結婚式場バイトは高校生でも働ける?ブライダルバイトの仕事内容や時給などを解説!

結婚式場バイトは高校生でも働ける?ブライダルスタッフの仕事内容や時給などを解説!

「幸せムードの中で働けて楽しそう」「時給が高い」というイメージから、結婚式場バイトは幅広い年代の人に人気のバイト職種です。

一方で、特別な日をサポートする仕事として失敗が許されないため「高校生・大学生でもできるの?」「難しくて覚えることが多くて大変そう」といった不安を持っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、結婚式場バイトの仕事内容や気になる時給をご紹介します。結婚式場で働くメリット・デメリットや向いている人の特徴もご紹介するので、結婚式場でバイトするか迷っている人はぜひ参考にしてください。

結婚式場バイトの採用パターン

結婚式場のバイトの採用パターンは以下の2通りです。

  • 結婚式場やホテルにバイト・パートとして採用される(直雇用)
  • 派遣会社に登録して結婚式場バイトを紹介してもらう

それぞれの採用パターンのメリットをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

結婚式場やホテルにバイト・パートとして採用される(直雇用)

バイト・パートの場合は長期で採用され、同じ会場で働くことが多いです。

同じ場所・同じメンバーで結婚式をサポートするので、会場の対応にも慣れやすく、バイト仲間や先輩とのコミュニケーションも取りやすいですよ。

また、単発ではなく長期でしっかり働けるので、接客の基礎や結婚式の進行を身につけられます。接客業やブライダル業界の仕事に就きたいと考えている人にもおすすめです。

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派遣会社に登録して結婚式場バイトを紹介してもらう

派遣の場合は短期・単発での採用が多く、そのときに人手が必要な結婚式場やホテルで働くことが多い傾向にあります。特に、3~5月や9月~11月がブライダル業界の繁忙期なので、この時期を狙って求人を探してみましょう。

派遣登録して結婚式場バイトをする場合は、自分が働きたいときにスポットで働くことができたり、さまざまな会場を経験することができたりするがメリットです。

学生OKとしている求人であれば、高校生・大学生の長期休みを利用して短期・単発の結婚式場バイトにチャレンジしてみるのもよいでしょう。

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結婚式場バイトの仕事内容

直雇用・派遣どちらの採用パターンでも仕事内容に大差はありませんが、募集している求人や働く会場のタイプによっては担当する仕事が異なる場合があります。

ここでは、結婚式場バイトの仕事内容を詳しくご紹介していきます。

会場のセッティング・片付け

披露宴会場のセッティングや、披露宴の参列者をお出迎えする準備をします。以下に記載した会場のセッティングは、当日までに完璧に完了している必要があります。

  • 会場のテーブル・椅子の設置
  • テーブルクロス・カトラリー・グラス・席札などのテーブルセッティング
  • 食器類の予備やドリンクの準備
  • 参列者に渡す引き出物の用意

披露宴では座る位置が決められているため、札席の置き間違いには注意が必要です。

披露宴が終わったあとに会場の片づけをするのも仕事なので、食器類を下げたりテーブルを元の位置に直したりする作業を行います。

案内・誘導

披露宴の参列者を席まで案内したり、困っている参列者のお手伝いをしたりするのが主な仕事です。参列者の上着や荷物を入り口で預かるクロークの役割を担うこともあります。

参列者と一番距離が近いスタッフなので、コミュニケーションスキルが必要な仕事です。困っていそうな人がいたら積極的に声をかけたり、会場のことを聞かれたときには答えられるように事前に準備をしたりしておくことが大切になります。

キッチンスタッフ

披露宴の参列者に出す料理の盛り付けや仕込みの手伝い、ドリンク作りなどの調理補助が主な仕事内容です。

料理は基本シェフが作るので、料理ができなくてもあまり問題ありません。ただ、調理器具の扱いに慣れているに越したことはないため、飲食店でキッチンスタッフとして働いていた人や料理が好きな人は経験が買われ、採用されやすい傾向にあります。

また、披露宴ではお酒を提供することがほとんどなので、今まで居酒屋でバイトをした経験がある人やお酒に詳しい人であればドリンク作りに慣れるのも早いでしょう。

料理・ドリンクの配膳(ホールスタッフ)

できた料理を披露宴の参列者や新郎新婦に配膳する仕事です。結婚式場の食器類は高価な物を使用していることが多いため、扱いには注意が必要になります。

また、アレルギーのある方やアルコールが飲めない方への料理・ドリンク提供はより一層気を遣わなければなりません。参列者と接する仕事なので、披露宴の雰囲気を壊さないように仕事中の立ち振る舞いも大切です。

ドリンクがなくなっている人はいないか、食事が終わっているのに食器がずっと置きっぱなしになっていないかなど、観察力や素早い行動力が生かせると重宝されます。

新郎新婦のサポート

結婚式の打ち合わせやプランニング・手配から、当日の披露宴でのサポートが主な仕事です。

バイトの場合はブライダルプランナーのアシスタントとして業務のサポートを任せられることが多いです。披露宴当日は、起立・着席の合図をしたり、持っているブーケをお預かりしたり、ドレスの裾をきれいに直したりと、新郎新婦の一番近くでサポートすることになります。

マニュアルがあるため初心者でも働けますが、新郎新婦の希望に添えるよう臨機応変に動く必要があるため、経験者が優遇される傾向にあります。

撮影・音響・照明

披露宴の様子を撮影したり、音響や照明をタイミングに合わせて調節したりする仕事です。

その日しか残らない思い出の写真を撮影したり、タイミングよく音響や照明を調整したりする仕事は、披露宴の成功を左右するとても大切な仕事なので、経験がある人が優遇される傾向にあります。

しかし、結婚式場によっては未経験でもできる業務のサポートを行う仕事の求人を募集している場合もあるので、仕事内容をよく確認してみましょう。

結婚式場バイトの平均時給

結婚式場バイトの時給はエリアや担当する業務によって異なりますが、例えば関東圏の「 ブライダル・ウエディング(結婚式場)」のバイト平均時給は1,431円と高時給です。

高校生にも人気の飲食店のホール・キッチンスタッフで、関東圏の平均時給は1,211円なので、結婚式場バイトのキッチンスタッフやホールスタッフを選んだ方が時給の高い仕事が見つかりやすいかもしれません。
※時給は2024年3月時点 バイトルの求人情報に基づく

また、撮影・音響・照明の仕事の場合はシフト制ではなく単発で依頼が入り、日給1~3万円程度であることが多いようです。

結婚式場の専属カメラマンとして長期で採用されることもあるかもしれませんが、基本的には短期・単発での募集が多い仕事になります。

こんな人におすすめ!結婚式場バイトに向いている人

幸せな空間で働ける結婚式場バイトですが、新郎新婦や参列者にとって大切な一日を成功させる責任を伴う仕事でもあります。

ここでは、結婚式のバイトにおすすめな人の特徴を紹介していきます。

接客が好き

結婚式には新郎新婦以外にも、両家の親族や友人などたくさんの人が参列します。カジュアルな飲食よりもていねいな接客や言葉遣いに気を付ける必要があるため、人と話すことが好きで、新郎新婦や参列者に対して細やかな配慮ができる人に向いています。

自分のサポートで披露宴がスムーズに進んだり、新郎新婦や参列者が喜んでくれたりすると、働きがいを感じられるでしょう。

人を楽しませるのが好き

結婚式は人生の一大イベントなので、新郎新婦は長い時間をかけて準備をしています。新郎新婦や参列者の方にとって特別な一日にするためには、結婚式場でのスタッフのサポートが欠かせません。

人を楽しませるのが好き、もしくは人が喜んでいるところを見るのが好きな人は、結婚式場バイトに向いているでしょう。

気配りができる人

結婚式や披露宴を円滑に進行するために、結婚式場のスタッフは常に周りに気を配り、臨機応変な対応が求められます。

周りをよく見て変化に気づける人や、状況を判断してどう対処すれば良いかを自分で考えて行動できる人は、気配り上手で結婚式場では重宝されるでしょう。

また、結婚式の仕事は同僚との連携がとても大切です。新郎新婦や参列者にだけでなく、他のスタッフにも気を配り、連携するチームワークを発揮できる人は結婚式場のバイトに向いています。

結婚式場バイトのメリット3選

ここでは、結婚式場バイトならではのよいポイントを3つ紹介していきます。

礼儀作法が身につく

結婚式では、きちんとしたマナーが求められます。そのため、結婚式場バイトで経験を積んでいけば、冠婚葬祭の丁寧な礼儀作法が身についていくでしょう。

正しい礼儀作法が身につけば、今後冠婚葬祭の用事があるときや、会食の場などでも役立つスキルになり、相手によい印象を与えることができます。

達成感がある

新郎新婦のサポートを行う場合は、何か月もかけて新郎新婦と結婚式の準備を進めていきます。新郎新婦のこだわりが詰まった結婚式・披露宴を作っていき、当日成功できた時の達成感は計り知れません。

披露宴当日のみ関わるバイトでも、新郎新婦のハレの日に自分も携われたという喜びと、幸せな瞬間に立ち会い、それをサポートした達成感を味わえるのは結婚式のバイトの最大のメリットといえるでしょう。

週末限定でバイトができる

結婚式は参列者の予定などを考慮して、土日や祝日などの休日にとり行われるケースが多いです。そのため、休日だけ働きたい人や、バイトを掛け持ちしたいと考えている人にもおすすめです。

結婚式場のバイトの時給は平日よりも休日の方が高く設定しているところが多いので、効率よく稼ぐためにも週末にシフトを入れると良いでしょう。

結婚式場のバイトのデメリット3選

幸せな瞬間に立ち会える結婚式場のバイトですが、いくつかのデメリットが存在します。ここでは、結婚式場のバイトのデメリットを3つ紹介していきます。

仕事中は常に動きっぱなし

結婚式場のバイトはどの業務を担当することになっても忙しいです。結婚式や披露宴が行われている最中は、分刻みのスケジュールに沿って時間通りに式が進行するように数々の業務をこなします。

新郎新婦のサポートをする人、食事やドリンクを提供する人、参列者を案内する人など、業務の担当は細かく分かれていることが多いですが、どの業務でも素早くかつていねいに仕事をこなすことを求められます。

服装は担当する業務によって異なりますが、スーツにピンヒールで動き回ることもあるため、体力を必要とするバイトでしょう。

拘束時間が長い

結婚式場のバイトは拘束時間が長めです。通常、結婚式と披露宴を合わせると大体3時間ほどですが、スタッフはその前後も準備や後片付けをする必要があるため、6~8時間は拘束されます。

他のバイトであれば1~3時間の短時間でシフトを入れて働くこともできますが、結婚式場のバイトは1回のシフトが長時間になることが多いです。

結婚式場のバイトは、短時間で働きたいと思っている人には向かないでしょう。

失敗できないというプレッシャーがかかる

結婚式は、新郎新婦やその親族にとって一生に一度の大イベントなため、失敗は許されません。常にプレッシャーを抱えながら仕事をしなくてはいけないため、メンタル的にきついと感じる人もいるでしょう。

失敗は事前の綿密な打ち合わせや細心の注意などでほとんどが回避可能ですが、それでも心配性の人は心が疲れてしまうかもしれません。

結婚式場バイトに関するQ&A

ここでは、結婚式場のバイトに関してよく寄せられる質問にお答えしていきます。今後結婚式場のバイトをやりたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

高校生でも働ける?

結婚式場のバイトは、式場によっては高校生もOKとしているところがあります。

結婚式場のバイト関連で一番求人数の多いホールスタッフは、高校生・大学生などバイト未経験者でも応募OKとしているところが多いですよ。

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結婚式場のバイトはおしゃれしながらできる?

結婚式場のバイトは、華やかなイベントをサポートする”裏方”なので、新郎新婦や参列者に信頼を得られるような控えめなメイク・服装・髪型であることが好ましいです。

そのため、髪色は黒かナチュラルなブラウンまで、ネイルは透明ならOKなど、身だしなみには比較的厳しい職種と言えます。

高校生や大学生で明るい髪型にしたい、かわいいネイルでおしゃれをしたいと考えている人には、結婚式場バイトは向いていないかもしれません。

面接で気を付けることは?

面接時は、控えめで落ち着いた印象を持たれるように、黒髪・透明ネイル・ナチュラルメイクで挑むのがおすすめです。男性の場合は黒髪・短髪で、ヒゲは剃ってから行くとよいでしょう。

また自己PRでは、以下のような点をアピールすると、採用担当者から大切なイベントを任せたいと思ってもらいやすいです。

  • 責任をもって物事に取り組めるところ
  • 笑顔で細やかなコミュニケーションがとれるところ
  • トラブルが起きても柔軟に対応できるところ
  • 綿密な計画をもとに誠実に、慎重に行動できるところ

まとめ

結婚式場のバイトは、幸せムードのなかで仕事をすることができます。失敗できないというプレッシャーはありますが、その代わりに式を無事終えられたときの達成感はとても大きいです。

バイトルでは、ブライダル関連の求人を多数掲載中です。各求人には職場に多い年齢層や男女比が一目でわかるメーターがついているので、応募する前に職場の雰囲気を掴めます。

高校生・未経験者歓迎としている結婚式場の求人も多数あるので、この機会にぜひ応募してみてはいかがでしょうか。

※各社の情報は、2024年3月時点のものです。また、店舗によって条件が異なる場合があります。ご希望の店舗の最新情報は、求人情報をご覧ください。

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