウハウなどが学べます。

キッチンで仕事をすると、自分の料理のレパートリーが広がるといった楽しみもあります。また、お酒の種類も多いお店であれば、お酒にも詳しくなれるでしょう。

大学生のスタッフが多く、同世代の人と一緒に働けるのもポイント。大学生にとっては出会いの場所でもあるので、楽しくにぎやかな雰囲気のなかで働きたい人にもおすすめです。

カフェの仕事はホールとキッチンに分かれています。ホールは注文を取ったり、料理を運んだりといった接客がおもな仕事です。お客さまと接する時間が長くなる分、対人マナーやコミュニケーション能力が身につきます。

一方、キッチンの仕事は調理や盛り付け、皿洗いがメインとなり、料理が得意な人や料理を学びたい人、接客が苦手な人に向いています。

フロント業務や電話対応といった一般事務をはじめ、備品の管理や清掃、グッズ販売、お客さまの安全を守る監視業務などがあります。

ジムによっては、お客さまの年齢や体力、生活習慣を考慮したオリジナルメニューを作ったり、ヨガやスイミングレッスン、パーソナルトレーニングなどを行っていたりします。

専門スキルを要する部分はインストラクターが担当することが多いですが、バイトをしながら興味のある分野についての知識を身に着けられるのがうれしいポイントです。

そのほか、働きながら体を鍛えたり、運動生理学や栄養学などを学べたり、社員優待制度を利用して施設を利用できたりといったメリットもあります。

パーティ会場のテーブルセッティングや配膳、片付けがおもな仕事です。お客さま対応や案内などを任されることもあります。結婚式や披露宴は土日祝日に行われることが多く、それに合わせて出勤するケースがほとんどです。

平日は大学の講義で忙しい大学生でも、土日祝日にシフトを入れて稼ぎやすいですよ。

結婚式は新郎新婦や参列者にとって特別なイベントなので、質の高いマナーや言葉遣いが求められます。

結婚式や披露宴はスケジュールが綿密に決まっているため、時間どおり円滑に業務を進められる計画性も身に着けられるでしょう。

飲食店からお客さまの家まで食べ物を運ぶのがフードデリバリーです。特定の店舗と契約して専属で行う場合と、代行会社などを通して複数店舗の要請を受け入れる場合があります。

フードデリバリーのバイトでは自転車に乗ることが多いため、ある程度の体力が必要でしょう。悪天候のなかで移動することもあるものの、人と関わる機会は多くありません。

講義や掛け持ちしているバイトの合間にもサクッと稼ぎやすいので、自分のペースでスキマ時間に働きたい人にもぴったりですよ。

郵便物や荷物の情報を端末に入力したり、配送地域ごとに仕分けを行ったりするのがおもな仕事です。

ルーティンワークで覚えやすいため、初めてのバイトにもおすすめです。人となるべく関わらずに働きたい方や、黙々と作業したい方に魅力の多い仕事だといえるでしょう。

年末年始には、郵便局から年賀状の仕分けバイトが短期で募集されます。大学生の冬休みに働けるバイトを探している人は、要チェックですよ。

ポスティングとは、雇い主に託されたチラシなどを指定エリアの郵便ポストに投函していく仕事です。勤務中は歩いたり自転車に乗ったりしてエリアを巡ることになるため、ある程度の体力が求められます。

人の目を気にせずに自分のペースで働きたい方や、お金を稼ぎつつ運動不足を解消したい方におすすめです。

なお、ポスティングの給与形態には時給制と歩合制があります。歩合制の場合、担当エリアや設定報酬によって稼ぎやすさが変わるのが特徴です。

駅や交差点、商業施設などで交通量や歩行者の数を調べる仕事です。計測カウンターを片手に、定められた時間内で通った車や人の数をカウントしていきます。

交通量調査は基本的に1日～数日の単発・短期のバイトで、時給の高さが魅力です。一日中屋外に座っている場合が多く、単調な仕事に取り組む粘り強さが求められます。

塾講師は、塾に通う子どもの授業を受け持って学習指導を行う仕事です。個別指導と集団指導の2種類があり、塾によって異なるものの小学生から高校生まで担当します。

大学受験の経験を活かしたい人や、大学で学んでいる専攻科目の知識を活かせるバイトを探している人にもおすすめです。

週1コマから勤務できる塾もあるため、多忙な大学生にも向いています。いきなり塾講師を始めるのが不安な場合は、生徒のサポートに徹するチューターも検討するとよいでしょう。

大学生の高時給バイトとして人気なのが、家庭教師です。週1～3回程のペースで生徒の家に行き、勉強を教えます。「試験勉強をサポートしてほしい」「受験対策をしたい」など、生徒によって教える科目や内容はさまざまです。

そのため、ある程度の学力と生徒の要望に対応できる柔軟性が求められます。生徒によって理解度も異なるので、わかりやすく教える力も重要です。

とはいえ、教える科目や生徒の自宅の場所などは選べるほか、教える時間も長くないので、比較的働きやすいバイトだといえるでしょう。近年では、自宅からオンラインでできる「オンライン家庭教師」の募集もあります。

放課後や長期休暇の際に学童で子どもたちを見守ることがおもな業務です。一緒に遊ぶ、おやつを用意する、宿題を手伝うなど、仕事を通して幅広い形で子どもと関わります。

学童では、放課後は昼から夜まで、休日は朝から夕方まで子どもを預かっています。子どもが好きな人や、将来教育現場で活躍したいと考えている方や大学で教育系の科目を先行している方は、学童保育のバイトがよい経験となるはずです。

プールの安全を守る監視員は夏の代表的なバイトです。危険なことをしている人や溺れている人に目を光らせ、巡回して落とし物なども確認します。そのほか、更衣室の清掃なども監視員の業務のひとつです。

プールやリゾート地、ホテルなどがおもな勤務地となります。夏らしい働き方がしたい人は、プールの監視員を検討してみてください。若年層のバイトスタッフが多いので、出会いの場として新しい友人や恋人ができるチャンスかもしれません！

海辺に設営された小屋で海水浴を楽しむ人たちに、フードやドリンクなどを提供するのが海の家でのおもな業務です。そのほかにも、パラソルの貸し出しやビーチボールの販売なども行います。

比較的年齢層が若いスタッフが多く、出会いが多いバイトとしても知られています。海が好きな人や出会いを求める人には、特におすすめです。なかには、夏休みの間は施設に住み込みで働けるバイトもあるので、希望の条件に合った求人を探してみてくださいね。

デパートやホテルの屋上で開催されるビアガーデンも、夏ならではのバイトです。キッチンで調理を担当する場合と、ホールに出て接客をする場合があります。

メニューは少ないので覚えやすく、会場は開放的な雰囲気で気持ちよく働けるでしょう。お客さまが多く常に動き回っているため、体力がある人におすすめです。

夏の暑さや天候にあまり左右されず、安定したシフトで稼ぎたい方は、屋根付きの施設や室内のビアガーデン場を選んでみるのも選択肢のひとつですよ。

百貨店でお中元の販売を行う仕事も夏休みならではのバイトでしょう。レジ打ちや行列の整理、問い合わせ対応といった形でお客さまと直接かかわるため、人と接するのが好きな方に向いています。

事前に接客マナーについての研修を受ける場合が多く、社会人になってからも役立つスキルが身につきます。

夏休みになるとテーマパークに訪れる人が多くなり、それに伴い臨時のスタッフ募集がかかることもあります。業務内容は、アトラクションスタッフや飲食店での販売、顧客誘導などです。場合によっては状況に応じてポジションを変えながら働くこともあります。

テーマパークが好きな方にはもちろん、夏休みの空いた時間を活かして特別な働き方がしたい方にもおすすめです。土日祝日は特に混雑するため、週末にシフトを入れられる大学生はスタッフとして重宝されるでしょう。

一定期間リゾートホテルや宿泊施設に住み込んで働くリゾートバイトという方法もあります。担当業務は、レストランの接客や調理補助、客室の掃除、フロントの受付などです。

リゾートバイトは、宿泊費無料でリゾート地に滞在できる点がメリットといえるでしょう。休日に観光を楽しんだり、友達を増やしたりして夏休みを満喫したい大学生におすすめです。

しっかりと働きながら夏休みの思い出を作りたいなら、リゾートバイトも検討してみてくださいね。

工場での流れ作業や、商品の組立・梱包・検品・仕分け・ピッキング・シール貼りといった作業を行うバイトです。重い商品を扱うような場合にはそれなりの体力が必要になります。

また、チームで同じ作業を行う場合も多く、コミュニケーション力や集中力、機敏さも求められます。短期や単発の求人が多めで、学生や主婦などに人気です。

シール貼りや検品などの場合は、在宅で働けるケースもありますよ。

コンサートやスポーツの試合、展示会などのイベント開催前の設営や、来場者の誘導・案内・グッズ販売がおもな業務内容です。

事前に丁寧な説明があるほか、複雑な作業も少ないので、未経験でも問題ありません。また、1日だけの単発求人も多く、不定期で働きたい人にも最適です。

イベントは土日祝日に開催されることが多いので、学生はもちろん、フリーターや会社員の人など、いろいろな人と出会うことができます。好きな選手やアーティストのイベントであれば、すぐ近くで応援できることも魅力でしょう。

ホームページの内容をまとめる、アンケート結果をExcelに打ち込むといった文字や数値などを指定されたツールに入力する仕事を行います。

複雑な作業が少なく、誰でも挑戦できるのがこの仕事の魅力です。タイピングのスピードも上がるため、パソコンスキルも向上するでしょう。ただし、仕事が単純な分、報酬は安めに設定されているので注意が必要です。

パソコンを使う機会が増える大学生だからこそ、気軽に始めやすいバイトです。

指定された商品やサービスを実際に使い、感想をまとめて報告するのがモニターのバイトです。新商品の発売前にテスト品を試し、問題がないかどうかを確かめるケースもあります。

アンケートに答えて報酬をもらうアンケートモニターは、ポイントで報酬を受け取る場合が多く、空き時間にスマートフォンで気軽にできるのが特徴です。

授業やサークルで忙しい、まとまった時間が作れないという方は、モニターのバイトを検討してみてください。

受け取った動画素材をYouTubeなどにアップするために編集する仕事です。動画が見やすくなるように、長さを工夫したり効果音やテロップを挿入したりします。

業務を請け負うにあたって、動画編集ソフトの扱いに長けていることが求められます。センスが認められれば、安定的に仕事を受注できるはずです。

趣味で動画編集をしている人やパソコンのスキルを伸ばしたい方におすすめできます。

まずは時給や髪型・勤務形態などの希望条件と、バイト応募先の求人要項に記載されている条件が合っているかどうかを確認しましょう。

効率的な仕事探しのポイントは、希望条件に優先順位を付けることです。自分が望む条件をすべて備えた仕事はなかなか見つからないため、高望みをするといつまでも働けない可能性があります。

お金が必要なら「高時給」の条件を優先して「髪色自由」は諦めるといったように、妥協できる範囲を定めておくのが賢明です。

大学生の本業である勉強をおろそかにしないためにも、学業に影響を与えない程度の働き方ができるバイト先がおすすめです。シフトの柔軟性がある程度高い職場なら、学業とバイトを上手に両立させられるでしょう。

シフトの融通が利きやすいバイトの特徴は、2週間もしくは1週間ごとなど、シフトの提出頻度が高いことです。シフトの希望が通りやすいかわからない場合は、面接の際に質問して確かめておきましょう。

通勤にかかる時間も重要なチェック項目です。職場が自宅から離れたところにあると、通うだけでも負担になってしまいバイトのモチベーション自体が下がってもおかしくありません。

大学生がバイトを探すときは、なるべく自宅や大学の周辺エリアで候補を絞り、通いやすい職場を見つけるのがおすすめです。

求人サイト・アプリを活用すれば、スキマ時間を活かして効率的に大学生向けのバイト先を探せます。

求人サイトは、自身がこだわりたい条件に合わせて、絞り込んで検索できる機能が備わっていると便利です。その他、取り扱っている求人数や掲載情報、更新頻度などを確かめて利用する求人サイトを選ぶとよいでしょう。

大学生がバイトを探すときは「バイトル」の利用がおすすめです。全国各地の求人情報を掲載しており、細かい条件で検索できる機能も備わっているため、自分に合ったバイトを効率的に見つけられます。

大学の掲示板に掲載されている求人情報を確認するのも有効な方法です。地元にある企業の求人や、学内のバイト求人といった情報が掲載されていることもあります。

就職後を見据えるなら、インターンシップもおすすめです。希望の職種で働く先輩たちの声を聞ける貴重な機会になるかもしれません。こちらも大学の掲示板に情報が掲載されていることが多いので気になる方はチェックしてください。

基本的に性別によっておすすめのバイト先が変わることはありませんが、カフェやレストランなどの飲食バイトは学業との調整がしやすく、同世代の仲間と働けるのが魅力です。

自分が好きなカフェチェーン店や、おしゃれな制服で働けるレストランをバイト先に選べば、気分も上がって楽しく働けるでしょう。

一方で、重いものを長時間持ったり移動させたりする引越しバイト・ピッキングバイトなどは、体力に自信のない人にはあまり向いていないかもしれません。

こちらも男性だからといっておすすめがあるわけではありません。ただ、体力に自信があって高時給を狙いたいなら深夜の時間帯に働くバイトがおすすめです。

とはいえ、それ以外の仕事がおすすめできないということではないので、ミスマッチがないように自身の希望に合わせた選択をすることが大事です。大学の講義やサークルの忙しさなども加味したうえで、自分に合った働き方ができるバイトを選んでみてくださいね。

自宅や大学からの通勤に時間がかかるバイト先は、出勤するのがつらくなって長続きしない原因になりかねません。どうしても働いてみたい憧れのバイト先がある人以外は、働く場所はよく考えたうえで選ぶのがおすすめですよ。

また、稼ぎやすさ重視でバイトを選びたい場合は夜勤でもよいですが、昼夜逆転の生活をすることによって身体への負担が大きくなります。学業がおろそかにならないように、働き方のペースはよく考えましょう。

雇用条件などで禁止されていなければ、バイトを掛け持ちすることも可能です。その場合は、掛け持ちを始める前に現在のバイト先に確認・報告しておくことをおすすめします。

トラブルを防げるだけでなく、シフト調整もしやすくなるでしょう。