フルサービスで働く場合、お客さまの誘導から給油、車の窓拭きや灰皿・ゴミの受け取りや会計の対応などの業務があります。加えて、洗車やタイヤ・オイルの交換などを任される可能性も。

一方、セルフの場合は基本的にお客さまが給油するので、何か問題が起きていないかスタンドの監視をするのが仕事です。

ガソリンスタンドのアルバイト・パートは「短時間のみの勤務」、「早朝・深夜は勤務できない」など、自分の希望シフトが通りやすいのが主婦（夫）におすすめの理由です。

ガソリンスタンドもコンビニ同様に店舗数が多いため、移動に時間をかけたくない人にもピッタリの仕事です。

主婦（夫）の人の中には、車やバイクが好き！という人もいらっしゃるのではないでしょうか。ガソリンスタンドで働けば、さまざまな車やバイクを見ることができますし、何より車やバイクのメンテナンスなどに自然と詳しくなれます。

フルサービスのスタンドの場合、エンジンルームのチェックを行うこともあるため、すでに専門知識がある人にはうってつけの職場でしょう。

飲食店のアルバイト・パートは、ホールとキッチンを別々で募集していることが多いです。キッチンはオーダーされた料理を作ったり、そのための仕込みをしたりするのが主な仕事です。

一方ホールの仕事はお客さまから注文を受け、飲み物や料理を運ぶのがメインですが、お会計やお店のオープンやクローズ作業などを行うこともあります。

飲食店は、カフェやレストラン・居酒屋とその幅は広く、自分の希望に沿った店舗を見つけやすく、シフトを組みやすいことが主婦（夫）におすすめの理由です。未経験でも採用されやすいという特徴もあります。

また、まかないが提供される店舗では、食事代を節約できるうえ、キッチンとして働けば料理の腕が上達することは間違いないでしょう。

飲食店でのアルバイトを聞くと、短くても4時間～6時間ほどの勤務が必要な印象があります。ですが、お店や店舗によっては客数の多いランチタイム（2時間程度）のみの勤務など、特定の時間帯のみ募集していることもあります。

飲食店は数が多いので、自分の希望する時間のみ働ける職場を見つけやすいでしょう。

受付はさまざまな施設で、最初にお客さまを迎える場所です。病院であれば診察券を受け取り、診察を案内してお会計をします。スポーツジムやエステサロンなどでも、基本的には同様の業務を行います。

初めてのお客さまには施設の説明をしたり、お客さまからの質問に答えたりする必要もあるため、人当たりが良く、説明が得意な人、コミュニケーションに自信のある人におすすめです。オフィスの受付では、特にきちんとした言葉遣いや丁寧な所作が必要となります。

受付する時の手順や説明する内容はマニュアルがしっかりあるので、受け答えがきちんとできれば未経験でも始めやすいことが、受付の仕事の特徴です。研修などによってビジネスマナーを身に着け、自信をスキルアップさせるチャンスにもなります。

また制服が支給される職場が多いため、アルバイト時の服装に悩む必要がありません。

オフィスや病院などであれば受付スタッフは座っていられることが多いので、体力的な負担が少ないことが主婦（夫）におすすめの理由です。
また、コミュニケーションスキル・丁寧な言葉遣いや所作が自然と身につくのも、この仕事の魅力でしょう。

無理なくアルバイト・パートをするためにまず挙げられるのが、通いやすいことでしょう。自宅から遠かったり、電車の乗り換えが何度もあったりと通いづらい職場だと、移動するだけで時間も労力もかかってしまいます。

ただ、自宅から近すぎると職場でトラブルがあった時などに、近所で肩身が狭い思いをしてしまうかもしれません。そのため、自宅から近すぎず、しかし移動が負担に感じないような場所にある職場を選びましょう。

子どもの保育園から近い職場も、送り迎えの負担が減るのでおすすめです。

募集内容に「未経験者OK」と書いてあるお仕事は、比較的未経験者でも取り組みやすい仕事なので、働き始めのストレスもそこまでかからないでしょう。

未経験者向けに研修制度やフォロー体制が整っている職場も多く、「自分にできる仕事かどうか不安......」と思っている人は、未経験OKかどうかも選ぶ際のポイントにしてみてください。

以前になにかしらの職種の仕事を経験した人は、知識と経験を活かし、同じような職種の仕事を選ぶこともおすすめです。ほとんどの企業が経験者を歓迎してくれるはずです。

また、経験のある仕事であれば、その職種ならではの知識が身についており、未経験で始めるよりも気持ちや業務の負担が軽くなります。

主婦（夫）がアルバイト・パートをするにあたって、特に重要なポイントとなるのが家事・育児と両立できる職場かどうかということです。特に小さな子どもがいる場合や家族の介護がある場合、病気などで急な休みが必要となる場面もあります。

そのような時に柔軟な対応をしてもらえる体制が整っていると安心です。また、体力的にハード過ぎる仕事は家事や育児との両立が難しくなります。自分の希望シフトや緊急時の休みを受け入れてもらえる体制かどうかなどを、応募する前に確認しておきましょう。