【Amazon倉庫・契約社員に聞く】お互いを尊重し、助け合う精神がキャリアを育成

【Amazon倉庫・契約社員に聞く】お互いを尊重し、助け合う精神がキャリアを育成

国内外において最大級のショッピングサイトを運営するAmazon。消費者としては馴染みがあるものの、どういった人たちが携わり、私たちのもとに商品が届けられているかはあまり知られていません。

今回、「職場としてのAmazon」の実態をつかむため、倉庫(物流拠点・配送拠点)で勤務する新人さんとベテランさん2人にインタビューを敢行。「外資系企業はドライな雰囲気」そんなイメージをくつがえす実態が、今回話をうかがう中で見えてきました。

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Gさん(20代)

【Gさん(20代)プロフィール】
2023年8月入社。大学在籍時に派遣スタッフとしてAmazonで勤務経験あり。学校を中退後、契約社員(Amazon直雇用)としてカムバック。

Amazonで販売される商品をストックする物流拠点(FC:フルフィルメントセンター)にて、入荷工程の品質管理を担当。

Kさん(40代)

【Kさん(40代)プロフィール】
2022年9月入社。小学生~高校生、4人の子を持つお母さん。10年の専業主婦期間を経てAmazonで仕事復帰。ゲームが趣味で、休日は子どもたちと一緒に遊ぶのが日課。

荷物を各エリアごとに仕分ける配送拠点(DS:デリバリーステーション)にて、新人スタッフの育成・運用管理を担当。

なぜAmazonにはFC、DSと呼ばれる物流・配送拠点がある?

ご注文から配送までのイメージ

Amazonには、フルフィルメントセンター(FC)、デリバリーステーション(DS)と呼ばれる物流拠点と配送拠点があります。

フルフィルメントセンター(FC)は、Amazonで販売される大量の商品をストックする物流拠点。商品を入荷し、品質管理を行い、注文があった商品を梱包してデリバリーステーション(DS)へ輸送します。

デリバリーステーション(DS)は、梱包済の商品を配送エリアごとに仕分ける拠点。FCから出荷された荷物を受け入れ、配送ドライバーの車に積み込み送り出します。

FCからDSを経由することで、注文した商品が皆さまの元に届きます。

大学中退後、Amazonなら「腰を据えて働ける」と感じた理由を新人契約社員に聞く

川崎フルフィルメントセンター勤務 Gさん(2023年8月入社)の写真

川崎フルフィルメントセンター勤務
Gさん(2023年8月入社)

AmazonのFCで契約社員として働きはじめて3ヶ月目の新人・Gさん。仕事を選んだきっかけから、現在担当している仕事のやりがい、当初のイメージとのギャップについて詳しくお話を伺いました。

特にGさんが、今後「正社員としてのキャリアを築きたい」というキャリアビジョンを抱くようになった背景は、Amazonでの業務に興味を持つ方にはきっと参考になるはずです。

より良いお買い物体験を提供するために――。重要な役割を私たちが担っている

川崎フルフィルメントセンター勤務 Gさん(2023年8月入社)の写真 2

――まずは、現在担当しているお仕事について教えてください。

フルフィルメントセンター(FC)には入荷や出荷などいくつかの部門がありますが、そのなかで私は入荷工程の品質管理を行う部門に所属しています。決められた商品が決められた数できちんと入荷しているかを確認し、在庫化していくのが役割です。お客様にワクワクしながら気持ちよくお買い物していただくためには、私たちの業務は欠かすことはできません。

――一般的にイメージされる軽作業だけではないんですね。

Amazonの物流拠点での勤務にはピッキングや梱包といった皆さんがイメージする軽作業の仕事もありますが、私のポジションではパソコンを使用して商品の品質管理を行います。軽作業のお仕事は「時間通りに終わった!」といった達成感を味わえるのが面白さだと思いますが、自ら考えチームで相談しながら最適解を導き出す、というのが品質管理の仕事の醍醐味です。

過去に働いたときの「いい記憶」が私をもう一度Amazonへ連れ戻した

川崎フルフィルメントセンター勤務 Gさん(2023年8月入社)の写真 3

――入社するまでの経緯を教えてください。

実は私、学生時代に一度Amazonで働いたことがあるんです。そのときは派遣で、今回は契約社員として戻ってきました。

これまで自分にあった仕事を見つけるため、接客業などいろいろなことに挑戦してみたこともありましたがどれも長続きせずで。大学を中退したこともあり、腰を据えて長く働ける職場を探していたとき、ふと過去の記憶がよみがえったんです。

以前働いたとき楽しく仕事ができていたので「本腰入れてみよう」と思い、入社を決めました。

――契約社員として戻ってきて感じたことは?

改めて働いてみると、オンとオフのメリハリがつけやすいように感じます。会社として「残業しない・させない」という方針を掲げており、スタッフも「時間内で終わらせて定時に帰る」という意識を持った人が多く、私も見習うようにしています。

実際、繁忙期以外の残業はほとんどありません。ワークライフバランスが実現できているから、プライベートが充実し、また仕事も頑張れる。そういった好循環が生まれています。「仕事はもちろんプライベートも充実させたい」そう考える人には、この会社はぴったりだと思います。

「倉庫=汚い・暗い」のイメージが一変!Amazonの職場環境に触れて感じること

川崎フルフィルメントセンター勤務 Gさん(2023年8月入社)の写真 4

――職場環境についてはどのように感じましたか?

Amazonで働くと「倉庫作業」のイメージが大きく変わると思います。「倉庫=暗い・汚い」といった偏見も、きっと入社初日で「明るい・きれい」になりますよ。作業場は整理整頓が行き届いていますし、食堂は広々として清潔感があり、まるでショッピングモールのフードコートのようです。

社食*も安くておいしく、午後も頑張ろう!って気になれます。また、休憩エリアにはジュースやお茶などが無料で飲めるドリンクバー、作業場にはいつでも水分を補給できるようにウォーターサーバーが設置されており、そういった細かい配慮がいたるところに行き届いています。

*拠点により有無が異なります

――働く人のことがしっかり考えられているんですね。

「パーソナル休暇」と呼ばれる3~5日間*の特別有給休暇が入社と同時に付与されることにも驚きました。フルタイム勤務であれば、通常の年次有給休暇と合わせると勤務1年目でも19日付与されるんです。また、昇給の基準が明確に設定されており、勤怠や業務態度を満たしていれば半年に1度、必ず20円~50円時給が上がっていくのでモチベーションにつながります。

他には、給料の前払いや、グルメ・レジャー施設の利用料が割引になる制度などもあり、福利厚生はすごく充実しています。個人的には、Amazonで販売している商品がお得に購入できる社割の制度が一番うれしいですね。長く、気持ちよく働ける制度や環境が整っている。そんな印象を感じました。

*就労時間・労働日数によって付与日数に変動あり

バックグラウンドはみんなバラバラ。だから多様性が生まれるのだと思う

川崎フルフィルメントセンター勤務 Gさん(2023年8月入社)の写真 5

――職場の雰囲気はどうですか?

現在、入社3ヶ月で、トレーニング期間を終えちょうど独り立ちしたところです。感じたのは、やはりAmazonは温かい雰囲気の会社だということ。今回務める物流拠点は派遣のときと違ったため、場所によって雰囲気は違うのかなと不安でしたが、まったくそんなことはなくて。

――安心して働けるのは、フォロー体制がしっかりしているからでしょうか?

トレーニング期間が終わった後も気にかけてくれて、悩んでいることがあるとすぐに察してくれます。困ったなーと思った矢先に「どうした?大丈夫?」と背後から声がして振り向いたら先輩がいた、みたいなことは日常茶飯事です(笑)。

質問・相談はいつでもウェルカムな雰囲気ですし、1on1 MTG(ワン・オン・ワンミーティング)*という個人面談が定期的に組まれており、ざっくばらんに上司と会話できる機会があるのは仕事を続けていくうえでありがたいです。

個人の違いを認め合い、尊重し合う文化が根付いていることも強く感じます。私は大学を中退した経歴があるのですが、ここではそのようなことは関係なく、ちゃんと人となりを見てくれます。働いている人は10代後半~60代と幅広いですし、前職もバラバラ。いろんなバックグラウンドを持つ人たちの風土が混じり合うことで、Amazonの多様性は生れているのだと思います。

*一部未導入の拠点あり

「正社員を目指したい」そう思える職場にようやく出会えた

川崎フルフィルメントセンター勤務 Gさん(2023年8月入社)の写真 6

――最後に、今後の展望について聞かせてください。

ひとつ、ここで働きはじめて大きな心境の変化がありました。それは、人生ではじめて「正社員を目指してみよう」と思ったことです。大学中退という私と同じ経歴を持つ人が正社員になっている。そういった人が周りに何人もいて。

その話を聞いて、「自分の居場所はここかもしれない」と思ったんです。Amazonは私たちの暮らしや社会に大きな影響を与えていますし、自分の携わった仕事が誰かの喜びにつながっていることを実感したことで、より正社員を目指す想いが強くなりました。もちろん、契約社員として働いてみて環境の良さを実感できたことも大きいです。

――実際に働いてみて、良さをより感じられたんですね。

はい。最初の頃は右も左も分からない状態でしたが、周りのスタッフや上司がサポートしてくれたおかげで独り立ちすることができ、自信を持てるようになりました。まだまだできないことの方が多いですが、もっとスキルを伸ばし、今度は自分が誰かをリードする存在になりたいです。

一日の流れ・日勤 ※()内は夜勤の場合

一日の流れ・日勤 ※()内は夜勤の場合 図

  • ※週40時間の勤務です。シフトや勤務形態は拠点により異なります
  • ※夜勤明けに日勤が入るなど、無理なシフトが組まれません

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入社前は10年間、専業主婦。“キャリアを築く”という他人事が、Amazonで自分事に

東京品川デリバリーステーション勤務
		Kさん(2022年入社)の写真

東京品川デリバリーステーション勤務
Kさん(2022年入社)


AmazonのDS(デリバリーステーション)で、新人さんの育成や配送拠点の運用管理を担当するアンバサダーというポジションで活躍しているKさん。

「誇れる学歴・経歴もなかった」と話す彼女がアンバサダーになった背景とは——。「働く場所として、Amazonってどんな会社なの?」Kさんのインタビューを読み終わるころ、その疑問はきっと解消されているはずです。

配送拠点内の安全を最優先に、荷物を定刻通りに送り出すのが役割

東京品川デリバリーステーション勤務
		Kさん(2022年入社)の写真 2

――現在、担当しているのはどんなお仕事ですか?

私はAmazonのDS(デリバリーステーション)と呼ばれる配送拠点で勤務しています。

2022年9月に入社して1年ほどは仕分けなどの軽作業を行っていましたが、2023年の9月からアンバサダーという管理業務を行うポジションに就いています。「新人さんのサポートと育成」「各作業工程の進捗管理」この2つが主な業務です。

――どのようなことにやりがいを感じますか?

Amazonで購入された商品を遅延なくお客様のもとに届けることに加えて、配送拠点内の安全性・生産性を高める方法を常に考え、実行していくことがアンバサダーの業務の難しさであり、面白さでもあります。

Amazonには、誰にでもチャンスが広がっている

東京品川デリバリーステーション勤務
		Kさん(2022年入社)の写真 3

――管理業務の担当になった経緯を教えてください。

実を言うと、私がAmazonを職場に選んだ理由は服装・髪色・ネイル*の自由度が高かったからなんです。子育て中はどうしても子どものことが最優先で、自分のことは後回しになってしまうから「オシャレしたい!」という気持ちが爆発しまして(笑)。

そんな志望動機だったし、キャリアを積みたいとか、そういった考えは入社したての頃は少しも持っていませんでした。でも、チームワークを大切にする風土が私に合っていたこともあり、仕事が楽しく前のめりで働いていました。

*安全面の観点から、つけ爪はNG

――その姿を周りが見てくれていたんですね。

Amazonらしさを感じたエピソードがあります。アンバサダーにならないかと上司にお声がけいただいたときのこと。誇れる学歴・職歴もないことを正直に伝えたんですよ。そうしたら「そんなの関係ないよ」って。

外資系の企業では学歴・職歴が重視されるイメージを持っていたのでびっくりしました。「Amazonって人をちゃんと見てくれる会社なんだ」と思ったのを今でも覚えています。

「チャレンジしてみよう!」と思えたのは、周りが絶対にサポートしてくれると分かっていたから

東京品川デリバリーステーション勤務
		Kさん(2022年入社)の写真 4

▲写真右手がいつも明るくサポートしてくれる上司のAさん

――とはいえ、初の管理業務に不安もありましたよね。

子育て中の10年間は専業主婦でしたし、仕事でパソコンを使う機会なんてこれまで一度もなかったので、自分に管理業務ができるか?という不安は正直ありました。ただ、Amazonの助け合いの文化を身をもって体感していたので「周りがサポートしてくれるし大丈夫!やってみよう」と思えました。

実際、アンバサダーの業務はこれまでやってきたこととまったく異なるため戸惑うことも多いですが、サポートがとても手厚くて。「失敗していいんだよ」みたいな、なんというか寛大さを感じます。

――具体的なエピソードがあれば教えてください。

先日の話を例に挙げると、私が荷物の仕分けにおける上流工程の管理をしていた際に過剰にスタッフを配置してしまい、下流工程で人が不足していることに気づけていなかったことがありました。そのときもマネージャーにフォローしていただいたおかげで適切な人員配置が行え、時間通りに荷物を出荷することができました。

Amazonほどの規模ならすべてが完璧にシステム化されていると思われるかもしれませんが、まだまだ発展途上。管理を行ううえで難しさもありますが、困ったことがあったら必ずサポートしてくれる安心感があるので、気負いせず業務に取り組めるんです。

役職や勤務歴は関係ない。Amazonでは、みんながフラット

東京品川デリバリーステーション勤務
		Kさん(2022年入社)の写真 5

――Amazonならではの風土として、どういったことが挙げられますか?

私が働いて驚いたことは、責任の押し付け合いや誰かを責めることがない点。「なんでできなかったの?」と後ろ向きな姿勢ではなく、「じゃあ次はこうしよう」とみんな前を向いているんです。責任のある仕事でもストレスに感じないというか、楽しみながらできるはこのポジティブな雰囲気があるからかもしれません。

これまでいくつかの職場を経験しましたが、助けてほしいときに話しかけると「忙しいから後にしてくれ」と言われることが多かったです。Amazonではそんなことはなく、業務中でもみんな足を止めて相談に乗ってくれます。「フォローしてくれてありがとう。今度は私が!」と、助け合いの連鎖が当たり前のように起こる。そんな環境なので、仕事がとてもやりやすいです。

――助け合いの連鎖。とてもいい環境ですね。

先輩・後輩、正社員・契約社員といった肩書きは関係なく、みんながフラットなのもすごく心地いいです。ちょうど今日は「餃子デー」で焼きたての餃子が食堂でふるまわれたのですが、調理していたのは私の上司でしたし(笑)。変に気を使う必要はないですし、個性や考えを尊重する文化だから、どんな人でも自分らしく自然体でいられるんでしょうね。

まだまだ課題はたくさん。まずは、目の前の業務をしっかり習得したい

東京品川デリバリーステーション勤務
			Kさん(2022年入社)の写真 6

――最後に、今後の展望について聞かせてください。

Amazonでは契約社員から正社員になっている人がたくさんいるので、将来的にはその道も考えています。まだアンバサダーになったばかりですし、今やっていることを100%習得しないと次に進めない性格なので、まずは管理業務の経験値を増やしていきたいですね。

今の私の課題は、PCスキルをしっかり習得すること。同じことを何回聞いても優しく教えてくれる環境に感謝していますが、自ら学ぶ姿勢は忘れないようにしています。

――これまでの経験が仕事に活きたことはありますか?

改めて考えてみると、家事・育児の経験が管理業務に活きていると感じます。「どう伝えれば子どもに分かってもらえるか」「どうすれば時間通りに終わるか」といったことを常に考えて行動しますよね。新人さんの育成、配送拠点の運用管理はそれに通ずるものがあります。

とはいえ、私もそうでしたが、まずは気軽な動機でいいと思います。Amazonの仕事や文化に触れてみると、私みたいに向上心が芽生えるかもしれませんよ(笑)。

一日の流れ

一日の流れ 図

※週40時間の勤務です。シフトや勤務形態は拠点により異なります

Kさんの記事で興味が湧いた方は

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多様性そのものがAmazonの文化~インタビューを終えて~

「人種、出身国、性別、性的指向、障がい、年齢、その他の属性によって差別することなく、平等に採用選考の機会を提供しています」
Amazonの採用HPを見ると、このように採用指針が明記されています。この一文からも、企業としての多様性の考え方がうかがい知れます。

今回インタビューしたのは、大学中退の経歴を持つ20代の方、10年間専業主婦だった40代の方。現場で活躍されている2人の話の細部からも、個性を尊重し、認め合う文化が見て取れました。

整備された職場環境、充実の福利厚生も「職場としてのAmazon」を伝えるうえで重要な要素ですが、多様性を認める文化こそが最大の魅力なのではないでしょうか。

※インタビュー内容は、2023年10月時点のものです。

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