2024.10.17

【回答例あり】看護師面接での質問対策|13個の頻出質問と合格するための回答例

【回答例あり】看護師面接での質問対策|13個の頻出質問と合格するための回答例

面接は、あなたのキャリアを左右する重要な機会です。しかし、どんな質問をされるかわからず、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、看護師の面接でよく聞かれる質問とその対策を徹底解説します。自己PRや志望動機から、仕事の経験、勤務条件に関する質問まで、幅広くカバー。さらに、面接官の心を掴む回答のポイントもお教えします。

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「よく聞かれる質問って何だろう?」「どんな答え方をすれば印象が良いのかな…」面接では準備次第で印象が大きく変わります。想定される質問や効果的な回答に悩んでいませんか?あなたの経験を活かした具体的な回答例から、面接官の意図を踏まえたアピール方法まで、「ナースではたらこ」のキャリアアドバイザーが対策をサポート。模擬面接で実践的な練習もできます。まずは登録して、理想の職場探しを始めてみませんか?

面接で大切なのは「誠実さ」

看護師の皆さん、面接の準備は順調でしょうか?よくある質問の対策はもちろん、自身の経験や考えを幅広く振り返っておきましょう。面接では想定外の質問をされることがありますが、十分な準備があれば自信を持って臨めるはずです。

面接で質問に答える際に最も大切なのは「誠実さ」です。事実と異なる回答は信頼関係を損ねかねません。たとえマイナスに聞こえそうな内容でも、ポジティブな側面を見出し、前向きに表現する工夫をしましょう。

大切なのは、皆さんそれぞれの経験や考えを反映した、オリジナルの回答を準備することです。これからご紹介する想定質問と回答例は、あくまでも参考としてお考えください。

それでは、面接でよく聞かれる質問を4つの主要カテゴリーに分けてご紹介します。

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基本事項(自己PR・自己紹介など)に関する質問

基本の質問として、氏名や自己PR、志望動機、転職理由などが挙げられます。これらは、看護師の面接で必ずと言ってもいいほどされる質問です。

【質問例:基本事項に関する質問】

  • ● 「自己紹介をお願いします」
  • ● 「長所と短所を教えてください」
  • ● 「志望動機を教えてください」
  • ● 「転職理由を教えてください」

これらの回答例と回答のポイントを紹介していきます。

「自己紹介をお願いします」

<回答例>

「◯◯(フルネーム)と申します。看護師として15年間、さまざまな医療環境で経験を積んでまいりました。最初の5年間は△△総合病院の救急外来で勤務し、迅速な判断力と臨機応変な対応力を培いました。その後、◯◯大学病院の循環器内科で7年間働き、慢性疾患患者の長期的なケアについて深く学びました。直近の3年間は□□リハビリテーション病院で、患者さんの回復過程に寄り添う看護を実践してきました。この間、認定看護管理者の資格を取得し、チーム医療のコーディネートにも力を入れてきました。

キャリアを通じて『患者さん一人一人に寄り添いながら、高度な医療を提供する』ことの重要性を強く認識するようになりました。貴院の『◯◯◯』という理念に深く共感し、これまでの経験を活かしつつ、さらなる成長を目指したいと考え志望いたしました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」

看護師面接での自己紹介では「名前と現在の状況」を述べ、「看護師としての経験年数と主な勤務科」「取得している資格や専門スキル」を簡潔に紹介し、「志望動機」を簡単に説明した上で、「本日はどうぞよろしくお願いいたします」と締めるのが一般的な流れです。

自己紹介が長すぎると、その後の面接の流れに影響が出る可能性があります。1分程度で収めることを心がけましょう。

「長所と短所を教えてください」

<回答例>

「私の長所は、緊急時でも冷静に対応できることです。10年間、大学病院の救急外来で勤務してきた経験から、複雑な症例や予期せぬ事態でも、迅速かつ的確な判断を下す能力が身についています。

一方、短所としては、完璧主義な一面があることです。患者さんのケアに関して些細な点まで気になってしまい、時として効率を損なうことがありました。しかし、この特性を活かし、チェックリストを作成して業務の標準化を図ったり、新人看護師の指導に活用したりすることで、強みに変えてきました。

今後も、この長所を活かしつつ、短所を自覚しながら改善に努め、チーム全体の看護の質向上に貢献していきたいと考えています。」

長所を述べる際は、応募先の職場で求められるスキルや特性に関連付けて話すのが良いでしょう。また、短所については、単にネガティブな面を述べるのではなく、その特性をどのように活かしているか、または改善に向けてどのような取り組みをしているかを説明することが重要です。

回答の際は、長所と短所のバランスを考慮し、最終的にはポジティブな印象で締めくくるよう心がけましょう。

「志望動機を教えてください」

<回答例>

「新卒から6年間、二次救急病院の救急外来で勤務してまいりました。この経験を通じて、より高度で専門的な救急医療の現場で自身のスキルと知識をさらに向上させたいという強い思いが芽生えました。

貴院のホームページや病院見学を通じて、三次救急医療機関としての高度な体制に大変興味を持ちました。特に救急医療センターに導入されている最新のトリアージシステムや、多職種連携による包括的な救急医療体制に深く感銘を受けました。これまで培った救急看護の経験を活かしつつ、貴院でより高度な救急医療を学び、実践することで、自身の看護スキルを磨き上げたいと考えています。

同時に、重症度の高い患者さんやそのご家族への心理的サポートなど、より包括的な救急看護を提供できる看護師に成長したいと思っています。このような理由から、貴院で働くことを強く志望いたしました。」

看護師の面接で志望動機を説明する際は、キャリアビジョンと病院の特徴を結びつけた一貫性のある回答が効果的です。病院の理念や強みに対する理解を示しつつ、それらが自身の成長にどうつながるかを具体的に説明しましょう。

ただし、給与や福利厚生、通勤の利便性を主な理由とすることは避けてください。これらは仕事への意欲の低さと捉えられてしまう可能性があります。

「転職理由を教えてください」

<回答例>

「私はこれまで総合病院の外科病棟で5年間勤務し、手術前後の患者ケアや術後管理など基本的な看護スキルを身につけてまいりました。この経験を通じ、より専門的な知識と技術を習得したいという思いが強くなりました。

貴院のホームページや看護師の方々の体験談を拝見し、最新の医療技術を積極的に導入されていることや、継続教育プログラムが充実していることに大変魅力を感じました。なかでも、貴院の救急看護認定看護師育成プログラムに大変興味を持っております。

このような環境で、自身の看護の質を高め、同時により多くの患者さんに貢献できる機会を得たいと考え、転職を決意いたしました。」

看護師の面接で転職理由を尋ねられた際は、前向きで建設的な回答を心がけましょう。面接官は、あなたが長期的にその職場で活躍できる人材かどうかを見極めようとしています。そのため、現在の職場への不満ではなく、キャリアアップやスキル向上など、ポジティブな動機を強調することが重要です。

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仕事の経験・スキル・技能などに関する質問

転職の場合、これまでどんな経験をしてきたのか、どんなスキルを持っているのかなどを面接官が知るために、これまでの仕事の経験・スキル・技能に関する質問をされることがあります。

【質問例:仕事の経験・スキル・技能などに関する質問】

  • ● 「仕事をするうえで特に意識していることを教えてください」
  • ● 「患者さんとのやりとりで特に印象に残っているエピソードはありますか?」
  • ● 「インシデントの経験はありますか?」

これらの回答例と回答のポイントを紹介していきます。

「仕事をするうえで大切にしていることを教えてください」

<回答例>

「私が看護師として仕事をするうえで大切にしていることは、『患者さん中心の看護』と『継続的な学習』です。

まず『患者さん中心の看護』については、単に医療行為を行うだけでなく、患者さん一人ひとりの背景や思いを理解し、それに寄り添った看護を提供することを心がけています。例えば、先日担当した高齢の膝関節症の患者さんの場合、痛みのコントロールだけでなく、日常生活動作の自立支援にも焦点を当てました。リハビリテーション科と連携して早期離床を促進し、ご家族にも協力していただきながら退院に向けた具体的な生活指導を行いました。その結果、患者さんのADLが向上し、予定より早く退院することができました。

次に『継続的な学習』については、医療技術の進歩が速い現代において、常に最新の知識とスキルを習得することが質の高い看護の提供につながると考えています。院内の勉強会に積極的に参加するだけでなく、月に1回は看護関連の学術論文を読み、新しい知見を日々の看護実践に取り入れるよう心がけています。例えば、最近学んだ褥瘡予防の新しい体位変換法を病棟で提案し、導入後は褥瘡発生率の減少につながりました。

これらを大切にすることで、患者さんにとって最適な看護を提供し、同時に自身の看護師としての成長にもつながっていると実感しています。今後もこの二つの点を軸に、より質の高い看護の提供に努めてまいりたいと考えています。」

この質問はあなたの看護観や職業倫理を確認するためのものです。回答する際は単に抽象的な理念を述べるだけでなく、具体的な実践例や、それによってもたらされた成果を交えて説明することが重要です。

面接前に自身の経験を振り返り「患者さんのためになったこと」「自身の成長につながったこと」などを整理しておくと、説得力のある回答になるでしょう。

「患者さんとのやりとりで特に印象に残っているエピソードはありますか?」

<回答例>

「特に印象に残っているエピソードは、退院された受け持ち患者さんが、復職後に病棟に挨拶に来てくださったことです。

この患者さんは生活習慣病で入院され、退院後の生活管理が重要でした。私は患者さんの生活背景や仕事の状況を詳しくお聞きし、それに基づいた具体的な退院指導を心がけました。例えば、忙しい仕事の合間でも実践できる簡単な運動方法や、外食時の食事選択のコツなどです。

退院から数ヶ月後、その患者さんが元気な姿で病棟を訪ねてくださり『教えてもらったことを今も実践している。おかげで体調も良く、仕事にも支障なく復帰できた。』と伝えて下さいました。

この経験から、患者さん一人ひとりの生活に寄り添った退院指導の重要性を強く実感しました。同時に、看護師の関わりが患者さんの生活の質向上に直接つながることを改めて認識し、大きなやりがいを感じました。」

看護師転職の面接でときどき聞かれることがある質問です。面接官は、応募者がこれまでの経験で学んできたことや、看護への考え方などを見ています。エピソードの紹介だけにならずに、その上で何を学んだのか、何を得たのかを伝えるようにしましょう。

「インシデントの経験はありますか?」

<回答例>

「はい、経験があります。夜勤勤務中に、転倒リスクの高い患者さんの転倒事故を防げなかったことがあります。

具体的には、転倒リスクの危険性が高いと判断されていた患者さんのセンサーマットが作動したにもかかわらず、他の患者さんの緊急対応に追われておりすぐに駆けつけることができませんでした。結果として、患者さんが転倒してしまいました。幸い大きな怪我にはつながりませんでしたが、患者さんの安全を守れなかったことを深く反省しました。

このインシデントを教訓とし、患者さんの安全を第一に考えた看護実践を心がけています。この経験から、私は患者さんの安全を守るために、いくつかの重要な点を学び、日々の業務に取り入れるようになりました。

まず、複数のタスクが重なった際の優先順位付けの重要性を再認識しました。患者さんの安全を最優先に考え、状況を素早く判断し行動するよう心がけています。同時に、チームでの連携も強化しました。忙しい状況でも、同僚や上司との情報共有を欠かさず、必要に応じて支援を求めることで、より安全な看護体制を築くよう努めています。

また、特に転倒リスクの高い患者さんの状況を丁寧に確認するようにしました。その際、患者さんの周囲の環境もチェックし、危険因子を取り除くなど、きめ細かな対策を講じています。他にも、院内の安全対策委員会にも参加し、インシデント防止のための取り組みに積極的に関わっています。

このインシデントは、患者さんの安全を第一に考えた看護実践の重要性を再認識する貴重な教訓となりました。」

面接官はインシデントを非難するために質問しているわけではありません。インシデントを起こした際にどう対応し、その後の看護業務につなげたのかを見ています。

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勤務条件と働き方に関する質問

入職後のミスマッチを避けるために、労働条件や待遇についての質問があります。特に希望の配属や、シフト勤務に対応可能かなどは面接官が知りたいポイントとなります。

【質問例:勤務条件と働き方に関する質問】

  • ● 「配属を希望する部署と、その理由は何ですか?」
  • ● 「夜勤・残業はできますか?」

これらの回答例と回答のポイントを紹介していきます。

「配属を希望する部署と、その理由はなんですか?」

<回答例>

「貴院で採用された際は、高度救命救急センターへの配属を希望いたします。この希望には三つの理由があります。

まず、これまで6年間、二次救急医療機関の救急外来で勤務してきた経験を活かせると考えるためです。急性期患者への対応や迅速なトリアージのスキルは、高度救命救急センターでも十分に活用できると確信しています。

次に、より高度で専門的な救急看護を学びたいという強い思いがあります。貴院の高度救命救急センターは最新の医療機器を導入し、多様な重症患者に対応されていると伺っています。このような環境で、重症患者の全身管理や高度な救命処置などのスキルを磨きたいと考えています。

最後に、チーム医療の実践に携わりたいと考えているからです。高度救命救急センターでは、さまざまな診療科の医師や他職種と密接に連携する機会が多いと認識しています。このような環境で、より高度なチーム医療のスキルを身につけ、患者さんに最善の医療を提供したいと考えています。

これらの理由から、高度救命救急センターでの勤務を通じて、自身の看護師としての能力を大きく向上させ、それを患者さんのケアに還元していきたいと考えております。」

希望する配属先があれば率直に伝えて問題ありません。この面接内容が配属先の決定に影響する可能性もありますので、希望があれば伝えるようにしましょう。希望する理由や配属先で学びたいことなどを伝えると説得力が増し、印象が良いでしょう。

「夜勤・残業はできますか?」

<回答例>

「現在4歳の子供がいるため、夜勤に関しては現時点では難しい状況です。ただし、子供の成長に応じて将来的には夜勤にも対応できるよう環境を整えていこうと考えております。

保育園のお迎えが17時までのため、急な残業は難しいです。事前に残業が発生することが分かっている場合は、延長保育を利用することで19時頃までであれば対応できます。また、週2回程度であれば、家族のサポートを得て20時頃までの残業にも対応できます。

私自身、チームの一員として責任を果たすことを重視しています。そのため、可能な限り柔軟に対応し、同僚のサポートも行いたいと考えています。また、日中の業務効率を上げることで、できる限り定時内に業務を終えられるよう努力いたします。

今後、家庭の状況が変わり、より柔軟な勤務が可能になった際は、速やかに上司に相談しチームにより貢献できるよう努めてまいります。」

採用後に採用側と食い違いがあったということを避けるために、夜勤や残業の希望がある場合は面接の段階ではっきり伝えましょう。ただし、理由なく夜勤や残業ができないというのはあまり良い印象ではありません。理由も合わせて伝えましょう。

具体的に聞かれた際に困らないように、面接前に月何回までなら夜勤可能なのか、残業は何時までなら可能なのかなど条件をまとめておくと安心です。

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その他、準備しておきたい質問

面接では、これまで紹介した質問以外にもさまざまな質問をされる可能性があります。ここでは、想定外の質問にも落ち着いて対応できるよう、その他の質問例をご紹介します。

【質問例:準備しておきたい質問】

  • ● 「挫折経験はありますか?また、それをどのように乗り越えましたか?」
  • ● 「希望の部署に配属されなかった場合はどうしますか?」
  • ● 「他の医療機関の選考も受けていますか?」
  • ● 「何か質問はありますか?」

これらの回答例と回答のポイントを紹介していきます。

「挫折経験はありますか?また、それをどのように乗り越えましたか?」

<回答例>

「1年目の時に受け持っていた糖尿病の患者さんが、退院後すぐに血糖コントロール不良により再入院となってしまったことがありました。自分では退院指導に力をいれていたこともあり、再入院となったことがとてもショックでした。再入院では先輩が受け持つこととなり、勉強のために退院指導の様子を見学させていただいたのですが、私は一般的な生活指導を押し付けるのみで、患者さんの生活に寄り添った指導ができていないことを痛感しました。

この反省をきっかけに、患者さん一人ひとりの生活背景や習慣を深く理解し、それに寄り添った個別的な指導の重要性を認識しました。以来、患者さんとの対話を重視し、その方の生活実態に合わせた実践的な看護を心がけています。この経験は、私の看護の基本姿勢となり、現在も患者さんのケアを実践する上で大切な指針となっています。」

挫折経験を聞く質問は、あなたが困難にどう対応し、そこから何を学んだかを知るためのものです。回答する際は、具体的な出来事を簡潔に説明し、その時の気持ちと対応を伝えましょう。

最も重要なのは、その経験からの学びと現在への活かし方です。否定的な結末ではなく、成長につながった点を強調するようにしましょう。完璧な答えはありません。自分の経験と学びを素直に話せば十分です。

「希望の部署に配属されなかった場合はどうしますか?」

<回答例>

「希望以外の部署に配属された場合でも、新しいことを学ぶチャンスだと前向きに捉えます。その部署で必要なスキルや知識を積極的に吸収し、チーム医療に貢献できるよう努めます。」

病院の人員配置の都合により、希望と異なる部署に配属される可能性があります。面接官は、希望外の配属に対するあなたの柔軟性と適応力を確認しています。「希望部署以外は考えていない」など、否定的な回答は避けましょう。このような回答は、早期退職のリスクを示唆し、マイナスの印象を与える可能性があります。代わりに、どの部署でも学びの機会として前向きに捉える姿勢を示すことが重要です。

「他の医療機関の選考も受けていますか?」

<回答例>

「はい、他の医療機関の選考も受けています。ですが、貴院が第一志望です。そのため、他の医療機関への最終的な返答は、貴院の選考結果を待ってから判断したいと考えています。」

この質問に対しては正直に答えましょう。複数の医療機関の選考を受けていることは、一般的であり問題ありません。ただし、回答の際には以下の点に注意しましょう。

  • ● 嘘はつかない。虚偽の回答はかえって信頼を損なう可能性がある
  • ● 選考を受けている具体的な医療機関名を伝えることは避ける
  • ● 現在面接を受けている医療機関が第一志望である場合は、熱意を示す

「何か質問はありますか?」

面接の終盤に面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。これは逆質問と呼ばれており、あなたの積極性や病院への関心度を測っています。「とくにありません」と答えてしまうと、就業意欲や病院への関心が低いと受け取られてしまう可能性があるので注意です。

<質問例>

● 「パンフレットで、電子カルテシステムが導入されていると知りました。このシステムが看護業務にもたらした具体的な改善点や、今後の課題についてお聞かせいただけますか?」
● 「貴院が導入されている『チーム医療制』について興味があります。各職種間でのコミュニケーションや情報共有は、具体的にどのように行われているのでしょうか?」
● 「看護師の継続教育プログラムについて、e-ラーニングシステムを活用されているとのことですが、具体的にどのようなコンテンツが提供され、どのように活用されているのでしょうか?」

逆質問で焦らないためにも、事前にいくつか準備しておきましょう。個人的な待遇(給与や休暇など)のみに焦点を当てた質問や、簡単な検索で分かるような基本情報を尋ねることは事前準備不足と受け取られる可能性があります。病院のウェブサイトやパンフレットなどで十分に下調べをし、それらの公開情報を踏まえたより深い質問を用意する等がおすすめです。

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まとめ

この記事では、面接時に面接官が見ているポイント、面接の質問例とその回答を紹介しました。いかがだったでしょうか。

看護師の転職では、面接は避けては通れません。また、面接が合否の結果に大きく影響します。事前にどのような質問がされるのかを想定して準備して挑みましょう。

看護師の面接での質問対策は、プロのサポートを受けることでさらに効果的になります。「ナースではたらこ」は、ディップ株式会社が運営する看護師専門の転職エージェントサービスで、経験豊富なキャリアアドバイザーが面接での質問への回答や逆質問の仕方まで、きめ細かくアドバイスしてくれます。面接に不安を感じている方は、ぜひサービスを活用し、自信を持って面接に臨んでみてはいかがでしょうか。

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